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2009年12月28日 (月)

2日間で学んだこと/引き出しの中身も増やす

12月26日、27日は勉強してきました。

新教育のてつじん倶楽部による「鉄人倶楽部 関西 冬の講座」に参加してきました。

3人の講師の先生の話を聴いてきました。

杉渕鉄良先生。

中井隆司先生。

俵原正仁先生。

26日の晩には飲み会で仲間と話ができました。

そして行き帰りの電車では読書。

2冊読むことができました。

「つなげる力」(藤原和博著/文藝春秋)

「野中信行のブログ教師塾」(野中信行著/学事出版)

充実した時間でした。

    

ブログで、この2日間で勉強したことをアウトプットして、

自分の血や肉になってほしいと思っています。

   

〇杉渕先生の講座より

特に勉強になったことを箇条書きで書いていきます。

   

・発問・・ボワ~としていたものが、問われることでわかってくる。大人も子どもも。

※問われて書くように言われて、文章化が難しいことに気づく。でも書き並べることで、自分の思っていたことがはっきりしてくる。

  

・授業力。さまざまなものがある。授業の序盤、中盤、終盤それぞれで必要な授業力がある。

  

・「~気持ちは?」と問うのは教師の横着な発問。子どもは動かない。

  

・斎藤喜博先生の発問は、二択の形をとるものが多い。

   

・教師は実績がものを言う職業。(批判するなら、それ以上のことをやれ)

   

・資料「くじらぐも」   

 四じかんめのことです。

 一ねん二くみのこどもたちが  たいそうをしていると、

 空に  大きなくじらがあらわれました。

 まっしろいくものくじらです。

 「一、二、三、四。」(略)

 発問(「四じかんめのことです」を読んで)「このことから何がわかりますか?」

 発問(「一ねん二くみの子どもたちが」を読んで)「何がわかりますか?」

 発問(「『一、二、三、四。』を読んで)「誰が言っているのでしょう?」

これらの発問で、いろいろな答が出る。他の人の意見を聴くことは面白いことだと気づく。

   

・年間かけて上がった力は下がらない。ふっと上がった力は簡単に下がる。

   

・発問してすぐに聞くか、3分書かせて聞くかどちらにするか。これを判断するのも授業力。

※杉渕先生も3分がいいと思っているように思えた。書かせて言わせるなら3分ぐらいがやはり適切なようだ。自分の体験からも。

    

・「くじらくも」のように、数行の文でもいろいろ発問していける。発問することで見えなものが見えてくる。

そんなことはどうでもいいじゃんと言う意見もある。しかし映画撮影をするとなるとどうでもよくない。※この考え方はずっと昔の講座でも言われていた。算数の文章題を解くときにも有効だった。

   

・子どもの発言に対して返す力は大事。アドリブ力。

   

・漫才界で生き残っているさんま、たけし、紳助、今田耕司とかは返す力がある。

   

・返す力をつけるためには、自分の引き出しを増やす。引き出しの中身を増やす。

※「引き出しを増やす」という言い方はよく聞くが、「引き出しの中身を増やす」という言い方は初めて。なるほど。

※このブログを書くことは、引き出しを増やしていることだと思っています。来年も増やすぞう。

    

今回はここまで。次の投稿につづく。

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コメント

2日間ありがとうございました。
講座がスタートするまで不安でいっぱいでした。
でもリピーターさんの顔を拝見するうちに、元氣がいっぱいでました。
ありがとうございました。

せきちゃん、お疲れ様でした。あっという間の2日間でした。でも中身は濃かったです。いつものように。
講座の最後にせきちゃんが出てくるのがこれからの恒例ですか?そうしましょうよ。
またリピーターとしておうかがいします。よろしくお願いします。

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