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2009年12月28日

2009年12月28日 (月)

2日間で学んだことその5/Bの子理論

(前投稿からのつづき)

〇俵原先生の講座から

・「今日は何の日」実践。「12月27日 〇〇〇〇〇〇の日」と板書。ヒントを言いながら答えに迫っていく。

   

・放課の子どもたちの帰りが遅い時に始める。正解を言わずに、出た答えを一覧しておく。

 「1.シーラカンス   2.ピーターパン    3.・・・・・・   4.その他」といった具合に。

 全員がそろったところで正解と思われるものに挙手。正解となる。「その他」を入れることで可能。

※自分も「今日は何の日」を〇〇にあてはめていく実践はやっている。ヒントを言いながら答えに迫っていく時の子どもとのやり取りが楽しい。

答えの一覧を出して挙手させるやり方は勉強になりました。

    

桃太郎〇

 犬〇

 鬼〇

 やっつけさせる。

 〇のところに言葉を入れる。

 正解は「桃太郎 犬 鬼 やっつけさせる」

 でも「が」「に」「を」を入れかえても文は成り立ちます。

 「桃太郎 犬 鬼 やっつけさせる」

 「桃太郎 犬 鬼 やっつけさせる」

 ※俵原先生のすごいのは、この2つの情景を絵にしたものを見せてくれたこと。

 とても楽しい絵でした。あの絵の写真が欲しくなりました。

   

教師〇勉強させる

 友だち〇勉強する

 自分〇勉強する

 〇のところに言葉を入れる。

 「教師が勉強させる  友だちと勉強する  自分で勉強する」

 これは堰八先生から聞かれたとのこと。1年を通してこう変化することを目指す。※なるほど。

   

☐☐信☐

 ☐に言葉を入れる。

 2つ目の☐にヒントで一を入れる。

 次に2つ目の☐に縦に線を入れる。

 2つ目の☐には「十」が入るんだなと思いきや、正解は織田信長!

 ※会場は驚きと大爆笑。「爆笑」は「おおぜいの人がどっと笑うこと」一人では爆笑にはなりません。この時は正真正銘の爆笑、大爆笑でした。

   

・「名前だけは丁寧に書け」「人生で一番たくさん書く字なのだから丁寧に」

   

・同じクラスの子の名前の漢字テスト。子どもたちは案外書けないもの。せっかく一緒になったのだから書けるようにしたい。

   

・6年生に1年生になりきって絵日記を書かせる実践。※ちょっと難しいことが混じった絵日記が楽しい。こういうことが思いつくのがうらやましい。

    

・「Bの子理論」

 Aの子(優れた子、すぐに寄ってくる子)、Cの子(学習についていっていない子、離れていく子、妨害する子)はほっておいても目に入る。

 全員を見ようと思ったら、Bの子を見よう。

 Bの子が人数が一番多い。

 Bの子は普段あまりほめられず叱られず。したがって少しほめれば上(A)に上がれる子。

 逆にCにもなりやすい子。

 4月にBの子にたくさん声をかける。机間巡視や放課。※杉渕先生も俵原先生も放課の声かけを重視している。

 Cの子もBにもなるが、不安定。担任が変わればまたCになってしまうこともある。3学期は落ちないように固定化をはかる。※そこまで考えているんだ。すごいと思う。

 不安定なBの子は、引き継ぎの時に必ず伝える。

 Cの子もいつもCではなく、CのこともやればAのこともやる。Aのことをやると教師は大げさにほめる。うまくいくこともあるが、本人がわざとらしさを感じることもある。→叱る時でもほめる時でもないBの時にCの子につながるといい。※なるほど。言われてみて、自分の体験を思い出してみて、なるほどと思う。

 Aの子も、Bの時につながるといい。※そうか、Aのこの時もか。

 面白いことをいうお調子者の子を浮かせないために、周りのBの子たちをほめる。

 ※「Bの子理論」はこれからも目にすることになりそう。

   

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以上3人の講座のまとめをうちました。行ってよかったと思います。 

2日間で学んだことその4/12番街のキャロル/音読は高めの声で

26日の講座の中で、参加者同士交流の時間がとられました。

15分間ほどで最低5人の方と話をしてくださいと、

MCの先生に言われました。

(この頃よく使われる言葉。何の略だろうと思って調べました。master of ceremoniesでした。)

ところが最初に話した方が同年生まれの人で、

ずっと15分間話し込んでしまいました。

野口晃男という先生のお話を聴くといいですよと薦められました。

知らない人です。検索してみて下さいと言われ、今日いろいろ調べてみました。

盛岡市教育研究所・教育相談員という肩書きの方でした。

教えてもあったのも大事な縁。近いうちにお話を聴きたいし、

まずは書いたものを読んでみたいです。

もう一つ、シンガーソングライター「佐藤隆」さんのことでも話題になりました。

同年代ならではの話題。15分間はあっという間でした。

ここでは「十二番街のキャロル」といきましょう。

    
    
(前投稿のつづき)
〇中井先生の講座から
    
・※11月の中井先生の勤務校の研究発表に今年は行けませんでした。学芸会前日だったのであきらめました。
   
 しかし、この日話が聴け、クラスの様子も映像で見れたのが良かったです。
   
   
・音読。向かい合って読んだり、右や左を向いて読んだり、立ったり座ったりして読んだり。
   
 アクティブな変化をさせて音読させている。※最近あまりやっていなかった。3学期はやるぞ。
    
    
・生活規律の確立を勤務校では目指している。鉛筆の持ち方も注意している。※うちの学級にも多し。根気よくやろう。
    
    
・給食指導。毎日のことなので、(システムを)考えてやっている。※給食の配膳時間を意識したのは、以前中井先生の話を聴いたのがきっかけ。全員で準備することに賛成。
    
   
・給食でご飯は、入れ物の半分だけを盛りつけるように指導している。残り半分は、おかわり用。そのかわり、「いただきます」をした後に残しに来るのは禁止している。
   
※目のつけどころが違うなあと思う。確かに「いただきます」の後に残しに来る子が多い。冬休みに考えることだ。
    
   
・掃除の時間の始まりは、一度教室に集合する。※給食→放課→掃除の流れだと、掃除の取りかかりが課題。これも冬休みに考えたい。
   
   
・百人一首。配って、やって、片付けるまでの時間を測定している。※給食の配膳時間だけでなく、いろいろな活動のタイムを計測している。
    
※カウントダウンとカウントアップの両方の時計が黒板にあった。わが教室と同じ。やはり2つ必要ですよね。
    
   
・机の横には何もかけない。机を移動する機会が多いため。その代り、教室には収納の工夫をしている。※これも冬休みに考えたいことに。
    
   
・教科書の音読が速い・・・音読はトレーニングと考えているから。※なるほど。
    
    
・音読は高めの声で読む。※以前教えてもらって、すっかり忘れていました。思い出しました。何度も聴いて身につけていきたい。
    
    
・列ごとに音読を競わせる。よく使う言葉が「後(あと)ほど上手」
    
   
・オウム返しで子どもたちの意識を引きつけておいて、音読練習に入る。「右手」「左手」「肩」「お腹」「右の膝」「左の膝」「右手の小指」「左手の親指」・・・・※オリジナルを作りたい。
    
※「ワン ツー さん ハイ」は中井先生独特の言い方。でも今回は「ワン ツー ハイ」と言っていてビックリ。しかし、後半に出ました。「ワン ツー さい ハイ」
    
    
・掃除でゴミ拾いをさせるときには次のような言葉がけ。「ゴミは人のいないところにあります」「それはあなたのゴミです」「ゴミはピアノのところにあります」(位置を指示)
   
   
・過去にやったことを時々復習させ、思い出させる。短時間で。
   
     
    
※漠然と問題だとは思っているのだけど、
    
何も手をうたずにすましていることがあります。
          
たとえば机の横にぶら下がったいろいろなもの。
   
問題だと思ったら、じっくりアイデアを考えて実行してみよう、
    
中井先生の講座に限らず、3人の講師の先生の話を聴いて、
      
現状を変えるために動くことの大事さを感じました。
      
        
       
以上です。次の投稿で俵原先生の講座のこと。
   
     
    
    

2日間で学んだことその3/周りを幸せにする/心に残る声

(前投稿のつづき)

〇杉渕先生の講座より

・資料「むねのたいこ」

 さんかん日に

 お母さんが来た。

 すっごく どきどきした。

 むねが たいこのように

 ドンドン なった。

 ぼくは むねの 音を 聞いて、

 もっと きんちょうした。

    

 「さんかん日に お母さんが 来た。」

 をいろいろな気持ちで読む。

 たとえば「待ってました」「え、本当に来ちゃったの」「あ~あ、来ちゃった、いやだなあ」

 ※杉渕先生のペースに乗せられてみんなが読んだのは、同じ文でも全く違いました。

   

・資料「ふゆのあさ」

 おきる じかんですよ

 かあさんの こえが

 ゆめの すきまに

 しのびこむ

  

 さあ おきるのよ

 かあさんの こえが

 ふとんの なかまで  

 はいってくる

  

 すぐに おきなさい!

 かあさんの こえが

 つめたい かぜと いっしょに 

 とびこんでくる

    

 太字を音読。

 ふっとわーくさんが指名されて読む。さすがうまい。

 杉渕先生は「人格を変えて読んでいる」と評価。ふっとわーくさんはそれができる。

 もう一人、奈良?の女の先生が指名される。この先生の声は聞き覚えあり。

 5月の講座でもびっくりした人だ。

 http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/05/post-57b7.html

 音読のプロのような声。

 持って生まれた声なのか、磨いた声なのか。素晴らしい。心地いい。

 この声をいつも聴ける子どもたちは幸せです。

 声のいい人は時々いる。高校の時の日本史の先生の声も忘れられない。

 その声で日本史の出来事をたくさん語ってもらいました。

   

・全員発言を目指すなら、全員が発言しないことを前提にしてそこから考えていく。

 →少しくらいボソボソ言っても、小さな声の発言でもOKと思える。

 →教師の精神状態として「子どもたちを~してやろう」ではなくて、

  「~してくれたらいい」ぐらいのほうがいい。

 前者だと子どもたちは離れて行き、後者だとよってくる。

   

・自分のやりたいことをやるためには、周りを幸せにする。※これまた名言。

   

・人間力。先天的な自分の良さを生かしつつ、弱い部分を修正していく。※賛成。

    

・相手のせいにしているうちは、うまくいかない。※そうそう。

    

・人のことを攻める前に、その人のためにやれることはないか。※そう思えたら、怖いことないよなあ。

    

・子どもとしゃべろう。このゆとりが大事。しゃべっていく中で、一人ひとりの子どものカルテを作っていく。

    

・何かの練習。練習時間はあまりとらずにすぐに発表。そして練習。発表。その繰り返し。

 発表のプレッシャーと他の人たちの発表を参考にして、だんだんうまくなっていく。

 ※この考え方は、最初に杉渕先生の講座に出てから変わらぬ考え方。

    

以上が杉渕先生の講座で学んだこと。

もちろん全てではありません。

次の投稿では中井先生の講座で学んだこと。

     

    

 

2日間で学んだことその2/一回だけで終わらない/テイクオンミー

26日の晩、飲み会の後によったラーメン屋で懐かしい曲が流れていました。

曲名がすぐに浮かばず、デジカメの録画機能で曲を録音。

ホテルで聴き直して思い出しました。

a-haの「テイク オン ミー」でした。

また古い話で恐縮ですが、新任の年の曲です。

次のサイトで久々PVとともに曲を楽しみました。確か我が家にLPがあるぞ。

http://hitspv.com/article/28430065.html

このPVに登場してる人たちも一緒に年をとってきているんだろうなあ。

    

(前投稿のつづき)

〇杉渕先生の講座より

・能力の低い子がボソッと言ったことを、教師が通訳する力も授業力。代弁する力。

 さらには子どもが潜在意識の中に持っているものを代弁する力。

 ※そこまで考えていなかったけど、でも言われてみればそうだなと子どもが思えるほど

 代弁できたらすごい。子どもにとっては、自分はけっこうすごいと思えるのでは。

  

・子どもにたくさん目をかける。とにかく回数。皆さんは回数が足りないのではないか。

 (あのF先生でさえ、一日5回子どもと握手をする)

   

・教材開発力。教材とは・・・子どもを伸ばすためのもの。

   

・お馴染みの田んぼの田に対角線が入った図の中に潜む漢字さがし。

 これを一回だけやったのでは不十分。

 →5分間で何文字できるかを毎日やる。その中で、他の子の意見を聞いたり、

 親に聞いたり、辞書で調べたりするようになる。

 →たくさん集中して書けるようになる。

 ※実力がつくということ。毎日繰り返すことでいろいろなことあり、多角的に力がつく。賛成。

    

・何か課題ができると、教師は次のレベルのものを与えてやらせようとする。高さばかりを要求する。

 →あるレベルを何回もやって、上の課題を与えるようにする。

 (庄司昌子先生のジグソーパズルの話を例にして話をしてくれた。まずは同じくらいのピース数のパズルを何度かやってから、大きい数に挑戦させる)

   

・空書きは大げさにやる。※最近はちょっと遠慮していた。たまには大げさにやってみよう。特に間違いやすい書き順の漢字。

    

・キーワード実践。・・・何か全ての教科に通用するキーワードを決めて、実践する。たとえば「集中力」「丁寧」「学び合い」※これなら指導がぶれない。

   

   

次の投稿につづく

2日間で学んだこと/引き出しの中身も増やす

12月26日、27日は勉強してきました。

新教育のてつじん倶楽部による「鉄人倶楽部 関西 冬の講座」に参加してきました。

3人の講師の先生の話を聴いてきました。

杉渕鉄良先生。

中井隆司先生。

俵原正仁先生。

26日の晩には飲み会で仲間と話ができました。

そして行き帰りの電車では読書。

2冊読むことができました。

「つなげる力」(藤原和博著/文藝春秋)

「野中信行のブログ教師塾」(野中信行著/学事出版)

充実した時間でした。

    

ブログで、この2日間で勉強したことをアウトプットして、

自分の血や肉になってほしいと思っています。

   

〇杉渕先生の講座より

特に勉強になったことを箇条書きで書いていきます。

   

・発問・・ボワ~としていたものが、問われることでわかってくる。大人も子どもも。

※問われて書くように言われて、文章化が難しいことに気づく。でも書き並べることで、自分の思っていたことがはっきりしてくる。

  

・授業力。さまざまなものがある。授業の序盤、中盤、終盤それぞれで必要な授業力がある。

  

・「~気持ちは?」と問うのは教師の横着な発問。子どもは動かない。

  

・斎藤喜博先生の発問は、二択の形をとるものが多い。

   

・教師は実績がものを言う職業。(批判するなら、それ以上のことをやれ)

   

・資料「くじらぐも」   

 四じかんめのことです。

 一ねん二くみのこどもたちが  たいそうをしていると、

 空に  大きなくじらがあらわれました。

 まっしろいくものくじらです。

 「一、二、三、四。」(略)

 発問(「四じかんめのことです」を読んで)「このことから何がわかりますか?」

 発問(「一ねん二くみの子どもたちが」を読んで)「何がわかりますか?」

 発問(「『一、二、三、四。』を読んで)「誰が言っているのでしょう?」

これらの発問で、いろいろな答が出る。他の人の意見を聴くことは面白いことだと気づく。

   

・年間かけて上がった力は下がらない。ふっと上がった力は簡単に下がる。

   

・発問してすぐに聞くか、3分書かせて聞くかどちらにするか。これを判断するのも授業力。

※杉渕先生も3分がいいと思っているように思えた。書かせて言わせるなら3分ぐらいがやはり適切なようだ。自分の体験からも。

    

・「くじらくも」のように、数行の文でもいろいろ発問していける。発問することで見えなものが見えてくる。

そんなことはどうでもいいじゃんと言う意見もある。しかし映画撮影をするとなるとどうでもよくない。※この考え方はずっと昔の講座でも言われていた。算数の文章題を解くときにも有効だった。

   

・子どもの発言に対して返す力は大事。アドリブ力。

   

・漫才界で生き残っているさんま、たけし、紳助、今田耕司とかは返す力がある。

   

・返す力をつけるためには、自分の引き出しを増やす。引き出しの中身を増やす。

※「引き出しを増やす」という言い方はよく聞くが、「引き出しの中身を増やす」という言い方は初めて。なるほど。

※このブログを書くことは、引き出しを増やしていることだと思っています。来年も増やすぞう。

    

今回はここまで。次の投稿につづく。

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