「ミラ」を求めてサイクリング
昨晩(11月14にち)は、最近ではよく星が見える晩でした。
今の私の注目は、くじら座の変光星「ミラ」
家の近所では、街灯や家の明かりで見にくいので、
自転車に乗って出かけました。
時刻は午後10時。
寒さも関係なく、街灯の少ない所を目指してあちこち走りました。
ここぞという場所では自転車から下りて観察。
南を向いて立ち、上空の秋の四辺形を探します。
秋の四辺形を見つけたら、左(東)側の辺を南の空に伸ばして下ろしていきます。
そうすると1つの星にぶつかります。
くじら座のデネブカイトスです。
この星はいつも見つかります。
ここから左に目を移していくと、ミラがあるはずです。
目を凝らします。
くじら座のすぐ上にあるうお座のとがったところの星が見えてきて、
その下にどうにか星が見えてきました。それがミラです。
※うお座http://yumis.net/space/star/psc.htm
とがったところの星は、2匹の魚を結ぶリボンの結び目にある星です。
目を凝らさないと見えませんが、ミラです。う~ん、ミラであってほしい。
意識して見たのは初めてでしょう。
昔の人は、この星が、ある時は明るく、ある時は暗くて見えなくなるのに気づくほど、
星を観察していたのだなと思いました。
今は、ミラが最も明るい時なのに、見るのに苦労をしています。
昨晩の星空は、空気がすんで、月もなくいい条件でした。
おうし座のアルデバランがまた見えて、
その上にモワッと輝くスバル(プレアデス星団)がきれいに見られました。
※プレアデス星団http://yumis.net/space/star/m45_g.htm
あの輝く星は?と思って「星空ナビ」で調べました。
ぎょしゃ座のカペラでした。
※ぎょしゃ座http://yumis.net/space/star/aur.htm
これまた明るい星です。
ちょっとずつ星空の星(星座)の配置が頭に入ってきました。
これから星を見るにはいい季節なんだと思いながら、
再び自転車に乗って家に帰りました。
もっと星の見える場所に行ってみたい。
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