そうか、ブログで「背伸び」をしてたんだ
前回の投稿に引き続き、
茂木健一郎さんの「脳を活かす仕事術」(PHP研究所)より。
またブログに関する記述を引用してみます。
実は、ブログを書くという行為は、
自分の行動を変えるのに最も適したツールの一つです。
たとえば、読んだ本の感想を日記として公開するとします。
つい「”なんだコイツ、こんな低俗な本を読んでいるのか”と思われるかもしれない」と不安になるでしょう。
そうすると次は「じゃあ、レヴィ=ストロースでも読んでみるか」となる。
これも、立派な行動の変化です。
僕は、人が成長する時のきっかけは「背伸び」だと考えています。
そして、背伸びをする時に欠かせないのが、他人の目です。
そういう意味では、ブログは究極の「背伸びマシン」といえるでしょう。(65p)
もちろん、ブログでも身辺雑記を書くのは楽しいことです。
しかし、自分の行動を変えるためにも、少し背伸びをした、
または、そうせざるをえない文章を入れていくのも一つの手だと思います。(67p)
本を読んで良かったと思う一つは、
何となく漠然と感じていたことを、
文章表現して目の前に示してもらった時です。
ブログを2年間と3か月あまりうってきて、自分に変化が出てきたことを感じていました。
血や肉になってきたものが増えたと感じていました。
物事への関心がより高まってきて、こだわりも深くなってきたと感じていました。
行動力が出てきたと感じていました。
漠然と。
この本を読んで、そうか「出力」をせっせとやってきたんだ。
そうか「背伸び」をうんうんとやってたんだ。
漠然が鮮明に。ありがたい。
私にはブログは合う。そう信じる。
※レヴィ=ストロースはだれ?
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