フリッツ・ハーバー/根粒菌
前投稿のつづき。
根粒菌がやっているのは、
空気中の窒素を使って、アンモニアを作り出すこと。
とても小さな菌がやり遂げています。
しかし、これを人間がやるとなると、大変なことだそうです。
それを20年ほど前に読んだ、
「栄光なき天才たち」(伊藤智義作・森田信吾画/集英社)
で勉強しました。
偉人をマンガで紹介するシリーズ。
その中の「フリッツ・ハーバー」の話。
彼は空気中の窒素からアンモニアを製造することに挑戦していました。
その場面。
以上です。
このマンガを見た時と、根粒菌を知った頃が同じだったので、
俄然、興味をもちました。
人間がやると大がかりなのに、根粒菌は小さいながらやり遂げてしまいます。
すごい生き物です。
生き物にとって、アンモニアに含まれる窒素は大事な物質です。
しかし、酸素のように直接体内に取り込んで使うことができません。
植物を通して取り入れます。
その植物も、根粒菌から取り入れます。
根粒菌はすごいのです。
窒素の入った化学肥料がつくられてはいますが、
根粒菌は忘れてはいけない生き物だと思います。
フリッツ・ハーバーでしたか。それなら、読んでいます。たしか、空気から作るのですよね。でも、その技術が戦争に使われたという話だったと記憶しています。わたしは、あの本でたくさんの偉人のことを知り、感動しました。ロプノールを発見したヘディンの話、山際勝三郎教授の話、北里柴三郎の話などなど。あれは、図書室においてもいい漫画本だと思いますね。
投稿: 奈良軍団営業担当 | 2009年7月 5日 (日) 01:52
投稿ありがとうございます。フリッツ・ハーバーでした。
「栄光なき天才たち」を図書館に置く計画はいいですね。実際に動いてみよう。
いいアイディアをありがとうございます。
投稿: いっぱい道草 | 2009年7月 5日 (日) 05:14