教育にとって無関係なことは、世の中にほとんどありえない。
夏休みはじめに読んだ「教育力」(齊藤孝著/岩波新書)を再読しました。
7月23日の投稿でこの本のことを書きました。
再読してあらためていい本だと思いました。励みになる本です。
学級経営案に「参考にしている文」というページがあり、そこに次々この本からの文をうち込んで行ったら、22文にもなってしまいました。
ここにもまた引用。
「教育にとって無関係なことは、世の中にほとんどありえない。あらゆることがヒントになる。(中略)そういうものを全部吸収して次の日に生かせる仕事というのは、幸せな仕事なのだ。常に自分の力を注ぎ込める舞台が用意されているわけだから。」(126p)
ここに書かれていることは、今まで教師をやってきて感じてきたことです。賛成です。もう大賛成です。
社会科教師は特にそうではでないでしょうか。社会科の範囲は際限がありません。他の教科全てを含むと中学校に勤めている時は思っていました。そして小学校教師も際限がありません。
目にするもの耳にするものやったこと全てが教えることにつながっていくのです。それって、とても楽しいことです。毎日楽しいんでいると言いたいくらいです。
このブログに書きとめてきた雑多なことも、私にとっては大事な大事な教育のネタだと思っています。
「教育力」・・再読し、経営案に引用し、ブログでもこうやって書いて、この本の内容が自分の血肉になってほしいと願います。
ムッシュさん、ふっとわーくさんがブログで話題にしていた本「『1日30分』を続けなさい!」(古市幸雄著/マガジンハウス)を、昨日偶然本屋で見かけました。
立ち読みしていたら、こうありました。
「本を購入する際のコツは、一度に大量に購入せず、できるだけ1冊ずつ購入し、購入した日に読み始めることです」「読みたいと思った時に読むのが、一番効率よくその本の情報を吸収できるからです。」(35~36p)
さっそく購入。読み始めています。
お~~、それは、すごい。買われたのですね。
ところで、一冊ずつ買えばいいのですが、最近は本屋へ行く暇もなく、アマゾンで購入。1500円以上なら送料無料なので、つい何冊も買ってしまいます。
投稿: ムッシュ | 2007年10月 2日 (火) 19:13
お求めになられましたか。
私もムッシュさんと同様、最近はamazonをよく利用します。
本屋さんへも行きますが、一冊ずつ購入ということはなかなか・・・つい、二冊、三冊というように買ってしまいます。
なので、この部分に関しては耳が痛いです。
投稿: ふっとわーく | 2007年10月 2日 (火) 20:28
ムッシュさん、ふっとわーくさん、コメントをありがとうございます。私も「1冊購入即読」はやっていません。押し入れの中は”つん読”の山です。amazonは便利です。やはり1500円突破をめざしています。
投稿: いっぱい道草 | 2007年10月 3日 (水) 03:54