孫とは?「( )の( )」
国語で「おおきなかぶ」の学習中に「孫って何だ?」と尋ねました。
一人の男の子が答えたことが印象に残っています。
「おばあさんから生まれたお母さんから生まれた子どものこと」とその子は言いました。
これはもちろん正確ではありません。
「おばあさんから見て」と立場を明確にしないといけないし、おじいさんは?おとうさんは?となって、まだ不十分です。
しかし、この子は「子どもはお母さんから生まれる」という考えがちゃんとあり、そして世代が繋がってきていることを理解しています。
きっとこの子はおばあさん、お母さん、そして自分を思い浮かべながら答えたことでしょう。
いい答えだなと思いました。
国語辞典には、さらりと書いてありました。
「( )の( )」
( )の中には同じ言葉が入ります。何だと思いますかと子どもに尋ねました。
正解は出ました。
「子どもの子ども」です。
他には「むすこ(むすめ)の子ども」という答えを出した子もいました。
「がばい」(島田洋七原作/石川サブロウ作/集英社)を見ると、
主人公はおばあさんからたくさんのことを学んでいます。
1の2の子たちは、おじいさんおばあさんからどんな事を学んでいるのだろう。
このあたりを道徳で扱ってみたいと思っています。
道徳教育改革集団の佐藤幸司先生の講座でヒントをもらったことです。
※私の場合は、物心ついた時には、おじいさんおばあさんはいなかったので、何も思い出がありません。残念。
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