特定外来生物オオキンケイギクが、他の植物を駆逐する理由?
今日は令和8年5月20日。
今話題のオオキンケイギク。
あちこちで花盛りです。
上の写真は昨日、5月20日に撮影したものです。
どんな話題かと言うと、オオキンケイギク
指定されて、駆除が呼び掛けられているのです。
環境省HP オオキンケイギクのポスター(制作 九州地方環境事務所)
このサイトに載っていたポスターの一部を載せます。
書かれている文章を一部引用します。
5月〜7月頃にかけて、鮮やかな黄色の花をつけるオオキンケイギク。
九州各地の道端や河原などでよく見かけます。しかし、きれいな花
だからといって、ご自宅のお庭や花壇に植えては、絶対にいけません!!
オオキンケイギクは、日本の生態系に重大な影響をおよぼすおそれ
がある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定され、
栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。
「特定外来生物」とは、外来生物法(正式には「特定外来生物による
生態系等に係る被害の防止に関する法律」)により、生態系などに
被害を及ぼすものとして指定された生物です。
なぜオオキンケイギクが「特定外来生物」に指定されたのか?
北米原産のオオキンケイギクは、強健で冬季のグランドカバー効果が
高く、花枯れ姿が汚くないという理由で、緑化のため道路の法面など
に利用されたり、ポット苗としても生産・流通されていました。
しかし、あまりの強靭さのために一度定着すると、在来の野草を駆逐
し、辺りの景観を一変させてしまう性質を持っています。
人の手でこれ以上拡げないようにするため、環境省では、平成18年
2月、「特定外来生物」に指定しました。
最初に気になったのが、「冬季のグランドカバー効果が高く、花枯
れ姿が汚くない」です。
オオキンケイギクは、黄色の花が咲くと目立ちます。
今回この記事を書くきっかけは、やはり花でした。
花があちこち見られるようになって、その存在を思い出しました。
冬はどんな姿をしているのか。
ネットで探しましたが、見つからず。
ここでGeminiの力を借りて探しました。
ここに写真がありました。写真を転載します。
Geminiは、冬の姿の特徴を次のように説明してくれました。
冬の姿(ロゼット状態)の特徴
地面に張り付く形: 冷たい風を避けつつ、太陽の光を最大限に
集めるために地面にぴったりと平らに葉を広げます。
葉の形と質感: 春から夏にかけて見られるような分裂した葉とは
少し印象が異なり、冬場は細長いへら状(スプーン状)の葉が
中心です。少し肉厚で、両面にうっすらと粗い毛が生えています。
冬でも緑を保つ: 周りの植物が枯れている間も青々と光合成を続
けるため、春になるといち早く成長して他の植物を圧倒します。
確かに「冬でも緑を保ち、地面を覆い尽くす」という強靭な性質
は、物理的にはグランドカバーの条件を満たしてしまいます。し
かし、この性質こそが在来の植物を駆逐する原因であり、現在で
は特定外来生物として栽培や生きたままの運搬が法律で厳しく禁
止されています。
ここで重要なことを言っています。
冬季にグランドカバーのようになって、地面を覆い光合成を
しているために、在来の植物を駆逐するということです。
なぜ在来の植物がオオキンケイギクによって駆逐される理由が
不明でしたが、この説明で納得しました。
このような物理的理由があったのです。
何か科学的な理由もあるかもしれませんが、まだそんな説明を
見つけていません。
冬場の葉っぱが、花期とは違うと書いてありましたが、
そのことは次のサイトが参考になりました。
地元愛知県のHPです。
茎から生える葉(茎生葉)もあるが、根元からの葉(根生葉)が一斉
に生えているものが多い。
・根生葉は全体として細長いへら状で、葉柄の先に細長い楕円形の
葉身が続く。葉の先端は尖らない。
・茎生葉も概ね同じ形だが、より葉柄が短く、対生する(左右の葉が
互い違いでなく、茎の同じところから生える)ことが多い。
茎生葉と根生葉という言葉を知ったのはおそらく初めて。
冬季に目立つのが根生葉。それがロゼッタ状になって、
地面を覆うのですね。
さらに愛知県HPの文章を引用します。
市街地の路傍に生えているだけであれば影響は少ないですが、日本に
は自然度の高い河原環境が少なくなっており、そのような環境に生息
するカワラサイコ、カワラナデシコなどの在来植物は生育可能な場所
が限られているため、オオキンケイギクが河川中流部の河原に侵入す
ると、そのような在来植物の生育に深刻な悪影響を与える可能性があ
ります。また、そのような場所への拡散を防ぐ意味で、路傍などにお
ける駆除活動も重要です。
河原での在来植物が心配されています。
いったい河原はどんな現場になっているのか、
また調べてみたいです。
「自然度の高い河原環境」
これを確かめておきたい。








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