勤務校の栗の木 生理落下しているみたいです
今日は令和7年9月11日。
勤務校の校庭には、栗の木が何本かあります。
大きな栗の木です。
最近、イガが落ちています。
授業で、子どもと歩いた時に、
子どもが喜んで拾いました。
中身がどうなっているのか、気になるところです。
教室に持ち帰って、イガを2つに分けようとしましたが、
なぜか難しかったです。
栗といえばこんな印象。
口が開いて、中から栗の実が出てくるイメージ。
でも、ナイフやカッターをどう当てても、
とても口が開くような感じではなかったです。
そこで、イガの棘を抜いてみることにしました。
その結果が、この写真。
右の塊が、棘を取った後の残骸です。
左のようなイガの棘を取ったら、
こうなったのです。
これはなんだ?
これはどうやら受精ができずに、実ができずに落ちたもののようです。
生理落下というそうです。
受精しなくても、イガは少しは大きくなりますが、
大きくなる前に自然に落下するようです。
参考:タキイネット通販 クリの実が大きくなる前に落果してしまいます。何が原因でしょうか。
このサイトを参考にしました。
一部引用します。
後期落果の原因は主に不受精によります。クリは多くの果樹と同様に
自家不結実性が強いので、受粉樹として同時期に開花する異品種を植
栽する必要があります。また、養水分を供給する量が不足したり、天
候不良により日照不足になったり、夏季の干害なども生理的落果の原
因となります。
昨年は特別な猛暑で、クリの生理的落果がニュースになりました。そ
のような場合には、水やりを行うなどの対策も必要となってきます。
夏季の干害の可能性は高いですね。
私は今年の4月に赴任しましたが、
勤務校の栗は昨年度実をつけたのかな。
栗同士が受粉樹の役割を担っているなら、
昨年度までに実ができていたことになります。
不受精になった理由を、特定したいなと思います。
FLCパートナーズストア 利平栗 栗の王様『利平栗』 生理落果がはじまりました!
ここに不受精の栗の写真がありました。
私は切断できませんでしたが、きっと頑張って切断すると
こうなっていると思います。
勤務校の森の栗の木。
秋の恵みを与えてくれるものなのかどうか、
これから通って確かめたいです。




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