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2019年9月 9日 (月)

「健康診断 戦艦大和」その4/貴重な一週間献立表

 

今日は令和元年9月9日。

  

前記事の続きで、8月22日放映の

「偉人たちの健康診断 戦艦大和 男たちの“健康”」

の読み物化をしていきます。

  

今回は戦艦大和の食事について。

    

〇昭和16年12月  日本の真珠湾攻撃をきっかけに

 始まった太平洋戦争。

 連合艦隊の旗艦として 大和は満を持して最前線へと向かった。

 当時 日本海軍の拠点があったトラック島に、

 同じ時期に造られた同型の姉妹艦 武蔵と共に停泊。

 ところが出番は 一向になかった。

 当時 西太平洋の島々では、米軍との激しい攻防戦が

 繰り広げられていた。

 その周辺は さんご礁の浅瀬が広がり

 巨大な大和は近づけなかった。

 大和と武蔵が トラック島に、停泊し続けること

 実に8か月。

 その快適な設備から 他の艦では、皮肉を込めて

 こう うわさをしていた。 ☟

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〇8カ月の間、大和の乗組員は厳しい訓練を受けていた。

 そんな乗組員の楽しみが「食事」だった。

〇大和の調理を担当していた乗組員が撮った写真。☟

 大和の内部を撮影した唯一の写真と言われている貴重な写真。

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☝ 戦艦大和でどのような食事が出されているかの、

正式な記録は残っていなかった。

しかし、戦争を生き残って、大和での食事メニューを思い出し

書き残した人がいた。清書は長女が行った。☟

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〇月曜日。すべて麦飯だった。

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〇戦時中とは思えないほど、食べ応えのある おかずが並ぶ。

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〇量的にもたっぷりあったらしい。

 1日の麦飯の量はこれくらい。☟

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〇献立表をもとに再現された食事。☟

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〇最も人気のあったメニューは?

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〇元乗組員の廣さん。☟

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〇一番人気はカレーライスだった。

 船上では、曜日がわからなくなりやすいので、

 毎週土曜日はカレーライスだった。 

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〇海軍は昔からメニューにカレーライスがあった。

 船で揺れてもこぼれないように、

 海軍がカレーに小麦粉を入れるようになったという説もある。

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〇現代の視点で・・・カレーに含まれるスパイスのひとつ、

 ターメリックには、認知症の予防になる成分がある。☟

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〇戦艦大和の中で、ラムネが作られ飲まれていた。

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〇このような小さなラムネ製造機が積まれていたと予想される。☟

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〇赤い部分の中身。☟

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☝ 瓶がセットされ、シロップ・炭酸水が入って、回転する。☟

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逆さになったところで、炭酸の圧力で、

ビー玉の栓がしまる。☟

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戦艦大和での食生活が見えてきました。

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