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2018年7月16日 (月)

ポンペイ6/モザイク画「イッソスの戦い」は壁画ではなかった!

 

今日は7月16日。

  

ポンペイで発掘された壁画で、

社会科の教科書にも載っている有名なものは、

何と言っても、これでしょう。

Battleofissus 世界の歴史まっぷ イッソスの戦い

  

この中のアレクサンドロス大王のアップは、

教科書に載っています。

Alexander_the_great_mosaic 世界の歴史まっぷ アレクサンドロス3世

  

この壁画はモザイク画と呼ばれます。

モザイク画って何?

  

Wikipedia モザイクには次のよう書いてありました。

 

小片を寄せあわせ埋め込んで、

絵(図像)や模様を表す装飾美術の手法。

石、陶芸品(タイル)、有色無色のガラス、貝殻、

木などが使用され、建築物の床や壁面、

あるいは工芸品の装飾のために施される。

  

それでは、「イッソスの戦い」はどのような

材料を使ったモザイクなのだろう?

いろいろ探してみました。

イタリアへ行こう!イタリアを見よう!南イタリア モザイクの旅

ここに次のような情報あり。

  

教科書や歴史の本で見覚えのある方が

多いのではないでしょうか?

が、これが、小さな大理石片を並べて描いたモザイク画で、

しかもそれが現在、ナポリの国立考古学博物館にあるものだということは、

案外知られていないかもしれません。

(中略)

大王はもちろんのこと、そこに描かれている人それぞれの表情の豊かさ、

荒い息遣いが聞こえてきそうな、躍動感にあふれた馬たち。

遠目にはモザイクとは思えないのですが、近寄って見ると確かに、

すべて細かく刻んだ大理石や色石を埋め込んで描かれています。

テッセラと呼ばれる石片は、それぞれわずか数ミリ四方。

そのテッセラの数は合計で100万個に及びます。

(中略)

これは、ナポリ近郊、ポンペイの遺跡群の中、

通称「ファウノの家」にあったもの。

ポンペイの中でも、最も広く、豪華な邸宅の1つ、

その床を飾っていました。

四角く切った色石を並べて床を飾る舗床モザイクの手法は、

紀元前5-4世紀には、ギリシャで既に発展・普及していましたが、

それに遅れること1世紀ほど、

ローマ共和国内でもモザイクが床の装飾に使われるようになります。

  

  

だんだん見えてきました。

どのような壁画であったのかが・・・

ただ驚きは、壁画と思っていましたが、床画!

これには驚き。思い込みで壁画と思っていました。

 

グーグルアースで出かけます。

グーグルアース ポンペイ ファウヌスの家

Photo_2

  

ありがたい!床にモザイク画(レプリカ)がある様子が、

ストリートビューで、見ることができました。

ストリートビュー イッソスの戦い

Photo

 

  

床にあったのでは、このモザイク画の痛みは、

仕方がないかな。

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