行き詰ったら、とにかく一歩踏み出してみる
今日は1月25日。
本「将棋をやっている子供は、なぜ『伸びしろ』が大きいのか?」からの引用。
「伸び代(のびしろ)」を調べていて見つけた本。
図書館にあることがわかって借りてきて、さっそく読んでいます。
将棋を通して見えてくるものが、
4ページひとまとまりでわかりやすく書いてあって、
すらすら読める本です。
「行き詰ったら、とにかく一歩踏み出してみる」
という項目からの引用。
(攻めが行き詰った場合)
将棋には前に進めない駒はありません。
「香車」は後ろに下がることはできませんが、
前には何マスも進めます。
「歩兵」は前に1マス、「桂馬」も前方のみへの移動とされています。
どの駒もみんな、前には進めるようになっています。
すなわち将棋というのは、前に進むようにできているのです。
ですから、やはり一歩踏み出さないと勝つことはできないのです。(中略)
繰り返しになりますが将棋とは、人と人とが対峙して、
そのときの最善の指し手を盤上に描き出す芸術です。
その原点に立ち返ってみれば、行き詰ったら、
今の時点での自分の力を試すことが最善手なのです。
やはり行き詰ったら、とにかく一歩踏み出してみることが大事です。
攻めれば、必ず取られてしまう駒が出てきます。
けれども取られてもいいのです。
損したように見えても、
それによって違う駒が活躍する場が必ず出てくる。
そこからまた局面を打開することができるのです。(132-133p)
いいなあ、この文章。
行き詰って、一歩踏み出しても、必ずしもうまくいかないことが起こります。
でも、何が転じて幸いになるかわかりません。
結果、いい方向にいくことがあります。
でも一歩踏み出さないと始まらないのです。
さらにこう続きます。
ただそれには勇気が必要です。
誰だって損はしたくありませんし、失敗もしたくない。
しかし、「それでもいい。やってみよう!」という
強い気持ちを持たなければ勝つことはできないのです。
いざというときには勇気をもって踏み込むことは、
じつに大切なことなのです。(134p)
一歩一歩、これでいいかと思いつつ前進している毎日です。
心臓は使いますね。毎日ドキドキです。
AUTHOR: 21番ですww
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DATE: 01/26/2012 04:26:39 PM
投稿: 21番ですww | 2012年1月26日 (木) 16:26
21番ですwwさん、コメントをありがとう。
書いてあったことは全て大事なところにしまわせてもらったよ。
元気出していくぞう。
投稿: いっぱい道草 | 2012年1月26日 (木) 17:21