東京大空襲を撮った石川光陽さん
3月10日に録画しておいた番組「シリーズ激動の昭和 3月10日 東京大空襲」を見ました。
警察官であり、警視総監から直々に空襲の被害の様子を撮るように命令された石川光陽さんんのことを中心に、ドキュメンタリー的ドラマの形をとっていました。
見ごたえがありました。
上空からは、大空襲の様子はアメリカ軍が撮っていたわけですが、
地上での記録写真はこの石川さんの33枚のみだというのには驚きました。
番組のはじめに、東京慰霊堂の納骨堂が出ました。
いつもは公開されない場所にカメラは入りました・・・・と言っていましたが、
私は以前に書いたように、入ったことのある場所でした。
記憶通りの場所でした。
テレビのナレーターの言ったことが、記憶を一つ思い出させてくれました。
たくさんの骨壷があるわけですが、
一つの骨壷に一人の遺骨が入っているとは限らないわけです。
分別不可能な状態であったろうから、何人かの遺骨が混じっている可能性大です。
そんなことを、ここに案内してくれた方から聞いたことを思い出しました。
水をほしがってしんだ方が、関東大震災でも東京大空襲でも多かったことから、
コップに水を入れて備えていました。この番組でも備えているシーンが出ました。
石川光陽さんの写真集は出ていますが、現在在庫はなく、出版予定もないとのこと。
サイトを見ていったら、このサイトで、大きな写真をたくさん紹介してくれていました。
http://www.ne.jp/asahi/k/m/kusyu/kuusyu.html
あの写真は、石川さんが撮った写真だったんだと、この番組を見て思いました。
録画しておいてよかった番組です。家族で見ました。
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