なんと、クスアオシャクの幼虫を捕まえることができました
今日は令和6年11月13日。
先日、クスアオシャクのことを書きました。
先週の金曜日、8日の日に、勤務校の玄関で、
クスアオシャクガがたたきにいて、
踏まれずにいた話です。
その幼虫を調べたら、とてもかわいい顔をした幼虫でした。
そして、茎・枝に擬態する能力があることを知りました。
思ったのは、実物を捕まえたい!です。
実行に移したのは、今週の月曜日の1時間目。
この時間に通級教室に来る2年生の男の子は、
生き物探しが大好きな子どもです。
以前、オコゼを捕まえて教室で飼っていた時に、
自分もオコゼを捕まえたいと希望してきて、
一緒に捕まえに行った子どもです。
この男の子に、クスアオシャクの幼虫の面白さ、かわいさを話して、
探しに行くかと誘いました。
もちろん返事は、「行く!」でした。
2人がそれぞれ脚立を持って、幼虫の食草であるクスノキの下へ。
思い立って、こんなにすぐに、あんな擬態する幼虫を、
捕えることは難しいだろうな、
この時間が始まりで、何時間かかけて捕まえようというくらいの
気持ちでした。
でもね、探し出して15分ほどで、偶然にも幼虫発見。
奇跡ですね。
捕まえて、教室で飼い始めました。
教室に持ってきた直後の写真。
クスアオシャクのシャクトリムシっぽさが出ています。
この幼虫は、シャクトリムシです。
特徴の、猫耳は確認できます。
茎に擬態するのを待っていたら、擬態しました。
どこにいるかわかりますよね。
アップにします。
これは後ろ姿です。
可愛らしい、前からの写真を撮りたいです。
葉っぱや茎が邪魔をします。
でも撮ることができました。
そして昨日の火曜日。
この日の授業は、クスノキの茎葉をよっく見て、
クスアオシャクの幼虫を探すことを毎時間やりました。
皆さんもやってみますか。
この中にいます。
わかりますか。
では、解答。
矢印で場所を示します。
すごいでしょ。
巧みな擬態。感心します。
朝、私が一番でみた時にも、すぐに気がつきませんでした。
飼育箱の底にフンがあったので、生きていて、
どこかにいるんだろうと思って探したら、見つけました。
うれしかったです。
この体験は、子どもにも体験させたくて実施しました。
(つづく)
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