合成甘味料・・糖分がなくても甘い理由
今日は7月31日。
昨年は行けませんでしたが、毎年夏休みに、
山のお師匠さんと2泊3日北アルプス登山をしています。
今年も7月終わりから8月初めにかけて行く予定でした。
しかし、天候不順のため出発を延期してきましたが、
天候は回復せず、台風も近づく可能性があるということで、
今日、8月後半に計画が変更されました。残念。
8月後半に天候が安定することを祈ります。
最近、本を読んで疑問が一つ解決しました。
ペプシネックスやコカ・コーラゼロのように、
糖分が使われていないのに甘いのはなぜ?という疑問です。
読んだ本は「飲んではいけない飲み物 飲んでもいい飲みもの」(だいわ文庫)より。
著者は渡辺雄二さん。
以前読んでいた(今はとても読み切れないので購読をやめた)「週刊金曜日」で、
「買ってはいけない」シリーズを書いていた1人です。
以前、著書「ヤマザキパンはなぜかびないか」についてブログに書きました。
※http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/04/post-e9fa.html
ペプシネックスについての記述を引用します。
この製品は<ペプシコーラ>のダイエットタイプで、糖分は使われていません。
その代わりに、合成甘味料のアスパルテームとアセスルファムKが
使われています。
アスパルテームは、アミノ酸のアスパラギン酸とフェニルアラニン、
メチルアルコールと結合させたもので、
甘味度は砂糖の180~220倍です。
しかし、メチルアルコールは、「劇物」で、
人間が誤って飲むと失明するおそれがあります。
アメリカでは、アスパルテームの使用が1981年に認められましたが、
それを摂取した人たちから、頭痛やめまい、不眠、
視力・味覚障害などに陥ったという苦情が相次ぎました。
メチルアルコールが体内で分離してしまったことが原因、と考えられます。
さらに1990年代後半には、複数の研究者によって、
アスパルテームが人間に脳腫瘍を起こす可能性があることが指摘されました。
また、2005年にイタリアで行われた動物実験では、
アスパルテームによって白血病やリンパ腫の発生が認められ、
人間が食品からとっている量に近い量でも、
異常が観察されたといいます。(26-27p)
コカ・コーラゼロについても少々引用。
ちなみに<コカ・コーラゼロ>に使われている甘味料は、
アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースです。
他に、カラメル色素、酸味料、香料、カフェインが使われています。
こちらも、すべて添加物の飲みものです。(27p)
「アセスルファムK」「スクラロース」については別ページにこう書いてありました。
アセスルファムKは、砂糖の約200倍、スクラロースは約600倍の甘味があるとされています。
実はどちらも、自然界にはまったく存在しない人工的な化学合成物質で、
人間が摂取しても、消化酵素によって分解されません。
そのため、そのまま腸から吸収され、肝臓を経由して体中をグルグルめぐりますが、
糖分とは違ってエネルギーとはならず、腎臓に達します。
つまり、体内で代謝されず、いわば「異物」となって全身をめぐります。
だから、ノンカロリーなのです。(中略)
アセスルファムKやスクラロースは、
舌の味覚神経を刺激するだけで、エネルギー源とはならないのです。
そもそも、私たちの体は、
こうした自然界に存在しない化学合成物質をうまく処理できません。
そのため、害をもたらすケースが多いのです。(4-5p)
合成甘味料の威力に驚き。甘かったよ、確かに。
しかし、体にいいかどうかは不明。
わかるまで、ペプシネックスとコカ・コーラゼロは飲むのをやめよう。(28日より実行中)
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