解剖顕微鏡でクマムシを見てみたい
今日は令和6年11月19日。
週に1回、あるいは2週に1回の通級教室。
たったそれだけの授業で、子どもたちにどんな影響を
与えることができるのか。
今年度の課題です。
1つ言えるのは、とっておきの知識・体験をさせることです。
学校や勉強の楽しさを教えたいですね。
学校には解剖顕微鏡という面白い器具があります。
でも普通学級では、1人1代使うことが不可能です。
そんなに台数がありません。
でも通級学級なら可能です。
基本、子どもは1人ですからね。
2台あれば、教師と子どもで、1時間十分堪能できます。
最近見たのは、オオオナモミとアレチヌスビトハギです。
オオオナモミのトゲの先のフックを見たし、
アレチヌスビトハギの表面にびっしりある細かい毛を見ました。
今度見てみたいのが、クマムシとセンチュウ。
この映像がきっかけです。
YouTube: 【群馬ちびっこ大学】顕微鏡でみる生命の不思議
私たちの足元の地面には、目では見えないけど、
こんな生き物がいることを確かめるのは、面白そうです。
クマムシは、こんな苔の生えたところにいるそうです。
苔の生えた土を採取します。
水を垂らして、しばらく待ちます。
これがクマムシ。
解剖顕微鏡では、こうは見えません。
でもこの写真はインパクトがあります。
虫?
でも足が8本もあるぞ。
クマムシは、基本水の中の生き物だそうですが、
好天が続き、住んでいる場所が乾燥しても、
「乾眠(かんみん)」をするそうです。
この状態で、代謝がなく、理論上年を取らないそうです。
クマムシは様々な状況下でも生きていられる生物です。
宇宙でも生きられるし、鉄砲で撃っても生きていたそうです。
すごい生き物です。
センチュウは、人間に比べて細胞の数は非常に少ないです。
でも人間と同じように、器官があるそうです。
したがって、センチュウの体で実験をして、
それを人間に役立てようという研究がなされているそうです。
2002年から4回、センチュウの研究で、
ノーベル受賞者がいるそうです。
番組の最後にこんな表示。
クマムシ(野生)が楽しい。
クマムシを子どもたちと一緒に見てみたいですね。
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