昨日の朝のこと。
自転車通勤で学校に着いて、更衣室で背広に着がえました。
今日は「学級写真」を撮るので、ちゃんとした格好をしようと思いました。
その時に、バンドを家に持ち帰っていたことを思い出しました。
職員室でも「バンド忘れちゃたなあ」と言いました。
新任の女の先生から「バンドって何ですか?」と聞かれて、軽い驚き。
「え、バンドって、ズボンのここに巻くやつ」だよと言ったら、
「それはベルトでは?」と言われて、ムムムっと中くらいの驚き。
「ズボンに巻くのはベルトであって、バンドではないのでは?」
「そんなことないよ、バンドとも言うよ。」
「バンドと言うのは年配の人が言うかな。」(そうなの?)
そんな会話が職員室で広がりました。
こうなったら調べるしかない。こうやって調べることに出会うことが最近はうれしい!
いろいろな人のサイトに書いてありましたが、「服飾まめ辞典」と称するこのHPがためになりました。http://home9.highway.ne.jp/rienosuk/fukushoku.html
引用します。
<Q14>
スラックスをはく時、必ず、するのは......「ベルト」それとも「バンド」?
どっちの言い方が正しいの?
なにか違いはあるのかなぁ?
違いはあるんですね~。これが!
「バンド」というのは身体に直接つけるもの、肌着などを締め付けるものなんです。
たとえば、傷口の消毒・保護をする時に貼るのはバンド・エイド。
タキシード着用時に身につける腹巻き状のものはカマー・バンド。(ワイシャツは、下着扱いですから)
すると、ワイシャツの袖が長い時、腕で止めるのもアーム・バンド!
「ベルト」というのは衣服の上に出して用いるものを厳密には意味するんですね。
つまり私の使い方は間違っていました。大きな、でも気持ちのいい驚き。
バンド・エイドにも教えられた気持ちです。
この「服飾まめ辞典」には他にもためになる情報がありました。
「ジャケット」と「ブレザー」の違い。「ブレザー」の語源。
「ズボン」「ズラックス」「パンツ」「パンタロン」「トラウザーズ」と言った穿(は)くものの各国での使われ方などなど。
フランスでは、「ズボン」は女性用の下着だそうです。