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2020年1月13日 (月)

「やりたいことができないという感覚」を味わいたくない

  

今日は令和2年1月13日。

  

この本は後半を熟読しました。

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大人の時間はなぜ短いのか

(一川誠著/集英社新書)

   

引用します。

第6章「現代人をとりまく時間の様々な問題」のうち、

「高速化する生活」に書いてあった文章。

  

車さえもっていれば、私たちは難なく時速40キロの速度で何

百キロと走行できる。日本の市街地の多くの車道では時速が

40キロ以下に制限されているが、車での移動に慣れた多くの

運転手にとってはこの制限速度は速いとは感じられないだろう。

だが、この時速40キロという速度は、私たちの肉体だけで可

能な限界をすでに超えているのである。

人間にとっての移動は、もともと歩いたり走ったりという、自

分の身体を使った手段に基づくものだったはずだ。つまり、た

いていの人間が経験する最速の移動速度は、せいぜい平均時速

20~40キロだったと考えていいだろう。ところが、技術の

発達で高速の移動手段を手に入れた私たちは、これまでの自然

環境下での進化の過程では経験することのなかった速度で移動

している。

(144~145p)

  

たとえば、ドラマで、幕末に薩摩藩の西郷隆盛が京都に行く場面。

歩いている西郷さんを見て、行くだけで時間がかかるよなあと

思っていました。

今は本当に速い。

この速さは、人類の歴史で考えれば、つい最近のことなんですね。

  

  

同じく第6章の「高速化する情報伝達」に書いてあった文章。

 

今や、多量の情報を短時間で、しかも、正確に多方面に伝達で

きる。会話の音声や身振り手振りの映像情報を、瞬時に世界中

に配信することが可能になったためである。テレビなどでは、

登場人物の会話の音声や映像以外に、その時々の最新ニュース

や天気予報、株価などのマーケット情報など、複数の情報を並

行して表示するようなことも日々行われている。

(146p)

  

インターネットの普及は、その気になれば際限なく

情報を浴び続けることができてしまいます。

  

  

以上のことを踏まえて、次の文章が特に印象が残りました。

  

高速化した現在においては、様々な情報が入り、移動も高速化

されたことにより、潜在的に実現可能な事柄の数は増えたに違

いない。やりたいことの中には「どうしても実現したい」とい

うものもあれば「やらないよりはやったほうがまし」というレ

ベルの事柄も多く含まれていることだろう。

しかし、人間が一つのことをやり遂げるにはどうしても一定の

時間がかかる。その時間が技術革新や経験、学習によって、増

えた欲望を満たすのに必要な時間以上に短縮されないとしたら

どうなるだろうか。当然、潜在的な可能性に基づいて肥大する

欲望のうち、実際に満たされるものは一部のみということにな

る。この場合、やりたいこと、やれるはずのことは数多くある

のに、なかなかそれが実現できないジレンマが生じる。

そうなると、むしろ、できる事柄が少なかったころよりも時間

が足りず、忙しく、やりたいことができないという感覚が強く

なっているかもしれない。

(167p)

  

忙しく、やりたいことができない感覚はありました。

今は大丈夫ですが、復職をしたなら、きっとまたこの感覚を

感じる可能性が大です。

上手にやりたい。

優先順位をつけて仕事をしたい。

やりたいことを後回しにして

結局やれなかったという日々にならないようにしたい。 

  

  

日々追われるように仕事をしていると、

あっという間に月日は過ぎて、何をしたのかと思い出そうにも

思いだせないことが起こるそうです。

(テレビ番組で一川氏が言っていました)

仕事を精選して、一つ一つの仕事に思いを込めて取り組みたい。

そうすれば、月日はゆっくり進む。

ゆっくり年をとることができる かも。

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