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2019年5月19日 (日)

「THE世界遺産 アイスランド」その2/2010年エイヤフィヤトラヨークトル火山噴火

  

今日は令和元年5月19日。

  

前投稿に引き続き、「アイスランド」を教えた

授業のことを書いていきます。

使った教材映像は2012年11月4日放映の

THE世界遺産 アイスランド」です。 

  

  

アイスランドの魅力は、「寒いのに熱い」という

ところだと思っています。

番組の冒頭も、それを示すものでした。

  

Rimg1891_2

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ナレーターが、アイスランドは北緯64度の氷の国だと

説明します。

(北海道の最北端にある稚内市であっても、

北緯45度程度。)

氷河の観光ツアーの様子も紹介されていました。

その後、氷が黒く汚れていることをナレーターが言います。

ここで映像を止めて、生徒に聞きます。

「あの黒い汚れは何だと思う」

 

生徒から出ます。

「火山の噴火で出たもの・・火山灰」

正解です。素晴らしい。

Rimg1894  

アイスランドには火山が多く、毎年のように噴火し、

火山灰が氷河を黒く汚していると説明します。

そしてこの映像を見せます。↓

Rimg1896  

大雪原を走るスノーモービル。

生徒から「きれい!」の声。

しかし、カメラがズームアウトすることで、

とんでもない映像になります。

Rimg1897

Rimg1898  

動画でぜひ見てほしい雪と噴火の共演です。

 

ナレーター:2010年の大噴火は、大量の火山灰を噴き上げ、

  ヨーロッパの航空網を麻痺させました。

  

 

エイヤフィヤトラヨークトル火山の大噴火。

大量の火山灰。ヨーロッパの航空網の麻痺。

今からほぼ9年前。確かにそのようなニュースを見た(聞いた)覚えがあります。

当時の私は、何についてブログの記事を書いているか調べました。

ここでも道草 吉野ヶ里遺跡の映像を見る(2010年4月15日投稿)

噴火してたくさんの火山灰を吹き出し始めた2010年4月14日の

翌日の記事は吉野ヶ里遺跡のことを書いていました。

マンガ「のだめカンタービレ」のこととか、

アオスジアゲハの羽化についてなど書いていました。

どうやらそれほど、噴火については関心がなかったようです。

他の人のブログで探してみました。

ありました。

5522の眼 エイヤフィヤトラヨークトル(2010年4月19日の記事)

一部引用します。

火山噴火を知らせる最初の外電を読んだ時には、

近くの御岳や浅間の噴火の感覚で、

「アイスランドも日本同様の火山帯国なのだから、

噴火のひとつやふたつ当たり前だろう」くらいの

軽い意識で読み飛ばしたのだが、

2日間が経過した15日には、

ことは意外な方向へ急速展開をしていき驚かされた。

英国政府がイギリスの全空域を飛行禁止にし、

飛行機が1機も飛べなくなったのだ。

世界有数のハブ空港・ヒースローから始まったフライトキャンセルは、

瞬く間に地球全体を片マヒの状態に落とし込んで、

中央・東ヨーロッパのほぼ全域、

スカジナビア半島の空港は週明けの今になっても、

ほとんどが閉鎖状態を続けさせられている。

内外のニュースは、飛行場で足止めを喰らった気の毒な旅行者たちを

フォローしたものばかり。日本に戻れぬ日本人の飛行場難民は

12000人以上だという。

旅客だけでなく、貿易品、特に食糧や医薬といった

必要性の高いものの不足もそろそろ目だってきているらしい。

生鮮魚介や野菜果物の値上がりも考えられる。

  

やはり当時の記事は臨場感があっていいです。

このサイトも参考になりました。

シェアチューブ 2010年アイスランドで噴火した火山の壮大な写真 12選

 

火山灰の多さを予想させる写真を2枚転載。

Image_1441

Image_1442

 

9年前の大噴火について、今頃注目しています。

次の番組も勉強になりました。

  


YouTube: (吹替) 惑星 地球の仕組み | アイスランド 空を覆う火山灰 (ディスカバリーチャンネル)

23分ほどの番組です。

  

Photo_2

エイヤフィヤトラヨークトル火山が噴出した火山灰は、

非常に細かな粒子だったので、よくなかったようです。

  

Photo_3

エイヤフィヤトラヨークトル火山は、

火山の規模で考えると小規模な火山だそうです。

すぐ隣にあるカトラ山はずっと大きいです。

エイヤフィヤトラヨークル山とカトラ山は

伝説では姉妹と言われ、エイヤフィヤトラヨークル山が噴火すると、

数年後にはカトラ山も噴火してきたそうです。

したがってカトラ山の噴火し、より大量の火山灰が噴き上がることが

心配されています。

  

この動画の中で、レポーターはマグマ溜まりの巨大な空洞に入ります。

マグマ溜まりの中で長時間マグマがいると、

ガスがマグマの中にとけ込み、噴火の際にそのガスが急激に拡大して

爆発して、マグマが粉々になって火山灰ができるそうです。

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最後にグーグルアースで、

エイヤフィヤトラヨークル山とカトラ山付近に飛びます。

グーグルアース エイヤフィヤトラヨークトル山とカトラ山

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