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2018年11月 8日 (木)

「佐々木」の「々」を使っているのは日本だけ/湯湯婆

 

今日は11月8日。

  

昨日、「海ゆかば」の作曲者であり、

勤務校の校歌の作曲者でもある信時潔さんのことを

書きました。

昨日は証拠写真を撮ってきました。

体育館に壁面に掲げてある校歌の歌詞が書かれた掲示物を

撮影してきました。

Rimg0718  

ここでまた興味深いことを知りました。

作詞家の佐々木信綱さんについて調べていたら、

Wikipediaに次のように書いてありました。

苗字は本来「佐々木」と記したが、信綱が訪中の折、

中国には「々」の字が存在しないことを知ったため、

それ以後は「佐佐木」と改めた。

  

なるほど、なるほど。

「々」は日本独自のものなのですね。

でも中国にも、同じ漢字が続く時に、

2文字を省略する記号がありました。

Wikioediaに、次のように書いてありました。

 

早くも殷の時代から、同じ字が続くときに一字だけ書き、

繰り返しを表す記号を付け足すことが行われていた。

これを重文号という

殷の金文では、小さい「=」を用いて

「子子孫孫」を「子==」と書いた。

青銅器の表面に鋳込まれた、あるいは刻まれた文字

   

ないわけではないのです。

でも、今は日本だけのようです。

上記サイトから再び引用します。

  

漢字文化圏ではその後も重文号が使われ続けたが、

現在公式に用いているのは日本語だけである。

 

やっぱり日本だけなのです。省略するのは。

他の国もやればいいのにと思います。

 

Yutanpo これは「湯たんぽ」です。

「湯たんぽ」を全て漢字で書くと「湯湯婆」だそうです。

「湯」が続くのですが、最初の「湯」が「ゆ」と読み、

次の「湯」が「たん」と読み、読み方が違います。

その場合は、「湯々婆」とは書かないそうです。

「湯たんぽ」の語源については、次のサイトが勉強になります。

語源由来辞典 湯たんぽ

  

今朝もささやかに「佐々木」から道草しました。

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