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2018年8月21日 (火)

それぞれの街に、それぞれの沢村さんがいた

今日は8月21日。

  

出勤前のもう1本。

 

8月9日放映の「英雄たちの選択」(NHKBSプレミアム)では、

何と、沢村栄治さんが扱われました。

  

選択は、職業野球から誘われた時に、

高校を中退して職業野球に行くか、

職業野球に行かず、高校を卒業して慶応大学に行くかでした。

沢村さんは職業野球を選びます。

その結果、戦争に3回も出征し、命を落とします。

職業野球を選択する際に、

「一生面倒を見る」といったジャイアンツ(巨人軍)の約束は

出るのかなと見ていましたが、出ませんでした。

※参考:ここでも道草 沢村栄治1.黒鉄ヒロシさんのコメント(2012年4月26日投稿)

 

ゲストの永井良和さんの発言が印象に残りました。

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聞き書きです。

  

永井:沢村さんというのは、いまやもう伝説で、

  賞にも名前を残していますけど、

  沢村さんが偉大な選手だっというだけでなく、

  そういう沢村さんのような境遇、

  そして運命に巻き込まれた若者たちが、

  当時たくさんいたということ、

  それぞれの街に、それぞれの沢村さんがいたということをですね、

  思い出してほしいなと思います。

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  特に夏の甲子園、大会ではですね、あのお、

  慰霊のためのサイレンが鳴らされて、その間、

  試合がストップするんですけど、

  野球を止める力がある、

  野球を止める何かがあるんだということをですね、

  その場に居合わせた人、放送を見ている人たちに、

  もう一回考え直してほしいなと思います。


YouTube: 2018.8/15終戦記念 黙祷

 

「ぞれぞれの街にいた、沢村さん」の一人が、

8月1日放映の「歴史秘話ヒストリア」で紹介されていました。

その記事は、今晩書くことにします。

 

「野球を止める力」とは何か。

1分間の黙祷を体験すると同時に、

1分間、やっていることを止める理由を、

毎回思い出したい。忘れちゃいけない。

永井さんの言葉は、ちょっと自分の中で

形式的になりかけていた黙祷を見直させてくれました。

  

  

さあ出勤。

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