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2018年7月27日 (金)

プチトマトは平成19年に販売終了

 今日は7月27日。

  

トマトの話。その後タネの話につなげていく予定。

 

6月19日放映「この差って何ですか?」(CBCテレビ)より。

この差って何ですか?HP 2018年6月19日放映

このサイトから引用しつつまとめます。

  

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このように質問されたら、どう答えますか?

番組でのインタビューでは、次のように分かれました。

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この結果は、なるほどと思いました。

私も「ミニトマト」なのか「プチトマト」なのか迷いました。

  

そして次の課題。

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何だろう?どんな差があるのかわかりませんでした。

でもこの番組で、疑問は解消しました。

HPからの引用です。

 

「ミニトマト」と「プチトマト」には明確な差が。

「ミニトマト」は、重さ10〜20g程度の「小さなトマトの総称」。

一方、「プチトマト」は、「ミニトマト」の1つの品種名。

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教えてくれたのは、京都光華女子大学教授の

稲熊隆博先生。

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それではなぜ、1品種名である「プチトマト」と

「ミニトマト」が同じものと多くの人が思っているのか。

そこの話をHPから引用します。

 

「小さなトマト」は、昭和初期からあった。

当時は「小形トマト」「小さなトマト」などと呼ばれていた。

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その頃、「トマト」と言えば、

「大きなトマト」という固定観念があったため、

「小さなトマト」は、ほとんど市場に出回らなかった。

昭和50年頃、「タキイ種苗」という種メーカーが発売した

「プチトマト」という名前の「小さなトマトの種」が

爆発的にヒットした。

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背景には、高度経済成長期以降、都心部に人々が集中し、

マンションや団地に住む人が増加。

自宅のベランダで、植物を育てる人が現れた。

そこに目をつけ、プランターでも栽培できるトマトの種を、

「プチトマト」と名付けて発売したところ、瞬く間に大ヒット。

「小さなトマト」のことを、

「プチトマト」と呼ぶようになっていった。

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「プチトマト」のヒット以降、農家では色々な品種の

「小さなトマト」が栽培されるようになり、

市場の流通量も増えてきた。

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そして、昭和50年代後半〜60年頃にかけて、

「小さなトマト」の総称として、

「ミニトマト」と呼ばれるようになった。

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その後、糖度が高くて美味しい「ミニトマト」が

次々に登場したことで、「プチトマト」という品種は、

平成19年に販売を終了した。

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しかし、「小さなトマト人気の火付け役」が

「プチトマト」だったため、

現在でも「小さなトマト」のことを

「プチトマト」と呼ぶ人が数多くいる。

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なるほどです。

プチトマトの販売が平成19年に終わっていたのには驚き。

もう「プチトマト」と呼べるトマトは現存しないのです。

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