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2018年4月

2018年4月29日 (日)

4月29日は何の日だったか?今は何の日か?

 今日は4月29日。

 

この日(4月29日)の復習。

  

1927年(昭和2年)より「天長節」と呼ばれました。

昭和天皇の誕生日でした。

Wikipedia 天皇誕生日によると、

「天長節」というのは、唐の玄宗皇の誕生日を

「天長節」として祝った事に由来するそうです。

 

 

1948年(昭和23年)より「天皇誕生日」となりました。

昭和天皇の崩御は1989年(昭和64年)1月7日でした。

これで4月29日の「天皇誕生日」はなくなり、

平日となるかどうかが審議されました。

「ゴールデンウィーク」のスタートとして

休日が定着している4月29日を祝日にすることになります。

  

 

そこで、「生物学者であり自然を愛した昭和天皇をしのぶ日」として

みどりの日」とすることとなりました。

1989年(平成元年)2月17日のことでした。

  

しばらく「みどりの日」でしたが、

2007年(平成19年)より「昭和の日」となりました。

それは、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、

国の将来に思いを致す」と言う意味合いからだそうです。

それと同時に、「みどりの日」はいままで「国民の休日」であった

5月4日に移動されました。※参考:今日は何の日 4月29日

  

以上、整理します。

1927年(昭和2年)~1947年(昭和22年) 「天長節

1948年(昭和23年)~1988年(昭和63年)「天皇誕生日

1989年(平成元年)~2006年(平成18年) 「みどりの日

2007年(平成19年)~            「昭和の日

 

4月29日が何の日だったのか忘れることがあったので、

整理しました。

  

  

次のサイトが勉強になりました。

こよみのページ  「昭和の日」は「畳の日」

4月29日が「みどりの日」だった当時に、

4月29日は「畳の日」「エメラルドの日」となりました。

その理由は、「みどり」に縁があるからです。

上のサイトから引用します。

  

・畳の日 ・・・ 畳の原料となるい草の緑色から。

・エメラルドの日 ・・・ 緑色の宝石エメラルドをPRする日

Igusasaibai い草 株式会社トーシン

Emerald_10_418ct1 エメラルド ユアエメラルドの店主ブログ

  

ところが事態が動きます。

2007年に「みどりの日」が5月4日に動いてしまいます。

またまた上のサイトから引用します。

  

◇「畳の日」と「エメラルドの日」、それぞれの選択

さて今日の記念日を見ると、「畳の日」はありましたが

「エメラルドの日」はありません。

「エメラルドの日」はみどりの日が2007年に

5月4日に変更になったのにあわせ、

一緒に 5月4日に移動したのでした。

しかし一方の「畳の日」は移動せず、

畳の日は4月29日という昔の「みどりの日」の日付に

そのままとどまった結果、畳の日は4月29日、

エメラルドの日は 5月4日とその日付が違ってきてしまいました。

 

  

4月29日の勉強はここまで。

2018年4月27日 (金)

映画「北北西に進路をとれ」を思い出しました/「少しだけ(11,25°)東寄りの北」

今日は4月27日。

  

授業で子どもたちに16方位を教えました。

その中の一つ、「北北西」をタイトルに含む映画が思い出されます。

北北西に進路をとれ」です。

81gtauzn64l__sl1500_ amazon 

動画もここに載せます。

このサイトでレンタルや購入も可能なようです。

縁があった場合は、こだわる。

まだ見たことがない映画なので、見てみようかな。


YouTube: 北北西に進路を取れ(吹き替え)

  

気になったのは「北北西」の英語の綴り。

映画のタイトルは「North by Northwest」とあります。

これが「北北西」の英語の綴りかと思いきや、

Wikipediaによると、

North by NorthWest という方位は現実には存在しない。

と断言しています。あれま?

実際に「北北西」は「North-NorthWest(NNW)」

まずは「北(North)」を書いて、

その後に「北西(NorthWest)を書く書き方は、

日本語と同じです。(日本が見習ったのかな?)

次のサイトも参考になりました。

げたにれの “日日是言語学” 『北北西に進路を取れ』 ── 存在しない方位の謎。

  

英語の方位で「by」が使われるのは、32方位からでした。

ここが参考になります。

Sender of vieW  東西南北の英語表記をカンペキに!順序と4方位〜32方位の覚え方! 

ここを読むと、英語圏で

「Go West」と言ってはいけないことがわかります。

「死ね」という意味を持つそうです。

さらにここも参考になります。

Fragments 方位を表わす英単語

北と北北東の間を表現する時に、日本語も英語も、

「北-北北東」とは表現せずに、

「少しだけ(11,25°)東寄りの北」という意味で、

「北微東(North by east)」と言うのです。

この場合の「by」は「・・寄りの」という意味になります。

32方位になると難解です。

まあ中学校では16方位までで十分ですね。

  

 

いかん、もうこんな時間!

連休前の平日。もう1日頑張ろう!

  

2018年4月26日 (木)

通算5700本目の投稿/巨大な山城「小谷城」/白夜の動画

 

今日は4月26日。

  

昨晩、通算5700本目の投稿をしたいと思いましたが、

できませんでした。

5600本目からの100本は遠かった。

(5600本目は2月1日)

というか、4月に入ってからがスローペースでした。

(4月に入って18本目)

転勤はやっぱりあわただしいし、疲れていましたね。

次の100本は、新しい勤務先に少しは慣れたし、

ゴールデンウイークもあるからペースを上げたいです。

  

 

  

4月5日放映の

英雄たちの選択 信長大苦戦 真説 姉川の戦い」を見ました。

この番組中に出てきた浅井長政の居城小谷城の画像がよかった。

番組の写真を載せます。

これが現在↓

Rimg2460  

そしてこれ↓が想像図。注目です。

Rimg2462  

当時有数の巨大な山城だったそうです。

山全体を覆うように、無数の曲輪が造られていました。

曲輪とは、石垣などで区切られた防御施設。

軍事に優れていた浅井氏の様子が今に伝わっています↓

Rimg2463  

城の中でも際立つのが、城の中腹辺りに築かれた

大広間と呼ばれる場所。

Rimg2464

Rimg2465  

もう少しカメラは引きました↓

Rimg2466

そこを歩いた城郭考古学者の千田嘉博先生の発言。

  

うわあ、大広間にやってきました。

広いですね。

これほど大きな、広い空間が、

山城の中にあるというのは、

すごいですね。

それだけ小谷城というのが、非常に大きな

戦国時代屈指の巨大山城だったということが、

これだけを見てもよくわかります。

 

  

また行きたいところが増えました。

  

  

今日は授業で白夜の映像を見せたいです。

こんなのどうかな?


YouTube: 真夜中に輝く、沈まぬ太陽 白夜のグリーンランド

 


YouTube: 沈まぬ太陽 南極・昭和基地で撮影に成功

 

音楽付きならこれかな↓


YouTube: 太陽が沈みそうで沈まない、北極圏の「白夜」現象を早回しで見る

  

さらに白夜の説明に参考になる映像。


YouTube: 白夜をわかりやすく説明!

地球儀を仕切る衝立がいい! 

 

2018年4月25日 (水)

4月24日は「しぶしの日」

今日は4月25日。

  

昨日(4月24日)、

授業で「今日は何の日」クイズを実施。

〇〇”〇の日

  

  

  

  

今日は「しぶしの日

今日は何の日 毎日が記念日

このサイトからの引用。

  

2006年1月1日に合併により誕生した鹿児島県志布志市が制定。

四(し)二(ぶ)四(し)で「しぶし」の語呂合せ。

   

志布志市。

地図で表わすとここ↓

Photo Yahoo!地図

 

「志布志市」の読み方は「しぶしし」

「し」が多い。

これが楽しい。

次のサイトに注目。

ディリーポータルZ 志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所の記入例がすごい

ここを読むと愉快になります。

1枚だけ写真を転載。

Photo_2  

授業で子どもたちがどよめいた写真です。

 

  

ちなみに、今日(4月25日)は

「歩道橋の日」「ギロチンの日」「拾得物の日」です。

今日は何の日~毎日が記念日

 

次はやっと通算5700本目の投稿。

今晩投稿しよう。

2018年4月24日 (火)

なぜフィジーなどの島国はラグビーが強いのか?

今日は4月24日。

  

以前から不思議に思っていたことが、

もしかしたら解決するかもということがありました。

2012年6月23日放映の「世界ふしぎ発見!南太平洋クック諸島

ラストフロンティア 海の冒険者たち」を見たからです。 

  

不思議に思っていたこととは、

なぜフィジー、サモア、トンガ、ニュージーランドなど、

人口が決して多くない島々の国が、ラグビーが強いのか?

  

人口を調べました。引用:外務省HP 大洋州

  

フィジー共和国  約90万人(2016年)

トンガ王国    約11万人(2016年)

サモア独立国   約20万人(2016年) 

ニュージーランド 約476万人(2017年)

  

ラグビーのランキングを調べました。(今日現在)

転載:ラグビーリパブリックHP

  

Photo  

1.ニュージーランド

10.フィジー

11.日本

13.トンガ

16.サモア

   

日本も11位でスゴイのですが、

太平洋の島々の強さは不思議でした。

  

「世界ふしぎ発見!」については後日書くことにして、

ここでは、ラグビーの試合前に行われる踊り

「ハカ」「ウォークライ(War Cry)」の映像を紹介します。

トンガVS.ニュージーランド

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フィジー 


YouTube: ウォークライ フィジー-2009.06.05

サモア 日本チームを目の前にしてのウォークライ。


YouTube: ラグビーワールドカップ2015 日本対サモア ウォークライ 『シヴァタウ』 ハカ

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Photo_12  

たくましい人たちです。

  

つづく

2018年4月22日 (日)

メルカトル図法のゆがみを顔面で表現

今日は4月22日。

  

1998年5月19日に録画した番組を、

授業で利用しました。

Rimg2458  

たけしの万物創世記 地図の歴史」です。

聞き書きします。

 

ナレーター:精密さを極めた地球の測り方。

      その技術の粋が、地図作りに注がれている。

      しかし、いくら正確に地球を測っても、

      抜け出せない宿命を地図は背負っている。

       

      地図は印刷されたものとして手元になければ意味がない。

      しかし、丸い地球を平面にすると、

      そのことで何かが犠牲にされる。

      

      例えば陸の面積を正確に描くと、方向が歪む。↓

Photo

      方向と距離を正確にすると、形がわからない。↓

Photo_2

      地図上に地球の全てを描き切ることはできないのだ。

Photo_3

      現在、我々に最もなじみ深い世界地図はどうだろうか。

      これが↓私たちになじみのある世界の姿だ。

Photo_4

      しかし、ヨーロッパの人たちの知っている地球はこれだ。↓

Photo_5

      日本は遠い極東の島国でしかない。

      南半球ではどうか。

      何も地球は上下が決まっているわけではない。

Photo_6

      常識を覆されると、これが日本列島だとは、

      一瞬ではわからない。↓

Photo_7

      さらに、緯度と経度が正しいメルカトル図法の地図は、

      私たちに大きな錯覚を与えている。

      たとえば、地球上にこんな陸地があったら、

      メルカトル図法ではどんな形に描かれるのか。↓

Photo_8  

  

  

  

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Photo_12

      まるで、別人。

      我々は日頃、この虚像を現実のように感じて、

      暮らしているのだ。

  

  

メルカトル図法のゆがみを表現するのに、

おなじみの人の顔を利用するという発想が素晴らしい。

これはわかりやすい。

さっそく子どもたちに授業で見せました。

(2クラスに見せて、もう1クラスは来週見せます)

      

20年前の番組が役に立ったので、記録しました。

      

     

      

      

      

      

      

2018年4月21日 (土)

伝えたいと思えるまで教材研究/生活のBGM変更

今日は4月20日。

 

明日はブログ「ここでも道草」の誕生日。

11年目です。

「道草」することは自分の個性。

「道草」も積もれば何かを成し遂げられる・・・

そんな気持ちもありますが、

まあ、やりたいことをやってきている証が、

このブログだと思っています。

  

 

転勤後はあまり道草ができていませんが、

誕生日前日の今晩は、2本くらい投稿できたらいいな。

明日は授業参観。

小学校だと、担任している学級での授業参観が当たり前。

ところが、明日は、担任している特別支援学級ではなくて、

通常学級での社会科地理の授業です。

  

緯度と経度の授業。

これから教材研究をします。

  

中学校の教材研究のいいところは、

小学校のように、

毎日6時間の授業を考えなくてもいいところです。

一つの授業を仕上げるのに、

今まで以上に時間をかけることができることです。

  

  

だからできるだけ、これは伝えたいと思うものに出会うまで

教材研究は可能な限り続けたいと心がけています。

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

(4月20日午後6時17分 ここまで書く)

  

 

  

今は、4月21日。

ここまで書いて昨晩は結局ダウン。

今朝は参観授業の準備のために道草できず。

でも昨晩書いたことは残しておきたいのでこのまま投稿。

 

今晩から生活のBGMは変更。

3月29日から聴いてきたNew Found Glory の

アルバムはここまで。

この曲もよかった。


YouTube: New Found Glory - Familiar Landscapes

この曲もよかった。


YouTube: Boulders - New Found Glory w/lyrics

 

そして今晩からの生活のBGMはこれ。

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カサリンチュ「待つ、うらら」 5曲

Amazon 

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カサリンチュ「感謝」 5曲

 Amazon 

合計10曲です。

ここでも道草 まだまだ私はブログを止めないだろうな(2017年12月28日投稿)

↑ここで「このアルバムもいつかは買いたい(借りたい)」と書いたのは、

「待つ、うらら」でした。

やっと実行。買いました。

2018年4月17日 (火)

津軽三味線の生演奏を聴く/「仁太坊物語」

今日は4月17日。

  

昨日津軽三味線の演奏を生で聴く機会がありました。

 

あまり触れる機会のなかった津軽三味線ですが、

いろいろなことを知りました。

覚えておきたいことをメモしておこうと思います。

  

・三味線の材料:棹(さお)・・・紅木(こうき)非常に堅い木。

                その他、紫壇(しだん)、花林(かりん)

        撥(ばち)(弦をはじく道具)・・・鼈甲(べっこう)

                その他、象牙、木材、プラスチック

・津軽三味線の元祖の話が面白かった。「仁太坊(にたぼう)」という方です。

 

そこで聞いた話と似た話が、次のサイトにありました。

「津軽三味線 山本大」ブログ

 

一部引用します。

  

津軽三味線はある1人の男によって誕生したと云われています。

(中略)

現在の青森県五所川原市金木町神原、

岩木川の河原に生まれた仁太坊こと、

秋元仁太郎(1857〜1928)は

津軽三味線の生みの親であると云われています。

津軽三味線の基礎を築いた功労者にも関わらず、

世に認められずこの世を去りました。

八歳の時に疱瘡にかかり生死をさまよい、失明してしまいます。

母親は仁太坊を産み、まもなく他界。

父は岩木川の船渡し守りで、仁太坊が十五歳の時に事故により水死、

仁太坊は天涯孤独となります。

そして、生きて行く為に彼は坊様となり、門付けをし、

その日の糧を求めて三味線を弾き歩きました。

    

さらにもう少し引用します。

  

仁太坊と津軽三味線のルーツ解明は、

1980年代に大條和雄先生によって発表されました。

大條先生の仁太坊については『弦魂津軽三味線』(合同出版)

『津軽三味線の誕生』(新曜社)などで読むことができますが、

『金木今昔物語・著/白川兼五郎』(自家版・昭和56年)

こちらでも神原の仁太坊について書かれてます。

(中略)

『金木今昔物語』によりますと、

意外にも仁太坊は家々の軒先を廻る門付けは

めったにしなかったそうです。

ただの物乞いはしないとのポリシーが強く、

毎日のように街の盛り場や茶屋、居酒屋などで、

旅の人を相手に芸を売ったそうです。 

(中略)

出掛ける時はバサマ(女房)の『まん』といつも一緒。

まんは手引きの六尺棒と太鼓を手に持ち、

盲目の仁太坊を手引きします。


仁太坊は、背中に佐々木小次郎の長刀のように

太棹の三味線を背負い、腰には横笛と尺八を差して

手引きの六尺棒につかまり歩いたそうです。


芸風は、津軽三味線のソロ演奏と云うよりも、

八人分の芸を披露する八人芸(はちにんげい)。

唄うと云うよりは唄を語るような口説き節風のもの。

三味線や尺八などを用いて唸り上げます。

じょんがら、よされ、おはらもみんな入っていて、

熱が入るとナンジョ(謎かけ)から祭文までやる芸達者ぶり。


叩き奏法を自ら編み出し、弾くと云うよりビュンビュン!と叩く、

あらん限りの芸を取り混ぜ、聴衆をひとのみにしてしまい、

あたりを圧したそうです!神原から金木の盛り場まで、

いつも同じ道を妻の手引きで歩きます。

  

なかなか興味深い人物だと思いました。

昨日は仁太坊さんへの賛歌として作曲された「仁太坊物語」が、

演奏されました。

その曲だと思われる曲が、動画でアップされていました。

ここに紹介します↓


YouTube: 【津軽】tugarushamisen nitaboumonogatari【三味線】仁太坊物語

  

以上です。

いい機会でした。  

  

 

2018年4月15日 (日)

教育ICTセミナー2018(春)5/スマートスクール(仮称)構想

  

今日は4月15日。

  

前投稿に続いて、

3月28日に行われた「教育ICTセミナー2018(春)」の報告です。

 

「ICT整備事例と、新学習指導要領を視野に入れた新たな取り組み」

倉敷市教育委員会 倉敷情報学習センター  尾島正敏・・・その2

  

必要なことを書き留めます。

  

〇タブレット端末は、家庭科や図工で使うといい。

 作品ができあがっていく途中経過を全体に見せる。

 家庭科のレシピを作る。写真を4枚に制限することで、

 どの写真を利用するかグループで話し合うことができる。

 

〇文部科学省情報教育推進係長の相川修二さんが示した同じ図。 

Epson819  この図の中の「個人フォルダ」

 個人フォルダのデータ量がものすごい量となる。

 (必要なギガ数×児童生徒数=ものすごい量)

 これが課題になってくる。

 クラウド化を進めなくてはならない・・・

 ID、パスワードの保持を意識する必要

 

〇教育の情報化加速化プラン

 ・文部科学省HPの「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」最終まとめ参照。

  PDF「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」

 ※読んでおきたい資料です。

 ※明日の教員会総会の合間にも読もうかな。

  尾島先生が、とくに説明してくれた

  最終まとめの中の「スマートスクール構想」に注目↓

 

スマートスクール構想・・・教育の情報化加速化に向けた施策のひとつ

 ・上記の「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」最終まとめ

  10pから引用↓

  

  現在、データに基づいた学校・学級経営や教育政策の推進が求められているが、

  今後の先導的なモデルとして、一人一台のコンピュータ環境や

  堅牢な校務支援システムのもとで、学習記録データ等を蓄積・分析し、

  意思決定するなど、授業・学習支援システムと校務支援システムの

  連携運用を図っていくようなモデルを構築し、

  学級経営・学校経営の見える化を進めることが、

  その効果的な支援につながると考えられる。

  (「スマートスクール(仮称)」構想)

 

  33pから引用↓

  

  (「スマートスクール(仮称)構想に係る実証研究)

  学校における教育の質の向上に向けてICTを最大限に活用するため、

  教員の業務負担の軽減を図りつつ、新しい時代に必要となる

  資質・能力の育成、とりわけ、探究的な学習の中で、

  学習者が日常的にICTを活用するすることにより、

  より深い学びにつなげる観点から、

  情報セキュリティ対策を講ずることを大前提とした上で、

  学びの過程及び成果をデータ化・活用できる仕組みを構想し、

  実証研究を進めていくことが求められる。

  (別添4-1、別添4-2参照)

  

  すなわち、統合型校務支援システムを帳票の電子化としての

  機能にとどめず、これらの校務情報を、学習履歴、学習記録、

  学習成果物等の授業・学習の記録(以下、「学習記録データ」

  という。)と有効につなげ、学びを可視化することは、

  以下に示すように、データに基づいた児童生徒自らの学習の

  振り返りのみならず、教員の指導力(学習指導、生活指導等)の

  向上や学級経営の改善、さらには、教育委員会単位の

  現状分析・政策立案、保護者や地域への説明等、

  教育の情報化の効果を飛躍的に拡大させることが期待される。 

  

  大量退職・大量採用を背景とした年齢・経験年数の不均等による

  若手教員への知識・技能の伝承の停滞の懸念が生じている中、

  児童生徒の学びを可視化することは、ベテラン教員が個々に

  有していた知識・技能(いわゆる「ノウハウ」)の一部を

  可視化させることにつながり、経験不足の教員が児童生徒に対し

  指導する際の補完的な役割や、学校全体での指導力向上に向けた

  取組を支援するツールとして機能すること。

  

  (中略)統合型校務支援システムと学習記録データ等を連携運用させ、

  これらのデータを集合知として活用することは、研究機関等による、

  データに基づく実践的・科学的な研究活動を可能とし、このことが、

  結果として、教育政策の「エビデンスに基づくPDCAサイクルの確立」

  にもつながる。

  ※「集合知」意味は?

   「多くの人の知識が蓄積したもの。また、その膨大な知識を

    分析したり体系化したりして、活用できる形にまとめたもの。」 

   引用:コトバンク

  

  児童生徒の学びを「可視化」することは、学校教育における教員以外の

  専門スタッフの参画や地域の連携体制の整備等「チーム学校」を

  より有効に機能させるとともに、学校を家庭のシームレスな学びの

  実践にもつながること。 

  ※「シームレス」意味は?

   「継ぎ目のないこと。」引用:コトバンク

  

  

  57pから転載↓ 「別添4-1」

Ict6

  

  57pから転載↓ 「別添4-2」

Ict7  ※黒地で見えにくいところには、上から次のように書かれています。

  「基礎的な知識・技能」

  「知識・技能の活用能力」

  「学びの『活動』」

  「学びの『過程』」

  「学びの『深さ』」

  

 ※以上、この「最終まとめ」は平成28年7月28日に発刊されたもの。

  2年前にはけっこうしっかり考えられているんだと思う。

  やはり頭のいい人たちが考えてまとめたもの。

  

〇このような「スマートスクール(仮称)構想」に基づく実践紹介。

 ・AI分析を使った指導支援、児童の学力向上

 ・ICTを活用した先生の働き方改革

 尾島先生の資料より転載↓Epson820  

 このシステムを実際に運用開始したのが奈良県奈良市。

 昨年9月スタートです。

 ※そのことを伝えるニュース↓

クラウドWatch 2017年7月19日

 一部引用

 

 大日本印刷株式会社(以下、DNP)は18日、

 小学校で月12回の頻度で実施している日常の

 テスト(単元/期末テスト)において、

 クラウド上のシステムでテスト結果を自動的に分析し、

 児童・生徒の能力特性に合った個別教材を提供するサービスを

 9月より開始すると発表した。

 サービスの開始に先駆けて、奈良県奈良市の全市立小学校にあたる

 43校の4年生の授業で採用が決定した。 

 DNPでは、現在、小学校で実施されている多くの日常のテストは、

 基礎・基本を重視した取り組みやすい問題を中心に作成されており、

 児童・生徒の能力特性を計測することが困難で、

 また、若手教員に対する支援と指導力の向上策が求められていると説明。

 こうした課題に対して、評価と指導の一体化に力点を置き、

 月12回のテスト実施後に、

 クラウド上のシステムでテストの回答内容を自動的に分析し、

 個々の児童・生徒の能力特性に合った個別教材を

 短期間(3日程度)で提供するサービスを開始する。

 

  

 世の中、進んでいるぞ。

 そのことが知れたことが収穫。

 もっといろいろ考えて実行しても、突飛ではない。

 世の中はもう十分進んでいる。

  

 以上で尾島先生のお話のまとめ終了。

   

2018年4月14日 (土)

教育ICTセミナー2018(春)4/再び出会った番組「しまった!」

 

今日は4月14日。

  

4月8日の続きです。

ここでも道草 教育ICTセミナー2018(春)3/ICT環境整備の進捗度(2018年4月8日投稿)

  

中学校勤務になって、以前の中学校勤務を思い出します。

新任から5年間は、小学校勤務でした。

その時には、本を読んだり、研修会に出たりと、

教師の力量アップのための時間がありました。

教育技術法則化運動にも関係しました。

ところがその後中学校勤務になって、

部活動、生徒指導に多くの時間が使われるようになり、

忙しい月は、第3日曜日の「家庭の日」以外は休みなしでした。

読書量も激減。研修会に出かけて行く時間はなくなりました。

10年間の中学校勤務。

再び小学校勤務となりました。

体はへとへとになり、おそらく精神的にも

ダメージがあったと思います。

その後療休を繰り返します。

教育技術法則化運動はTOSSとなり、

10年間でぐいぐい進んでいました。

乗り遅れた感がありました。

  

今回、その時以後18年ぶりの中学校勤務。

前回の体験を活かしたい。

  

①研修は怠らない。

②でも体・精神は健康で。

  

この相反する?①②を成し遂げつつ、4年間をやり切りたいですね。

 

   

 

 

 

3月28日に行われた「教育ICTセミナー2018(春)」の報告です。

  

 

「ICT整備事例と、新学習指導要領を視野に入れた新たな取り組み」

倉敷市教育委員会 倉敷情報学習センター  尾島正敏

  

必要なことを書き留めます。

 〇尾島先生の要項の最初に「・ICT」と大きく書かれていた。

 「いつも ちょっと トラブル」と読むそうです。

〇ICTを使うときに授業力がある先生ならICTは「魔法の杖」

 

 授業力がない先生にはICTは活用できない。

 ICTを敬遠しているベテランの先生にこそ使ってほしいICT。

 「悪魔のささやき・・・ICTを使えば何とかなる」と思い、

 何でもかんでもICT・・・・良くない。

〇ICT機器の日常的な活用法は?「大きく見せる

 ・教材を拡大提示して児童生徒の集中力をキープ

Ict 先生と教育行政のためのICT教育環境整備ハンドブック2016」

 ・理科や家庭科の授業で実演の様子を拡大提示

Ict_2  先生と教育行政のためのICT教育環境整備ハンドブック2016」

  

〇学習指導要領改訂の背景

 「子供たちに、情報化やグローバル化など急激な社会的変化の中でも、

 未来の作り手となるために必要な資質・能力を

 確実に備えることのできる学校教育を実現する。」

  

〇学習指導要領改訂の方向性

 どのように学ぶか

 主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・ラーニング」)の

 視点から学習過程の改善。

 このやり方を進めていく上で、ICT機器は大きなPOINT。

 

〇アクティブ・ラーニングの視点からの不断の授業改善

 ①習得・活用・探究という学習プロセスの中で、

  問題発見・解決を念頭に置きつつ、

  深い学びの過程が実現できているかどうか。

 ②他者との協働や外界との相互作用を通じて、

  自らの考えを広げ深める、対話的な学びの過程

  実現できているかどうか。

 ③子供たちが見通しを持って粘り強く取り組み、

  自らの学習活動を振り返って次につながる、

  主体的な学びの過程が実現できているかどうか。

 引用先:2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会

     第1回文部科学省資料

  

〇タブレット端末は最初は「でっかいデジカメ」で。

 画像収集のツールとしての利用。

 算数の学習では2人で1台、体育では3人に1台くらいが適当。

  

〇ただ単にタブレット端末を子どもたちに与えて「やりなさい」では

 子どもたちは使えない。

 情報活用能力を高めてあげないといけない。

 そのためにはこの番組がいい。

しまった!~情報活用スキルアップ~

 

Ict_3 NHK for School

 ※この番組ついては、2017年夏出会っていますが、

  その後ご無沙汰でした。利用したい番組です。

 ※参考:ここでも道草 20170721報告4.NHK for school 4本の新番組(2017年7月25日投稿)

 ※現在見ることができる放送リストを、NHK for SchoolのHPから、

  転載します。

Ict_4

Ict5  

この番組を見た人は、ぜひその有効性を語ってください。

教えてください。

つづく

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