« 「真っ白のままに、しておけるのか」・・・ずっと真っ白で! | メイン | クリチェフスカヤと6年ぶりに再会できた/なぜ火山群ができるのか »

2018年1月 7日 (日)

校長先生の通信より4/正月の歌

 

今日は1月7日。

  

勤務校の校長先生の通信を紹介します。

今回もいい勉強ができました。 

Epson800 そうか、クリスマスの歌はあるのに、

正月の歌があまりない。言われてみたらそうだ。

なるほど。

「正月」「新しい年」「新年」といった文字の入った曲は・・・

思い浮かびません。

  

あらたしき 年のはじめ初春の 今日降る雪の いや重け吉事

(あらたしき としのはじめの はつはるの けふふるゆきの いやしけよごと)

意味「新しい年のはじめの初春の今日、降っている雪のように

良いことが重なりますように

  

大伴家持の歌は、意味を見るといいなと思いますが、

歌だけ見るとよくわからないところがあり、すっきりしません。

「いや重け吉事」です。

調べました。

ここが参考になりました↓

くらすらん 万葉集 新しき年の始めの初春の 品詞分解と訳

  

引用します

「いや」:接頭語 いやいや ますます  ※副詞とする説もある

「重け(しけ)」:動詞カ行四段活用「重く(しく)」の命令形 重なる(かさなる)

「吉事(よごと)」:名詞 よいこと めでたいこと   

  

だから、「いや重け」で「もっと積もれ!」なんですね。


「重」を「しげ」「しげし」と読むのは、名前で見られます。

名前以外では見ることがありません。

この読みは、今回のような「重」の使い方の名残なのでしょうか。

そんな疑問が残りました。

  

 

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

いいですね。

こんなのがあります↓ 8分35秒にしてみてください。


YouTube: おはなしのくにクラシック [国語 小3~6] 16: 短歌|NHK for School おはなしのくにクラシック

1987年に発行された短歌集「サラダ記念日」の中の1句。

当時話題になった本です。知ってますよ。当時を。

今や教材ですね。

小学生にこの機微が伝わるかな?

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_5228
  • Img_5227
  • Img_5225
  • Img_5223
  • Img_5218
  • Img_5216
  • Img_5214
  • Img_5212
  • Img_5211
  • Img_5210
  • Img_5207
  • Img_5236

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉