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2018年1月 2日 (火)

思い出した「トンマッコルへようこそ」

今日は1月2日。

  

今朝の投稿の続きです。

  

新年早々、映画「トンマッコルへようこそ」を見ました。

 

10年前の記事のこの↓自分の文章が気になっていました。

 

しかし、ラストの壮絶なストーリーは予想できませんでした。

やはり戦争はしょせん、ハッピーエンドでは終わらない。

いくら笑顔で終わったとしても・・・

 

そのラストシーン。

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笑顔で終わっていますが、でもハッピーエンドではない。

確認しました。

思い出しました。

  

   

トンマッコルという村にたどり着いた敵味方。

連合軍のアメリカ兵1人と韓国兵2人。

敵対する人民軍兵3人。

自分の軍隊から離れて、村民との触れ合いの中で、

戦うことをやめて、相手を「敵兵」ではなく

「仲間」と見るようになってきています。

もし、この村で過ごすなら、彼らはそのまま平和に過ごせたかもしれません。

  

でも、現実はダメでした。

自分たちの軍隊と縁が切れなかったのです。

アメリカ兵は、味方兵が救助に来てしまいます。

そのことがきっかけで、トンマッコル村は爆撃の危険が迫ります。

人民軍のリーダーは、多くの部下を死なせてしまった責任を感じ、

自分だけが助かることを後ろめたく思っていました。

韓国軍のリーダーは、避難民の命を犠牲にできずに

上官の指揮に従わずに脱走した身であり、

時々その時のことを思い出しては苦しんでいました。

2人のリーダーは、死を選んで、

トンマッコルへの爆撃を阻止したのです。

 

 

結局、戦争を始めてしまえば、いろいろなことが起こり、

「うらみ」「悲しみ」「後ろめたさ」「復讐」「悔しさ」

等の感情がしがらみとなって体をしばり、

戦争を止めることは難しくなってしまうのです。

トンマッコル村で、しがらみが解き放たれたかと思いましたが、

結局はそうはいかなかった。

  

それではなぜラストで笑ったのか。

  

自分たちが失ってしまっていた平和があるトンマッコル村が

守れたからでしょうか。

死ぬことで戦争のしがらみから解き放たれるからでしょうか。

  

  

映画を再び見て、いろいろ思い出し、

さらにより考えることができたと思います。

   

10年前のブログ記事を読んだことで、

再び映画「トンマッコルへようこそ」を見たことは大きい。

新しいことをどんどん知ってブログに書き留めるとともに、

以前書いたことを読み直して、再び思い返すことをしていきたい。

そうすることで、このブログがさらに活きると信じる。

林成之さんの本をヒントに考えたブログの活かし方。

今年は実践していきたい。

そのスタートが「トンマッコルへようこそ」です。

ラストの笑顔の写真を追加します。

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このサイトが参考になりました↓

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう 『トンマッコルへようこそ』 と 『高地戦』

一読の価値あり。

これを読んで、今度は映画「高地戦」を見たくなりました。

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