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2017年5月

2017年5月28日 (日)

シロツメグサはタネを落とさないことを知りました

  

今日は5月28日。

  

昨年の11月23日に放映された番組

足元の小宇宙 絵本作家と見つける生命のドラマ」は面白かった。

Photo enbooks

この番組をきっかけに甲斐信枝さんの絵本を見るようになりました。

  

 

絵本「たねがとぶ」(甲斐信枝さく/福音館書店)

この本で今までの認識が違っていたことに気がつきました。

  

いろいろな草花がタネを飛ばす様子が描かれていました。

ムラサキケマン、アメリカフウロ、オオバコ、ナズナ、

そしてカタバミ。

カタバミは今日耕した学校の花壇で見かけました。

おさえたり、つついたり、ゆすったりすると

タネが飛び出していました。

 

ここでシロツメグサが登場。

引用します。

  

おや、この くさは

おさえても ゆらしても

さやが われないよ。

20130101_00000037a

  

シロツメグサは、実が熟すと小さな花が下向きになることは、

ずっと以前から知っていました。

きっと下向きになってタネを落としていたのだと思っていました。

でもタネは下に落ちない。

どうなるのだろう?と思って次のページをめくりました。

  

そしたら花は地面にだんだん倒れ、花は地面に触れます。

タネは落ちるのではなくて、そっと置かれるのだそうです。

思い込みは怖いなあ。

そうだったのですね。

   

  

絵本「のげしとおひさま」(甲斐信枝さく/福音館書店)

カエルやアリ、チョウが自由に動いているのを見て

ぼくも自由に動きたいなあと思うノゲシ。

仲良しのおひさまに相談したら、

「わたしの光を一生懸命すいこんでいれば、

きっとどこかへ行けますよ」と教えてくれました。

言われた通り、日の光を浴びたノゲシ。

  

あるあさ、のげしは、

はなを ひらくことが できませんでした。

どうしたことか、はなびらが ほぐれないのです。

のげしは つぎの あさも、そのつぎの あさも、

はなを ひらくことが できませんでした。

  

そして、なんどめかの あさ、

ようやく はなを ひらいた のげしは、

びっくりぎょうてん。

「たいへん、はなびらが まっしろになっている」

20130101_00000042a

この後、綿毛で自由に飛んでいくノゲシが描かれます。

   

ここではてな?と思いました。

 

ノゲシの花はタンポポのように、

一度開花して閉じ、実が熟したら再び開いて綿毛の姿になるのでは?

一度も開花せずに綿毛の姿にはならないと思うのです。

  

じっくり観察をしている甲斐さんが、

このことを見逃すはずがありません。

やっぱりお話を面白くするために、

少々脚色をしているのだと思います。

  

   

甲斐さんの本を読んで印象に残ったことを書きました。

2017年5月25日 (木)

オオセンチコガネについて少々勉強

  

今日は5月25日。

  

先日、御池岳付近登山・散策で出会った達人のご兄弟。

弟さんのペンネームは「御池池守」さんでした。

ブログを教えてもらいました。ここです↓

自然を求めて山から山へ、標石も楽し~岐阜百山と300名山目指します~

 

このブログでのコメントのやり取りで知ったことを

ここに書き留めます。

  

この写真を5月22日の記事に載せ、

「コガネムシ」と書き添えました。

Rimg4426

 

そしたら御池池守さんから、オオセンチコガネだよと

コメントをいただきました。

そうなんだ、ただのコガネムシではないんだと思い調べました。

  

昆虫エクスプローラ オオセンチコガネ

まずはこのサイトから引用します。

オオセンチコガネの大きな写真が楽しめるサイトです。

  

獣糞や動物の死がいに集まる黒っぽいコガネムシ。
  
センチコガネに似るが、より体表の輝きが強く美しい。
色は、金緑、金青緑、金紫、金赤紫など地域によって
さまざまなバリエーションがある。
上翅には細かな筋がある。
また、胸部背面中央に、縦筋がある。
動物の糞に集まり、メスは地中へ糞を埋めこんで産卵する。
幼虫は糞を食べて育つ。

   

姿は金ぴかなのに、糞まみれの生活をしている昆虫なのですね。

  

  

Wikipedia センチコガネ科

ここからも引用

成虫、幼虫共に糞を食べる糞虫である。

和名の「センチ」は便所を指す語「雪隠(せっちん)」が訛ったもので、

糞に集まる性質に由来する。

  

実は名前も糞に関係していました!

  

通常のオオセンチコガネは背面が赤っぽいが、

琵琶湖東岸から鈴鹿山脈にかけての個体群は鮮やかな緑色、

紀伊半島中央部の紀伊山地の個体群は

鮮やかな藍色になることが知られている。 

    

御池岳は鈴鹿山脈の山。

緑色のオオセンチコガネを見ることもできたんだ。

緑色のオオセンチコガネを「ミドリセンチ」というそうです。

そのミドリセンチを採集するために、

臭豆腐という強烈なニオイを放つものを使って挑戦している

人がいました。このサイトです↓

Photo_2自然の中に!採集紀行 秘!ここだけのオオセンチ採集法

 

挑戦は成功してたくさんのミドリセンチを集めています。

このような人がいるのですね。

人間はいろいろな方がいて面白い!

 

2017年5月24日 (水)

「ウワサの保護者会 プログラミング教育」その2

 

今日は5月24日。

  

  

前投稿に引き続き、5月20日放映の番組

ウワサの保護者会 “プログラミング教育”って、なに?!」の

聞き書きをしていきます。

ちなみに再放送は5月27日深夜です。

Photo http://www4.nhk.or.jp/hogosya/2/

  

ナレーター:世界ではすでにさまざまな国で

  プログラミング教育が始まっている。

  アメリカでは2013年にオバマ前大統領がメッセージを発表。

Rimg4431   

オバマ大統領:プログラミングを学ぶことは

  自分のためだけではない。

  国の将来がかかっている。

  新しいゲームを買うだけでなく、自分で作りましょう。

 

Rimg4432  

ナレーター:イギリスでは5歳、フィンランドでは7歳から

  プログラミング教育が必修化された。

  子どもたちがこれからの社会を生き抜いていくためには、

  日本のプログラミング教育も待ったなし?

 

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尾木:(オバマ大統領が)「国のため」とおっしゃったのがね、

  ぼくは非常に引っかかったんですよ。

  その子どものためであるべきであって、

  教育界の常識からいえば、一人一人の子どもの成長、

  幸せのためなんですよ。

  それが国を支えていくのであって、国のためと来られると、

  ぼくなんか超警戒する。そこがやたら気になりました。

高山アナ:子どもたちは将来自立して仕事につくわけですよね。

  Webビジネスの市場はどんどん拡大していまして、

  2011年から2020年までに、市場規模は4.5倍になると、

  経済産業省の試算もあるんですね。

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  そこに人材が必要だから、ニーズがあるから、

  そのためにはちっちゃいころから、

  慣れ親しんだ方がいいんじゃないかという・・・。

  

ココナッツ(保護者):私が外資系の会社にいた時に、ITの方は外国人で、

  日本人の方はいないということがあったので、

  日本は遅れている方なのかなって、思ったこともあったんですね。

  (プログラミング学習が)早く始まるといいなとは思っていました。

高山アナ:中学高校じゃなくて、小学校から?

ココナッツ:そうですね。

  やっぱり英語もそうですけど、中学生くらいになると、

  構えてしまって、もう勉強だと思うと思うんですけど、

  小学生ぐらいだと、勉強だけれども、

  これ楽しいって思えるか思えないかだと思うんですよね。

  

 

ノニ(保護者):私は反対です。

  個人差があると思って、興味をもてばどんどんやりますし、

  興味がなければ、手を抜いて遊びの時間になっちゃうので、

  それはもう中学高校あたりで自分の分別がつくようになってから、

  選択でやりたい人がやればいいと思って、

  小学生の時代はもっと違う教育に力を入れた方がいいと思います。

尾木:違う教育って何かしら?

ノニ:人間力とか情操教育とか、中身をもっと育てるような教育に

  力を入れたらいいと思う。

  

ウニ(保護者):今はもうすでにカリキュラム、

  パンパンなんじゃないかな、

  と思うんですけど。

  他を削ってまで、やるほど優先順位が高いのかなっていう、

  ところですね。

 

ナレーター:新たな授業が増え、他にも影響があるのではという心配。

  学習指導要領の改定案によると、今回の必修化で、

  「プログラミング」という教科が増えるわけではないのだ。

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  算数や理科などの教科や総合的な学習の時間の中に

  取り入れて教える、ということが提案されている。

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  そのねらいは「プログラミング的な思考」を身に着けること。

Rimg4440

  では具体的にどうやって教えていくのか。

  スタジオで専門家に授業の一つの例を見せてもらおう。

(つづく)

2017年5月22日 (月)

「ウワサの保護者会 プログラミング教育」その1

今日は5月22日。

  

5月20日放映の番組

「ウワサの保護者会 “プログラミング教育”って、なに?!」

は勉強になりました。5月27日の深夜に再放送あり。

お薦めです。

 

いい番組だったので、じっくり聞き書きします。

  

ナレーター:小学校の教育が変わる?

  プログラミング教育。2020年から実施される教育改革の中で、

  自発的に学ぶ力をのばす「アクティブ・ラーニング」

  英語教育の早期化と並んで注目されているのが、

  プログラミング教育の必修化だあ。

Rimg4418_2  

ナレーター:番組が行ったアンケートによると、

  必修化を知らない人は、62%。

  それでも3年後の2020年には授業が始まってしまう!

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ナレーター:と、言っても、プログラミングって何なのか?

  プログラミングとは、コンピュータに指示を出して、

  自分の思うように動かしていくこと。

  プログラミング教育がなぜ小学校で必修化になるのか、

  今回はとことん考えよう。

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尾木直樹:これはね、教育界にとっては大騒ぎですね。

  V(ビデオ)の中では2020年からと言ってましたけど、

  試行期間というのがあって、先取りして練習してから

  本番に入ることをします。

高山哲哉アナ:ユーカリさんはきょとんとしてますね。

 

ユーカリ(保護者):全く、プログラミングという言葉自体も、

  全くわからないでここで皆さんと一緒に学ぼうっていう感じ

  ですけども・・・子どもに聞いて見たら、「知らないの?」と

  逆に言われてしまって。子どもは知ってましたね。

  (子どもから)「勉強してきてえ」と言われました。

 

ディクディク(保護者):子どもたちからすると、

  私とかよりゲームとかの世界で、

  この指(で操作すること)とか、パソコンとかをすいすい

  やっちゃうんですけど、楽しそうだし、だけど今のVにあるのを

  見る感じだと、なんか目が悪くなりそう。

  

ランタナ(保護者):うちは息子がプログラミング教室に

  通っているんですけど。

  ゲームとかがすごく好きなので、だったらこう、

  プログラミングをする側の世界を見てみたらいいんじゃないかなと

  思って、あえてちょっと通信会社の無料のがあったときに、

  「やってみる?」と言ったら、「行く行く」って言って、

  やってみたんですね。そして興味をもったので、

  教室に通わせています。

  もともとパソコンとかに興味があるので、

  「すごく楽しい」「できたら休みたくない」って感じでは、

  言っています。

 

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ナレーター:今回の教育改革。これまで学校教育に携わってきた

  文部科学省だけでなく、総務省、経済産業省がタッグを組む

  一大プロジェクト。

  ではなぜプログラミング教育が必要なのか。

  総務省でプログラミング教育を進めている御厨(みまや)さんに

  話を聞いた。 

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御厩祐司:子どもの未来がかかっていることでもありますので、

  知っておく必要があると考えています。

ナレーター:子どもの未来がかかっている!

  それはどういうことですか?

御厩:これからの世の中では、人工知能とかロボットとか、

  新しい技術がどんどん出てくると思うし、それによって、

  今まで人間が担っていた仕事が、

  そういうものに取って代わられて無くなったりする、

  そういうことがあると思います。

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ナレーター:子どもたちが大人になる未来の社会は、

  科学技術の発達により、

  今とは全く違うものになっているかもしれない。

御厩:人工知能にしてもロボットにしても、元をたどれば、

  人間が必要な指示を与えて、そのように動くように

  プログラミングした。プログラミングの産物であると思いますので、

  ロボットと人工知能とうまく共存しながら、

  一緒に生きていく上で、それらを動かす基本的な原理ということで、

  プログラミングを学ぶ必要があると思います。

  

(つづく) 

  

20170521御池岳付近散策その5/最後はハルゼミの話

今日は5月22日。

  

前投稿に引き続き、昨日の御池岳付近登山・散策の報告を書きます。

  

自然観察会で教えてもらったことを書きとめます。

今回がラスト。

  

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↑コチャルメラソウ

 

チャルメルソウの仲間。

名前の由来を知りたいです。

岡山理科大学 植物生態研究室(波田研)HP コチャルメルソウ

↑ここには次のように書いてありました。

 

開いた果実の形が楽器のチャルメラに似ていることが名前の由来という。

開いた果実の形・・・

14914_2 松江の花図鑑より

  

楽器のチャルメラとは・・・

明星チャルメラのおじさんのもつ楽器が思い浮かびます。

33717591_2  

う~ん、似ているといえば似ているか?

  

  

オレンジ帽子の達人が教えてくれて、

達人のご兄弟も場所を知っていたクマガイソウの群生を

見に行きました。

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クマガイソウ

群生には蕾状態のものもありました。

まだ花が新鮮で、タイムリーで見ることができました。

いなべ市の自然」(いなべ市教育委員会)には

次のように書いてあります。

  

全国で絶滅が危惧されている多年草です。

市域では、山地の日当たりの良い林下に稀に生えます。

市域でも激減しています。

美しい自然の姿が次世代の人も見られるよう、保護に、

ご理解ご協力をお願いします。

 

今回も達人さんたちから、ネット上に写真を載せてもいいけど、

場所を特定できるようにはしないでほしいと言われました。

もちろん守りました。

次世代にも見せたいけど、自分もまた見に行きたいです。

  

 

  

道なき道を歩く自然観察会の人たちと同行すると

こんな珍しいものに出会います↓

Rimg0100_3  

シカの死体です。

肉は腐ってなく、骨と毛が残るのみでした。

角の大きな立派なオスでした。

  

ここで達人のご兄弟から教えてもらいました。

  

シカはシカ科。ニホンカモシカはウシ科!

違う仲間でした!

シカの角(つの)は、何本かに枝分かれするけど、

ニホンカモシカの角は1本。

シカは角があるのはオスのみ。

ニホンカモシカはオスもメスも角がある。

シカの角は毎年生え替わるけど、

ニホンカモシカは生え替わらない。

角が折れると、再生されない。

  

  

同じ「シカ」ですが、シカとニホンカモシカは体型が違うとは

思っていました。科が違うんだ。

昨年、ニホンカモシカは撮影したぞ↓

Rimg1302ここでも道草(2016年11月12日投稿)

  

 

コグルミ谷入り口まで、自然観察会の皆さんと一緒に下山しました。

午後3時40分ごろ到着。8時間40分ほど山にいました。

贅沢な時間でした。

帰りに藤原岳自然科学館によって、

いなべ市の自然」(いなべ市教育委員会)を購入しました。

P4223227ssいなべ市HP 写真集「いなべ市の自然」

  

  

5月21日に出かけたことで、初めての場所に行き

「別世界」を味わいました。

そして達人たちに会って、いろいろ教えてもらいました。

70歳前後の人たちでした。

山で出会った人たちは元気がいいです。

14年経つと自分も70歳。

この日出会った人たちのように、

行動力があり、知的好奇心のある70歳でありたいと思いました。

そのためには山の趣味は大切にしていきたい。

う~ん、もう一つ報告していない。

Rimg0054_2  

カタクリ峠でセミの幼虫が地面にいるのを、

同行者が見つけました。

春のセミでしょうか?

調べると、エゾハルゼミの可能性が高い。

※参考:セミの図鑑 エゾハルゼミ

こんなのを見たのは生まれて初めて。

5月21日。生まれて初めてをたくさん体験できました。

  

この貴重な体験を書きとめたぞ!報告終わり。

 

20170521御池岳付近散策その4/ダンドボロギクのダンドは?

  

今日は5月22日。

  

前投稿に引き続き、昨日の御池岳付近登山・散策の報告を書きます。

  

自然観察会で教えてもらったことを書きとめます。

  

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エビネ

全国で絶滅が危惧されている多年草です。

市域では、落葉樹林に稀に生えます。

根茎(パルプ)の形がエビの姿に似ていることから

名付けられました。

市域でも減少しています。

保護に、ご理解ご協力をお願いします。

「いなべ市の自然」(三重県いなべ市教育委員会)より

  

 

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トリカブト

  

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サワギク

黄色い花が咲きます。これから咲きます。

白い冠毛(かんもう)・綿毛が

ゴミのようにボロに見えることから、別名「ボロギク

ボロギクの名前がつくのは他に

ベニバナボロギク」「ダンドボロギク

ノボロギク」があるそうです。

ダンドボロギクのボロ状態↓

Img_4518花山の四季 まさにボロギク より

 

教えてもらったときから気になっていたのが「ダンド」

これってもしかしたら・・・・

地元の愛知県段戸山で見つかったことから、

この名前がついたそうです。

地元の名前が出てくるとうれしいです。

  

  

Rimg0096ハシリドコロ

名前についてWikipediaには次のように書いてありました。

和名は、食べると錯乱して走り回ること、

また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから付けられた。

  

ナスのような紫の花が咲くとのこと。

実際に見たいと思いました。

Hashiridokorohana2東京都薬用植物園 フキノトウとハシリドコロ(有毒)より

  

  

カラスノエンドウ(カラス野エンドウ)と

スズメノエンドウ(スズメ野エンドウ)の中間である

カスマグサの話もしてもらいました。

鞘に入っている種の数が違うそうです。

カラスノエンドウが13、

カスマグサが4,

そしてスズメノエンドウは2。

この数を数えれば、どの植物か同定できるそうです。

カスマグサは以前に出会っていたぞと思い出し、調べました。

4年前に出会っていました。

ここでも道草 H25 4月の花々33 カスマグサ(2013年5月18日投稿)

  

報告のつづきは次の投稿で。

次が報告の最終回になりそうです。

20170521御池岳付近散策その3/達人たちと出会う

  

今日は5月22日。

  

前投稿に引き続き、昨日の御池岳付近登山・散策の報告を書きます。

  

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御池岳の六合目に戻ってきました。

ここはカタクリ峠と呼ばれる場所。

カタクリの花を見ることはできませんでしたが、

実ができているのを見ました。

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↑葉っぱだけのカタクリもありました。

葉っぱだけ出して太陽光を浴び、

球根にエネルギーを貯めているようです。

8年かけて花を咲かせるようです。

※参考:森でひろったメッセージ カタクリの花は咲くのに何年かかるか

  

  

この六合目で休憩している時に、達人たちに会いました。

まずは2人組。鉄砲で撃たれないように、

目立つオレンジの帽子をかぶった人とその連れの人。

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オレンジ帽子の人はよく御池岳など

鈴鹿の山に入っている人のようでした。

この日、クマガイソウの群生を発見した話。

ヤマシャクヤク(ヤマシャク)の咲いている場所も教えてもらいました。

秋にはナメタケ採りに来るそうです。70歳!

連れの人は、こちらの地元の本宮山にもよく登られている人でした。

この2人の方からたくさんの話を聞いて、

御池岳の頂上をあきらめて、ヤマシャクを見に行くことに。

その時に4人ずれの人たちと出会いました。

この中にすごいご兄弟がおられました。

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70歳前後!のご兄弟なのですが、お兄さんは昆虫に詳しく、

弟さんは植物に詳しい方でした。

この弟さんが企画した自然観察会に他の3人が参加していました。

そして図々しくも私たち4人も、

この自然観察会に飛び入り参加させていただきました。

 

その自然観察会で教えてもらったことを少しでも

このブログに書きとめようと思います。

前投稿で写真を載せたヒメレンゲ

その名前を教えてくれたのもご兄弟でした。

 

ニリンソウ

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ニリンソウは同じ場所から花が2つ咲くことから、

この名前がつきました。

しかし、同時に2つ咲くわけではなく、

時間差があります。

それがわかるのが、上の2枚の写真の下の写真。

1つの花がもう終わっていて、もう1つが今を盛りに咲いています。

  

  

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ネコノメソウ

ここには3種類のネコノメソウが写っています。

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ヤマネコノメソウ

「ネコノメソウ」と言われるのは、実ができた時のこの「黒」が

猫の黒目を想像させることからだそうです。

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ホクリクネコノメソウ

  

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ハナネコノメソウ

  

確かこう聞いたので書きました。

他にもミヤマネコノメソウが別の場所にあったぞと

教えてもらいました。

正確でなかったらまた言ってください。

責任は私です。

ネコノメソウはとにかく仲間が多い。

このサイトが参考になりました。

PLANTSINDEX.COM ネコノメソウの仲間(完全編)

  

  

バイケイソウ↓

Rimg0041  

たくさんあったバイケイソウ。

花がたくさん咲く年と咲かない年があるそうです。

咲く年は数年に1度。

今年は咲かない年のようで、花芽を見たのは今回は2本だけ。

そのうちの1本↓

Rimg0074   

報告は次の投稿につづく。

20170521御池岳付近散策その2/勾配40度であきらめ

 

今日は5月22日。

  

前投稿に引き続き、昨日の御池岳付近登山・散策の報告を書きます。

  

コグルミ谷入り口から入って、

御池岳六合目から、南南東に向かって歩き出しました。

  

登山者の少ないコースでした。

そして新緑が織りなす別世界でした。

Rimg0001  

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忙しい日々ですが、このような別世界に来ることが、

きっと心にはいいと思っています。

今回も別世界に来ることができました。

  

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↑難しい!ヤマエンゴサク?ムラサキケマン?

以前の投稿のヤマエンゴサクも怪しくなってきました。

その時には自信があったけど・・・

ここでも道草 GWの花々/オカオグルマとチョウの共演(2017年5月9日)投稿

  

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シマリス

本来この森にいなかった種類のリスだそうです。

どなたかが飼っていたつがい放したために増えたそうです。

今回もよく見かけました。

本来いるリスはホンドリス(ニホンリス)だそうです。

山で出会った方に教えてもらいました。

  

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最初は谷底を歩いていましたが、だんだん谷底から離れ、

谷の側面を歩くようになってきました。

   

そして急斜面。

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前投稿の地図で、

「危険 ココから山頂まで重畳的に大きな石」

「必要に応じてザイル使用」「ルート無し」

と書いてある場所です。

急でした。そして石が浮いていて危ない危ない。

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↑この写真で、勾配を分度器で計ってみました。

40度でした。40度は木がなければきつい勾配でした。

  

 

ここで撤退を決断。

往路を戻りました。

  

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ヒメレンゲ

山で出会った、植物に詳しい方に教えてもらいました。

  

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谷底に戻ってきて休憩。その時の風景↑↓ 

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アカゲラがつついた穴らしきものがクッキリ見えました。

  

 

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↑倒木

ふだん生活している空間で倒木を見ることはめったにありません。

でも昨日はたくさん見ました。

現在の生活のBGMである中島みゆきの曲「倒木の敗者復活戦」の

イメージにあった倒木はないか気にして歩いていました。

ベストはこの1枚でした。

  

中島みゆきさんが歌う動画はなかったので、

カバーの動画を貼り付けます。


YouTube: 倒木の敗者復活戦 / 中島みゆき / cover:伸[nobu]With仲間たち

   

登山・散策の報告は次の投稿につづく。

20170521御池岳付近散策その1/花の多い季節でした

  

今日は5月22日。 

  

昨日は鈴鹿の御池岳付近を登山・散策してきました。

その時の報告を書いていきます。

  

今回の登山口はコグルミ谷入口です。

登山口近くのスペースに駐車。

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↑登山口へ向かいます。

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↑登山口。さあまた出発です。

  

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↑足下に実がたくさん落ちていました。

後で他の場所で、実がまだ木についているものを撮影しました↓

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この木の名前は?

実の形で調べてみて・・・・

カラコギカエデ?ミツデカエデ?

迷ったけどカラコギカエデのように思えます。

でも葉っぱの形が違うかな?

また調べてみます。わかったらその時点でここに書きます。

  

  

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オトシブミの揺籃(ようらん)

Wikipediaには次のように書いてありました。

 

(オトシブミの)名前は、江戸時代に

他人にばれないように手紙を道端に落とし、

他人に渡したという「落とし文」から来ている。

  

江戸時代に面白いことをやっていたのですね。

この風習を知らないと、この昆虫の名前は理解できないです。

  

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↑この花の名前は今は不明。わかりしだい書きます。

ミヤマハコベかな?

  

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↑これまた不明。

ユキザサではないかと教えてくれた人がいました。

ユキザサは花がたくさんできるようですが、

これから花が増えるのでしょうか?

  

※後記:ユキザサで決定したいです。

みんなの花図鑑」に投稿して教えてもらいました。

(5月22日 午後4時12分)

  

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フタリシズカ

まだ花が咲いていなくて白くありません。

   

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イワカガミ

  

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チゴユリ

同行者に教えてもらいました。ピンぼけが残念。

  

  

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コガネムシ

色鮮やかでした。必死に木の皮の下に潜り込んでいました。

  

このようなものを見ながら御池岳六合目へ。

ここで私たちは御池岳頂上に向かわずに、

谷を南南東に向かいました。

同行のSさんが、以前から行きたいと希望していたコースだそうです。

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 ↑今回の登山で参考にした地図です。

  

六合目以後は次の投稿で!

  

 

2017年5月21日 (日)

イラストレーター中川学さんを知りました

  

今日は5月21日。

  

5月14日の朝、何気なく見た「京都知新」という番組で、

イラストレーターの中川学さんという方を知りました。

この番組のオープニングイラストを手がけている人です。

「イラストレーター」というパソコンソフトを使ったイラストは、

独特です。

有名なこの本のイラストを担当されていました。

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本業は京都木屋町三条にある瑞泉寺住職。

このお寺が歴史的に有名でした。

豊臣秀吉に命じられて自害した豊臣秀次のお墓がある寺でした。

※参考:「京都・瑞泉寺 処刑された秀次を憐れんで建立した供養塔

※参考:BUSHOO!JAPAN (武将ジャパン)戦国一悲運の美女駒姫

京都で、また行ってみたい場所が増えました。

  

  

中川学さんの作品は、これからも見ていきたいと思いました。

忘れないようにここに書きとめました。

 

※後記:5月21日朝の「京都知新」を録画。

オープニングの写真を撮りました。

並べます。(5月22日記)

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