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2014年10月18日 (土)

「教師が無理してタブレット端末を使う必要はない」?

  

今日は10月18日。

  

同僚の先生から、こんな記事があったよと教えてもらいました。

「小四教育技術 2014 11月号」(小学館)に載っている記事です。

  

Cover

 「スペシャル対談」と言うことで、

東京大学先端科学技術研究センター准教授の近藤武夫さんと、

同センター特任助教の平林ルミさんの対談記事でした。   

大見出しは「タブレット端末は、個別支援をどう変えるか」

最初の小見出しにビックリ。

「教師が無理してタブレット端末を使う必要はない」

え!え!

近藤さんがこう言っています。      

  

従来の学校教育現場におけるテクノロジーの大半は、

先生方が「教える道具」として活用するものでした。

しかし、「魔法プロジェクト」「DO‐ITJAPAN」など、

私たちが取り組んできた研究プロジェクトでは、

子どもたち自身が「学ぶ道具」「生きるための道具」として、 タブレット端末を使います。

誤解されがちですが、今後、先生方に教室で

タブレット端末を無理して使っていただくことは想定していません。

まず、そこをご理解いただきたいと思います。(4p)         

   

この発言は、教師としてはアレッ?と思いました。

教師に遠慮しているような発言に思えました。

教師にタブレットを利用してと言うと、拒否反応をされてしまい、 導入してもらえないので、

「そうじゃないですよ、教師はタブレットを使わないんですよ。安心してください」

と言っているように思えます。   

確かにタブレットに拒否反応があることは感じます。

でも本当に効果のある物には、教師は前向きだと思います。

ただ、まだまだ教師が知らないと思うのです。 タブレットの良さを。

  

今回タブレットを使った方が良い子どもたちは、 読みや書字に障害のある子どもたちです。

タブレットの読み上げ機能や、キーボード入力、

タブレットにペーパーテストやワークシートを撮影して拡大して見たり、

あるいはその画面を拡大して、大きな字で書けるようにする使い方が紹介されていました。

(詳しくは”小四教育技術”を見てください)    

  

この対談を読んで、子どもの未来までタブレットが左右することを感じました。

その部分については、次の投稿で。

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