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2014年9月30日 (火)

10月は音読指導を頑張ろうと思わせてくれた映像

 

今日は9月30日。

  

先日のサークルで、音読が話題になりました。

朝のショートタイムで、音読を取り入れることになった先生が、

富山市の五福小学校の本を参考にしたと言っていたことに、アンテナがビビッときました。

「五福小学校」「音読」ときたら、浮かぶのは「中井隆司」先生です。

2008年には、中井先生の次の学校である山室中部小学校の研究発表に行ってきました。

音読だけではなく、いろいろな面で中井先生には教えてもらってきました。

 

「中心になった中井先生の映像がありますよ」

「送りますね」

とその先生に言いました。

  

今日、書棚からDVDを引っ張り出してきました。

久々に見ました。

山室中部小学校に行って、実際に授業を見て、録画したものです。

  

Photo_4

午前8時半からモジュールタイムという15分間の基礎学力をつける時間でした。

しかし、中井先生は7分前からスタート。

百人一首をやって、辞書引きをやって、辞書をかたづける時に一曲歌って、

「泣いた赤鬼」のセリフ練習(学芸会に向けて)、そして国語の教科書の音読。

これだけやって、時刻は8時45分。ちょうど時間となりました。

音楽室への教室移動を始めました。

実質22分間もやっていたのに、見ていてあっという間でした。

とてもテンポがよく、やっている子どもたちも流れに乗っていました。

心地良い授業でした。3年生の授業でした。

  

  

この3年生が、2年生だった時の映像もあります。

(複数学級なので、全員が同じではありません)

それも見てみました。

中井先生の追い読みが素晴らしい。

軟らかく静かな声で、それでいて早口に読んでいきます。

早口の方がいいのです。

参考:ここでも道草 速く読むことは、2学期も継続(2007年8月18日投稿)

圧巻は、「夏休みのくらし」の追い読み。

Photo_3  

夏休みの諸注意も、追い読みで音読させてしまう。

給食だよりだって、中井先生にかかると音読教材です。

 

子どもと一緒に作りだすこの「追い読み」の魅力。

一緒に学習している、一緒に教室の雰囲気を作っている状態でした。

今も積極的に追い読みをやってきたつもりでしたが、

今回DVDを見て、そうだよ、目指すはこんな学級だったじゃないか、と思い出しました。

まだまだ甘い自分の実践。

特別支援学級で、学年もいろいろ、人数は少ない状態ですが、きっとできる。

  

 

サークルで話題に出たことがきっかけで、こうやって久々にDVDが見られたのは、

自分にとってはいいことでした。

意識するのは、10月30日の研究発表です。

音読はまだ伸ばせます。

0からのスタートでありません。

できるだけやってきました。

でも映像を見て、つけ加えることが見えてきました。

10月は音読指導に力を入れよう。

10月30日の、うまくいった授業をイメージできてきました。

  

  

DVDは明日その先生に郵送します。

今晩はできるだけ見ておいて、中井先生の作る学級の雰囲気を体に染み込ませておきたい。

  

参考:花まる先生 音読が生む一体感 富山市立山室中部小学校・中井隆司さん(2007年7月30日の記事)

  

参考になる記事です。

削除されていないことがうれしいです。

朝日新聞さん、ずっと保存しておいてほしいです。

  

コメント

 道草さん、この土日、ほんと御嶽登ってなくてよかったです。

よっしーさん、コメントをありがとうございます。
ALSつながりで、心配していただき恐縮です。
周りの人によく言われます。
登っていなかったんだね、って。
山は怖いです。
御嶽山に登っている可能性もゼロではありませんでした。
今度は11月初旬に登る予定です。
今年の年号と同じ2014mの山です。
山伏(やんぶし)という山です。
火山ではありませんが、気をつけて登ってきます。

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