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2014年9月

2014年9月30日 (火)

10月は音読指導を頑張ろうと思わせてくれた映像

 

今日は9月30日。

  

先日のサークルで、音読が話題になりました。

朝のショートタイムで、音読を取り入れることになった先生が、

富山市の五福小学校の本を参考にしたと言っていたことに、アンテナがビビッときました。

「五福小学校」「音読」ときたら、浮かぶのは「中井隆司」先生です。

2008年には、中井先生の次の学校である山室中部小学校の研究発表に行ってきました。

音読だけではなく、いろいろな面で中井先生には教えてもらってきました。

 

「中心になった中井先生の映像がありますよ」

「送りますね」

とその先生に言いました。

  

今日、書棚からDVDを引っ張り出してきました。

久々に見ました。

山室中部小学校に行って、実際に授業を見て、録画したものです。

  

Photo_4

午前8時半からモジュールタイムという15分間の基礎学力をつける時間でした。

しかし、中井先生は7分前からスタート。

百人一首をやって、辞書引きをやって、辞書をかたづける時に一曲歌って、

「泣いた赤鬼」のセリフ練習(学芸会に向けて)、そして国語の教科書の音読。

これだけやって、時刻は8時45分。ちょうど時間となりました。

音楽室への教室移動を始めました。

実質22分間もやっていたのに、見ていてあっという間でした。

とてもテンポがよく、やっている子どもたちも流れに乗っていました。

心地良い授業でした。3年生の授業でした。

  

  

この3年生が、2年生だった時の映像もあります。

(複数学級なので、全員が同じではありません)

それも見てみました。

中井先生の追い読みが素晴らしい。

軟らかく静かな声で、それでいて早口に読んでいきます。

早口の方がいいのです。

参考:ここでも道草 速く読むことは、2学期も継続(2007年8月18日投稿)

圧巻は、「夏休みのくらし」の追い読み。

Photo_3  

夏休みの諸注意も、追い読みで音読させてしまう。

給食だよりだって、中井先生にかかると音読教材です。

 

子どもと一緒に作りだすこの「追い読み」の魅力。

一緒に学習している、一緒に教室の雰囲気を作っている状態でした。

今も積極的に追い読みをやってきたつもりでしたが、

今回DVDを見て、そうだよ、目指すはこんな学級だったじゃないか、と思い出しました。

まだまだ甘い自分の実践。

特別支援学級で、学年もいろいろ、人数は少ない状態ですが、きっとできる。

  

 

サークルで話題に出たことがきっかけで、こうやって久々にDVDが見られたのは、

自分にとってはいいことでした。

意識するのは、10月30日の研究発表です。

音読はまだ伸ばせます。

0からのスタートでありません。

できるだけやってきました。

でも映像を見て、つけ加えることが見えてきました。

10月は音読指導に力を入れよう。

10月30日の、うまくいった授業をイメージできてきました。

  

  

DVDは明日その先生に郵送します。

今晩はできるだけ見ておいて、中井先生の作る学級の雰囲気を体に染み込ませておきたい。

  

参考:花まる先生 音読が生む一体感 富山市立山室中部小学校・中井隆司さん(2007年7月30日の記事)

  

参考になる記事です。

削除されていないことがうれしいです。

朝日新聞さん、ずっと保存しておいてほしいです。

  

毎日タブレットいろいろ11.効果音に関するアプリ

 

今日は9月30日。

  

久々の「毎日タブレットいろいろ」シリーズです。

い先生からのタブレット情報を載せてきました。

  

今回もSHOさんからの情報を2本。

9月7日に届きました。

  

学芸会や運動会で、効果音を出す時もタブレットで出すと良いです。

iPadなら、左上の音声端子に差し込むことで、音がミキサーなどにつなげます。

  


最先端の劇やマスゲームを!

また、このアプリはその一例で、

もし、自分でも効果音を選んでボタンにして押せるアプリがあれば、

ぜひ教えてください。

  

   

  

もう一つ、効果音に関するアプリです。

月28日に届きました。

  

  

運動会も終わり、いよいよ学芸会シーズン!

効果音を効かせた劇を演じて、あっと言わせたいですよね。

面倒なCD操作は、過去。今はタブレットでなんでも音がです。

私は、ipadなので左上の音声端子から、体育の壁へまたはミキサーへ接続。

あとは、このアプリで劇専用の効果音集を作り、ボタンを押すだけ。

  

名前のとおり、ボタンに声を入れたり、

ipad内の音源を入れ、ボタンに曲名や絵を描いておけば準備完了。

無料版あり。試す価値あり。是非どうぞ。

  

  

以上です。 

どんなアプリかを、動画で見ると、一目瞭然です。

描けるセルボイスレコーダー iPhoneアプリ
YouTube: 描けるセルボイスレコーダー iPhoneアプリ

 

バージョンアップのお知らせ【無音部分カット】【DCell Voice】
YouTube: バージョンアップのお知らせ【無音部分カット】【DCell Voice】

 

このアプリを作っている人?は「七品工房」という人です。

こんな素晴らしいアプリを作ってしまうなんて、すごいです。

やっぱりアプリは、こういう得意な(特異な)人にお任せですね。

思えば赤石山脈を歩いてきた9.最終回/ご褒美の景色

今日は9月30日。

  

前投稿のつづき。

8月末の登山報告。

8月31日。赤石避難小屋を午前5時に出発しました。

 

Rimg0085 ガスの中の避難小屋。

お世話になりました。

  

赤石岳の頂上に再び立ちました。

Rimg0086  

でもやっぱり視界なし。

また今度。

  

Nさんは来年また来ようと誘ってくれました。

来年は椹島から今日下る道を上がってきて赤石岳。

そこから聖岳に行くコースです。

  

ここまでうっていて思い出しました。

先の月曜日にNHK「にっぽん百名山」で赤石岳の放送があったことを。

ちょうどいいと思っていました。

修学旅行中でした。録画セットを忘れていました。

再放送を調べたら、10月5日でした。さっそく録画セット。

頂上からの景色がどうなのか、その番組で確かめたいです。

  

  

下り始めました。

Rimg0087

Rimg0089  

 なんか、周りが見え始めました。

  

  

そして、Nさんが富士山が見えるよと教えてくれました。

Rimg0091  

感動です。

さらに下山していくと、富士山が少しずつ姿を見せてくれました。

  

  

Rimg0093

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Rimg0095  

すでに日の出時刻は過ぎていましたが、

雲から出る太陽が拝めるかなと期待させてくれました。

雲海が日に照らされて美しい。

高い所にいないと見られない景色です。

  

Rimg0100

Rimg0103  

富士山のアップ。

  

もうこれ以上を願ったら罰が当たると思って、富士山を拝みました。 

  

  

しかし、天気はさらに味方をしてくれました。

Rimg0104  

Rimg0106

登山道から、山々が見えてきました。

ここまで見えたのは、3日間で初めてでした。

頑張ったご褒美?

そして「富士見平」に来た時に、ご褒美は最高に達しました。

  

  

Rimg0108  

Rimg0115  

下山してきたばかりの赤石岳。

左のピークが頂上。

頂上のアップ。

Rimg0116  

人がいます。

いい景色を見ているんだろうなあ。

  

今回歩いた千枚岳~荒川三山~赤石岳を4枚の写真をつないで

一望できるようにしてみました。

歩き終えた後に、こうやって歩いたところを見渡せるのは、

達成感を味わえていいことです。

Photo  

やったね。よく歩きました。

  

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富士山もすべて姿を見せてくれました。十分、十分。感謝。

  

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赤石小屋。

ここでTシャツを買いました。

Lサイズは最後の一枚でした。

  

少しペースを上げた方がいいと思い、ここからまたまた頑張りました。

  

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今回の登山で、久々のギンリョウソウを見ることができました。

  

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Rimg0135  

ミズナラの大木を見ました。

  

途中で10時前に着きそうなペースでしたが、

膝が不調になり始めてペースダウン。

膝が痛いわけでなく、体を支えられない状態になってしまいました。

ストックに頼った歩きです。

こんな状態は初めてです。

あらためて体重を落とさないといけないなあと思いました。

  

Rimg0136

Rimg0137 これが登山口。

下りてきました。時刻は午前10時6分。

間に合いそうです。

ここから椹島に行く下り道は、決して長くないのですが、

その時のバテバテの我が身には、たいへん長いものに感じました。

  

椹島に着きました!

Rimg0139  

赤石小屋に引き続き、ここでもTシャツを購入。

ここのTシャツのデザインは、地図をデザインしたもので、なかなかいい。

以前、ブログでも写真を載せました。

ここでも道草 思えば赤石山脈を歩いてきた1./昔懐かしい名前「赤石山脈」(2014年9月1日投稿)

赤石小屋で買ったTシャツとともに、

今回の登山を思い出すきっかけのTシャツになることでしょう。

  

  

帰り道では「白樺荘」で風呂に入り、

うどん屋さんでうどんを食べて帰りました。

Rimg0143  

釣好きのおじいさんが対応してくれました。

息子さんがここでうどん屋さんをやることになって、手伝っているそうです。

息子さんはうどんを打っていました。

うちたての麵だったのかな?おいしく食べました。

Rimg0141  

食べている場所の窓の下に、こんなものがあり、興味を持ちました。

水車をつけようとしたそうです。

うまくいかずに断念。その時の残骸でした。

   

以上、9回にわたって登山報告をまとめました。

天気には恵まれなかったけど、雨の中を歩くこともなく、

時々景色も見ることができ、幸運だと思いたいです。

1日目の前半は、かつてのようにさっさと歩けました。

久々の感触でした。

これで体重が下がればもっと山を楽しめると、可能性を感じました。

これは収穫でした。

  

9月は体重が下がり始めています。登山がいいきっかけになりそうです。

  

  

思えば赤石山脈を歩いてきた8.ザ・プレミアムモルツを選ぶ

  

今日は9月30日。

  

8月末の山の報告のつづき。

8月30日。

赤石避難小屋に早々泊まることに決めて、小屋に入りました。

 

さっそくビールで乾杯。

ここのビールも500mlで800円でした。

しかし、よく見たら、アサヒのスーパードライとともに、

サントリーのザ・プレミアムモルツもありました。

むむ、これは値段が違うものが800円で同居しているぞと思いました。

ちなみに後日調べると、コンビニで次のようでした。

 

スーパードライ500ml 292円

ザ・プレミアムモルツ500ml 341円

   

これが両方とも800円になっていました。

せこく考えて、ザ・プレミアモルツを選んでいました。

どちらにしても倍以上の価格を払っているにもかかわらず。

  

こたつに入って、一緒に泊まった夫婦と山の話をしました。

60歳過ぎて引退されていると思われる旦那さんは、

ずっと野球に関わってきた人で、少年野球の監督もされたそうです。

土日もない生活だったそうです。

奥さんは、地元の山岳会に入って、旦那さんのいない土日に

あちこちの山に出かけていたそうです。

キャリア的には奥さんがずっと長く、引退後旦那さんも奥さんに誘われて登山を始めました。

もともと体力はあったので、旦那さんは山にはまってしまったようです。

そんな話をしました。

Rimg0082 こたつです。

Rimg0081_2 壁には、こんな紙が貼ってありました。

  

夕飯では、カレーを食べました。

お代わりまでしてしまいました。

別料金はとられませんでした。

本当払うべきものだったのでしょう。

ありがとうございました。

  

Nさんと、2本目のビールを飲んで、早々と寝ました。

はこんな感じでした。

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寝袋で気持ちよく寝ました。

やっぱり雨の中のテントで寝るのとは、寝心地が違いました。

枕が上等なのがいいです。

  

  

Rimg00838月31日朝。

のストーブの上で沸いているお湯は、サービスでした。

飲んですぐに寝てしまったためか、二日酔い状態でスタート。

頭痛の嵐でした。

小屋の主人が、ガスのために日の出が見ることができないことを残念がっていました。

よっぽどいいのでしょう。見せたいのでしょう。残念です。

  

午前5時に出発。椹島(さわらじま)に10時30分まで行くことが目標です。 

ハードな下山です。

頭痛はすぐに治りました。

二日酔いになっている暇はありません。

(つづく)

御嶽山噴火のニュースを見る

 

今日は9月30日。

  

28~29日は、修学旅行に引率として参加していました。

その前日の9月27日のお昼前に、御嶽山が噴火

たくさんの方が亡くなったと聞いていました。

しかし、修学旅行の準備(補欠授業他)のために、十分ニュースに目を通していませんでした。

  

昨晩帰宅後に関連の新聞記事を読み、今朝は昨晩録画しておいたニュース番組を見ました。

このブログにも、噴火のことをしっかり記録しておきたいです。

山を登る身としては、必要なことです。

  

  

NHKの「ニュースウォッチ9」(9月29日放映)より。

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映像だと、噴石が飛ぶシーンがわかります。

写真だといま一つわかりにくいです。

アップにしてみます。

Rimg5250a  

その大きさはさまざまなようですが、

大きいものは「軽トラ」!くらいだったという証言があり、恐怖です。

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↑噴石が屋根を突き破ったと思われます。

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山小屋に避難して助かった人たちの下山写真です。

黄色のヘルメットは山小屋から提供されたもののようです。

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被害者が多かった理由を語っていました。

午前11時50分ごろ噴火。

ちょうど、登山者の多くが頂上にたどり着き、昼食を食べたりする時間。

最悪です。

噴火時刻が非常に悪かったです。

  

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↑救助に向かう人たちです。

  

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御嶽山は昭和54年に、長い沈黙を破って噴火しています。

その時の規模は、今回と同程度だったそうです。

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水蒸気噴火の仕組みです。

予測が難しい噴火だそうです。

  

   

テレビ朝日の「ニュースステーション」(9月29日)より。

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↑この映像を撮った人は、さらに緊迫した映像を撮っていました。

その写真を下に2枚。

Rimg5265_2

Rimg5266   

  

噴火によって、頂上付近は昼間だったのに、真っ暗になります。

15分ほどして、明るくなり、その後に灰を含んだ雨が降ってきたそうです。 

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自衛隊や警察による救助は、

2次災害の防止のためにあまり進んでいないようです。

  

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この方のお話は印象に残りました。

 

ナレーター

この水蒸気噴火は、あふれるように噴火したため、噴煙は大きく真上に広がらず、

むしろ横に広がったという。

  

中田節也教授の話

普通上から降ってくる火山灰と違って、非常に火山灰濃度が濃いものが

横から襲うんですね。

火山灰が濃いと、それ自身で酸素が少なくなるわけですから、

それに加えて、硫酸ガスが入っていると、呼吸困難になるわけです。

  

映像を見ると、まさにあふれ出てくるような噴火です。

それがまたよくなかったわけです。

  

  

Rimg5285 現場のレポーターが伝える話も辛いものあり。

 

友人と3人で山頂を目指していた時に噴火に出くわしてしまった人の話です。

突然周りは真っ暗になってしまい、何も見えなくなってしまったそうです。

  

レポーター

その時、3人のうちお一人の女性から、

「痛い、痛い」という叫び声が上がったそうです。

しばらくして明るくなった時に見たところ、

その女性の左足がほぼ切断寸前だったそうなんですね。

何とかお二人で励ましながら、警察や消防にも携帯電話をかけました。

しかし、「今はそちらには行けないんです」という回答が入ってくるばかりだったそうです。

そして何とか彼女を励ましながら、しかし彼女の体力は衰えていきます。

最後に彼女が、「お母さんと話をしたい」とおっしゃったそうなんですね。

そこで、携帯電話でお母さんに電話をつないで、渡してあげたそうです。

そしておよそ3時間半が経った後、彼女の脈が止まってしまったそうなんですね。

つまり心肺停止状態になってしまったわけなんです。

  

  

彼女がお母さんに何と言ったのかは、他の場面で少し出ていました。

「ごめんなさい」と言ったようす。 

急に迎えた死。本人も周囲の人たちの気持ちを想像すると、辛いです。

昨晩の段階で、12人の死亡が確認され、24人が心肺停止状態。

そしてさらに多くの行方不明者がいるようです。

山の怖さをまた一つ見せつけられた災害です。

  

継続して見ていきたいニュースです。

 

2014年9月27日 (土)

ひらがなの文字を押せば発声してくれるアプリ

  

今日は9月27日。

  

ひらがながなかなか覚えられない子がいます。

ひらがながおぼえられない子には、

最初は漢字から教えるといいとアドバイスをしてくれた先生もいます。

ひらがなは記号だから覚えるのは大変。

漢字なら、実物と合わせて覚えられるというわけです。

なるほど。

  
でもひらがな学習のアプリもいろいろあります。

ひらがなの文字を押せば、発音されるアプリを探していました。

おもちゃにはそういうのがあります。

例えば・・・

 

91qzmubozhl__sl1500_  

Amazon  

  

買えばきっと役に立つと思いますが、2500円ほどかかります。

同じ機能でアプリを探しました。

  
ありました。

  

実際に使ってみました。

なかなか良かったです。

  

こんな画面が出ます。

Ccc

そしたら、この6文字を使って言葉さがしをします。

例えば「あな」「かさ」「あさ」「はな」「はた」

もし友だちにいたら「たなか」など。

その度に、考えた人が文字を押していきます。
  

もうこれ以上でなくなったら、「シャッフル」ボタンを押します。

Cc  

今度は何ができそうかな?

子どもたちから出たのは、「はい」  返事が出ました!

同じものを押して「もも」  賢い!

「ほね」も出ました。
  

また「シャッフル」

C_2  

 え~と、これなら、

「みみ」「せみ」「そん」

こんなこともしました。

「腕のここを押したら”ど”と言ってよ」と子どもに言っておいて、

「い」「ん」と押した後に、子どもの腕を押して「いんど」の完成。

そのなコミュニケーションも楽しいですよ。
  

「や」の発音が子どもたちには人気でした。「いや!」という感じの発音です。

3種類あるそうなので、ちょうどその発音が出るかどうかわかりませんが。

  

  
  
  

子どもたちにひらがなを親しませるためには、

シンプルですが、とても効果的なアプリでした。

思えば赤石山脈を歩いてきた7.ライチョウとオコジョを撮影/高巻き

 

今日は9月27日。

  

前投稿のつづき。

  

荒川前岳からはぐいぐい下りました。

その途中に、なぜか扉があり、そこを開けてみると花畑でした。

動物にやられないように、広い区間が柵で囲われていました。

Rimg0060   

これも9月19日の「金とく 絶景!美味!まるごと南アルプス」(今日の午前中に再放送)の

写真を載せます。

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これらの花々が見られるのは、7月下旬の2週間ほどだそうです。

  

  

ぐいぐい下っていきました。

この下った分だけ、後で赤石岳は登らなくてはならないと思うと憂鬱になります。

  

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ほぼ鞍部にある荒川小屋。

そこを少し過ぎたところから、登りが始まりました。

  

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大聖寺平。

  

Rimg0067  

大聖寺平から、これから向かう赤石岳方面を見る。

  

  

赤石岳までの行程で、動物に出会いました。

まずはライチョウ(雷鳥)

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6~7匹の子連れのメスと思われます。

曇りのほうが、出てくる可能性が高いと言われていましたが、

その意味では、曇りが雷鳥と出会わせてくれました。

  

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小赤石岳。

ここで山で初めて見た動物がオコジョ。

すばしっこくて、かわいらしい生き物ですが、肉食の生き物。

警戒心が強く、近くには来ませんでした。

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Rimg0075a   

  

  

そして8月30日の最後の頂上、赤石岳にたどり着きました。

12時50分頃でした。

Rimg0077_2   

Nさんは、できたら百間洞山の家まで行きついて、

8月31日は聖岳まで足を伸ばしたいと思っていました。

しかし、私のペースが遅かったので、断念。

この日は、赤石岳すぐ近くの赤石避難小屋泊まりとなりました。

  

   

  

ここで、Nさんに教えてもらった登山の言葉を紹介します。

高巻き」です。

次のような意味です。

沢登りや沢沿いの道で、難しい滝や岩場などを避けて迂回して悪場の先に出ること。

  

1日目(8月29日)の椹島(さわらじま)から千枚岳までの登山道で、

高巻きコースがあった時に教えてもらいました。

(つづく)

  

思えば赤石山脈を歩いてきた6.「赤石山脈」のいわれになったチャート

  

今日は9月27日。

  

8月末の山の報告のつづき。

  

荒川三山のトップ、荒川東岳(悪沢岳)を下山。

次は中岳。

ここには避難小屋があります。

Rimg0050hp   

天気が悪く、ガスがあって視界が悪い時に、

この中岳避難小屋の屋根がうっすら見えました。

それが山のピークに見えてしまい、

あの険しい山が中岳なのかと少々うんざりしていました。

そしたら、それが屋根であり、避難小屋であることがわかってホッとしました。

避難小屋は立派な建物でした。

  

中岳頂上は、そこからすぐでした。

Rimg0051  

ここも視界なし。

休憩していたら、女性がさっと抜いていきました。

元気な足取りでした。

ヘトヘトな自分が恥ずかしかったですね。

  

少し下って、登り直したところに前田家・・・じゃなくて前岳がありました。

近いながらも、少し本道から外れるためか、

他の登山客はやってきませんでした。

Rimg0054  

ガスの向こうにもう少し高そうな山が見えました。

あちらの方が高そうです。

同行者のNさんが、前岳は崩壊が進んでいるから、

いつかはあちらがピークになるかもしれないと言っていました。

しかし、ガスが晴れて、向こうのピークが見えてくると、

向こうは向こうで崩壊が進んでいて、危険な感じでした。

Rimg0056

あのピークも高さを維持するのは大変そうだと思いました。

そんな岩質なのでしょうか。

  

   

岩質と言えば、赤い色をした岩がありました。

写真に撮らずじまいだったのですが、

9月19日放映の「金とく 絶景!美味!まるごと南アルプス」(今日の午前中に再放送)の

写真を載せます。

Rimg4887

Rimg4888  

Nさんからは「チャート」だと説明してもらいました。

  

放散虫とは?次から引用。ジオ・開田

放散虫は、約5億年前(カンブリア紀)に初めて地球上に出現し、

現在も海中に生息しているプランクトンの一種です。

大きさは一般に0.1~2.5mmで、珪質の骨格あるいは殻を持っています。

  

チャートとは?次から引用。Wikipedia

堆積岩の一種。主成分は二酸化ケイ素(SiO2、石英)で、

この成分を持つ放散虫・海綿動物などの動物の殻や

骨片(微化石)が海底に堆積してできた岩石(無生物起源のものがあるという説もある)。

断面をルーペで見ると放散虫の殻が点状に見えるものもある。

非常に硬い岩石で、層状をなすことが多い。

  

なるほどなるほど。

こうやって知識は蓄積されます。

放散虫の写真や絵は魅力があります。

ミクロの化石-放散虫から年代を知る

↑ここに載っている写真もぜひ見てください。

  

   

もともとは海の中にあったチャートが、3000m前後の場所で見られます。

赤石岳、赤石山脈の名前のいわれになった岩石です。

ちなみに、「赤石岳」の前名について知ったので、ここに書きとめておきます。

次のサイトで知りました。

Yahoo!知恵袋 南アルプスはなぜ赤石山脈と言うのですか?

赤石岳は明治の初期までは大河原ノ岳と呼ばれていました。(つづく)

  

   

 

2014年9月24日 (水)

山登りがきっかけのダイエット

 

今日は9月24日。

  

台風接近で今日は雨になるようです。

最近はいい天気が続き、先週から出勤日は5日連続自転車通勤でしたが、

今日は自動車で出勤です。

  

登山の報告を連載していますが、3日の下山中に、膝が言うことを聞かない状態になりました。

痛いわけではないのですが、膝が体を支えられませんでした。

ここまで膝がなったのは、おそらく初めてです。

  

毎回、夏の登山に行くと、体重過多を反省します。

今回も反省して、行動に移しています。

 

自転車通勤とともに、食事を気をつけようとしています。

  

9月14日放映の「健康カプセル ゲンキの時間」の画面です。

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奥さんに協力してもらって、この食事を続けています。

先日は、吉野家の牛丼屋で、20年ぶり?くらいの並盛を食べました。

いつも大盛りでしたから。

南アルプスのハードな登山、秋空の下の自転車通勤、そしてこの食事。

体重は確実に下がりつつあります。

体重を落として、楽に山に登るのが目標です。今度こそうまくいきそうな予感。

2014年9月23日 (火)

思えば赤石山脈を歩いてきた5.千枚岳そして悪沢岳

  

今日は9月23日。

  

もう少し書きます。

8月30日の登山の報告です。

  

千枚小屋のテント場を後にして、最初は千枚岳の頂上を目指しました。

1日目(8月29日)前半の快調さは、もうすっかりなくなっていました。

ゆっくり歩いて千枚岳にたどり着きました。

  

Rimg0046  

今日はいくつも頂上を踏むので、力をセーブしました。

2880m。久々の3000mはもうすぐです。

視界はぜんぜんダメでした。

しかし、千枚岳から丸山に行く頃には、太陽が顔を出し、

青空も少々見えました。

これで、青空がさ~と広がるかなと期待しましたが、結局一日曇天でした。

まあ、雨に降られず歩けたことがラッキーでした。

  

いよいよ荒川三山の一つ荒川東岳に到達。

悪沢岳です。

Rimg0048  

3141m。日本6位の高さだそうです。

  

今回の登山は、写真が少ないです。

天気に恵まれなかったことがその大きな理由でしょう。

ここで、9月19日の晩に放映された「金とく 絶景!美味!まるごと南アルプス

の写真を使います。

Rimg4885

Rimg4886  

「悪沢岳っぽく」というのは、岩がゴロゴロした状態をさすようです。

番組の悪沢岳は、まあまあ天気が良かったです。

富士山や甲斐駒ケ岳とかが見えていました。

Rimg4891

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さらに中央アルプスも見えました。いいなあ。

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こういう景色が見える山なんだと、テレビで確認しました。(つづく)

最近の写真

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楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉