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2014年7月28日 (月)

「生命 40億年はるかな旅②」を見た5/三葉虫を噛んだのはだれ?

  

今日は7月28日。

前投稿のつづき。

  

 

1994年5月29日に放映された「NHKスペシャル 生命 40億年はるかな旅」の

「第2集 進化の不思議な大爆発」より。

  

アノマロカリスの研究をもとに、NHKのスタッフがアノマロカリスの模型を作りました。

それをウィッチントン博士たちのところに持ち込みました。

そしてその模型を使って、三葉虫の噛みあとのの調査をしていました。

それくらいNHKのスタッフが作った模型が、精巧だったのでしょう。

  

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三葉虫に傷を残した犯人はアノマロカリスに間違いないと、

ナレーターは言い切っていました。いいのかな?

  

  

ピカイアのことが紹介されていました。

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アノマロカリスに追われるピカイアです。

ピカイアは脊索(せっさく)動物であり、

脊索を使って体をくねらせて泳いだと考えられています。

そしてこのピカイアが人間を含む哺乳類の祖先であり、

ピカイアが絶滅していたら、人間も生まれなかったと推論していました。

  

  

「週刊 地球46億年の旅」(朝日新聞出版)の10号にはこう書いてありました。

  

背骨である脊椎は、元は体の中軸として重要な「脊索」だ。

バージェス頁岩層からは、この脊索をもつ、

現在のナメクジウオに似た魚のような「ピカイア」の化石が発見され、

一時は脊椎動物の祖先とされたこともあった。

ところがその後、バージェス頁岩より古い、5億2100万年前の地層から、

脊椎をもったミロクンミンギアやハイコウイクチスの化石が産出。

脊椎動物はもっと以前からいることがわかった。(18p)

 

現在では(ピカイアは)脊索動物の1属として、

それほど特別な存在ではないとみなされることが多い。(18p)

  

  

20年の月日が流れたので、新しい発見もあります。

学説も変わります。そんなことを体験できました。

ピカイアについてはここでも書きました↓

ここでも道草 3回目の下見5/内骨格獲得のメリット(2014年7月12日投稿)

   

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