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2013年6月28日 (金)

「『やる気脳』を育てる」からの引用

 

今日は6月28日。

 

本を読んで、このブログに引用すると、少しは血や肉になるのかなと思います。

引用したい本が少々たまっています。

少しでもうっておきたいです。

  

「子どもの脳がぐんぐん育つ『やる気脳』を育てる」(澤口俊之著/小学館)

からの引用です。

  

この本では「人間性知能=HQ」が重要な用語です。

  

私たちヒトの脳は、進化的に「未来志向性」という、とても優れた能力を持っています。

「未来志向性」とは、未来に目的を持って生きるというもので、

その目的のために努力する能力が備わっているということです。

具体的に言うと、

◆将来へ向けた目的、展望、計画性

◆高度な思考力(問題設定能力、問題解決能力)

◆個性、主体性、独創性

◆好奇心、探究心

◆やる気、意志力、集中力、注意力

などで、これらが子どもにとっていかに重要かは、文字通りなので、

お話するまでもないと思います。(15p)

私たち人類だけが、長期的な目的を持ち未来に向かって努力することができるのです。(16p)

  

未来に目的をもつひとつの力として「好奇心」が出てきました。

「好奇心」は今は自分にとって関心が高い言葉です。

  

この本では、ワーキングメモリのことがたくさん書かれていました。

ワーキングメモリは「短期記憶」と訳されます。

昔勉強したこの「短期記憶」の役割は・・・

新しく覚えたことが、脳内の短期記憶をつかさどる場所にまず入ります。

その後、長期に記憶したいものと忘れていいものとに振り分けるというものでした。

したがって、記憶が脳内に入っていく時に働く場所だと思っていました。

しかし、それだけではなかったです。

脳内にある記憶が出てくる時にも重要な役割を果たすのです。

ある場面に遭遇した時に、どうしたらいいかということを記憶から導き出すのです。こ

ういう場面ではこうしたらいい、これはやってはいけないなどなど。

この本ではこう書いてありました↓。

  

子どもの脳を育てるには、HQ育成が最重要だとお話していますが、

そのHQ育成に不可欠なのが「ワーキングメモリ」というHQの中心的機能の育成です。

ワーキングメモリは、知的、情動的能力の最も重要な基礎であり、中心です。

もちろん、ワーキングメモリの脳内センターは前頭前野にあります。

ワーキングメモリとは、ごく簡単に言えば、

「ある状況において、適切に判断・行動する目的のために使われる脳機能」です。

そのために、外界の様々な情報や脳に蓄えられた膨大な情報(記憶)から、

状況に応じて意味のある情報を選択し、それらをキープしながら操作して、

適切な行動や判断を導きます。(71p)


   

やったことがないことに対して強い不安感を持っている子どもにとって、

ワーキングメモリーを鍛えることは有効だと思います。

不安感が減り、少しでも挑戦しようという気持ちが出てくると考えます。

  

澤口俊之さんのこの本や3月・4月の講座で勉強したこと↓

ここでも道草 3月30日 特別支援教育講座その3 26%HQ全体のルール

ここでも道草 教え方セミナー~特別支援教育の基本を学ぶ~その1などを参考にして、

ワーキングメモリーを鍛えることを実行に移しています。

 

コメント

きたちゃん?

そう言うあなたは「すがゆう」だから、
中2の男子くんですね。

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