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2013年6月16日 (日)

脳動脈瘤にコルクを詰める手術!

 

今日は6月16日。

 

録画してあるたくさんの番組から、4月8日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。

サブタイトルは「逃げない思いが明日を拓く 脳神経外科医 坂井信幸」です。

 

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驚きは、その手術のやり方。

脳卒中の原因になる脳動脈瘤。

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その動脈瘤に向けて、太ももから細い管カテーテルを入れます。

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番組中の手術では、3分で動脈瘤まで行き着いていました。

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ここでカテーテルの中から柔らかい金属コイルが出てきます。

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これを動脈瘤の中に流し込んでいきます。

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動脈瘤をコイルで埋めることで、

動脈瘤への血流が止まり、破裂が予防できます。

しかし、コイルを詰めすぎると、動脈瘤が破裂する可能性があり、

逆に隙間があると血流が止まりません。破裂の可能性が残ります。

すごいアイデア。しかし、そんなことをしてしまう腕にも驚きです。

実際にコイルが入っていく動脈瘤の写真です。

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30代で留学先のアメリカでこの手術方法に出会い、

日本に戻ってきてから取り組んだそうです。

やはり見聞を広めることは大事です。 

 

 

ジレンマがあるそうです。

手術をしなかったら、僕らの責任ではなくなるけど、

患者さんの命は病気でなくなってしまう。

手術をして後遺症を残したら、

僕らが悪いことをしたことになる。

手術のミスで、一瞬でその人を人生を変えてしまう恐怖。

お医者さんの抱える悩みをあらためて知りました。

坂井さんの結論は「恐れを越え、最善に挑む」「逃げない」。 

 

また元気をもらった番組でした。

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楽餓鬼

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