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2013年5月11日 (土)

「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ/ゴリ押し」を見た

 

今日は5月11日。

 

最近国語辞典に関するテレビ番組がよく目に入ります。

4月26日放映の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」を見ました。

この番組にも、国語辞典に関するコーナーがありました。

 

毎回、ある言葉が紹介され、その語源になったものを探るというコーナーです。

今まで放映されたものを番組のHPで調べました。

 

「フィギュアスケートのフィギュアとは一体なんの事なのか?」

実は、フィギュアには「図形」「図案」「模様」という意味が!

そう、かつてフィギュアスケートは決められた図形を正確に美しく描くことを競う競技だった。

ということで、速さを競うスピードスケートに対し、

図形を描くことを競うスケートだからフィギュアスケートだった!

 

 

 

「一体なぜ、歳をとって穏やかになる事を「丸くなる」と言うのか?」

若いヒイラギは尖った葉を持っているが、

樹齢40年目あたりから、徐々にトゲの小さな葉に生え変わっていき、

2~300年を超えた頃からトゲのない丸い葉となる。

そこで、このトゲが無くなっていく様を人間になぞらえて、

「歳をとると丸くなる」と言うようになったと伝えられている。

若いヒイラギはまだ丈が低いため、草食動物に食べられないよう、尖った葉を持つ。

しかし動物が届かない高さにまで生長すると、

葉を食べられる心配がない為、トゲがなくなっていくというのだ。

ということで、「歳をとると丸くなる」はヒイラギの葉が生長とともに丸くなる様子から生まれた言葉だった。

 

 

「中に居るはずの人が、いなくなっている状態のことを何故、『もぬけのから』と言うのか?」

答え:十二単は、幾重にも重なった着物が、「裳(も)」と呼ばれるヒモ一本のみで止められていて、

これをほどくだけで、するりと抜け出るように脱ぐことができるのだ。

そう『もぬけの殻』とは十二単などの着物から人が抜け出た状態のこと。

人が居るはずの場所が空っぽになっていることをさす『もぬけの殻』は、

女性が抜け出したあとの着物を蝉の抜け殻になぞらえて、生まれた言葉だったのだ。

 

「ウソをつくことを何故ホラを吹くというのでしょうか?」

答え:戦国時代、ホラ笛は、「陣貝」とも呼ばれ、戦で兵が少ない時、

その大きな音で驚かし、敵に大軍だと思わせた。

そこから、「ホラを吹く」が「大げさな嘘をつく」ことになったといわれている!

 

 

ね、面白いコーナーでしょ。

私が初めてこのコーナーを見たのが4月26日で、その時の言葉が「ゴリ押し」でした。

このコーナーのナビゲーター役が三省堂の山本康一さん。

あの「知られざる国語辞書の世界」に出てきた人です。

ここでも道草 知られざる国語辞書の世界その1 (2013年4月4日)

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【ゴリ押し】=強引に自分の要求などを押し通すこと。

 

出かけていったのは、新潟県魚沼市。

地元の人に頼んで、こんな漁をやってもらいました。

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これはカジカという魚を取る漁です。

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後は写真を並べてみます。

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以上です。

これから「ゴリ押し」という言葉を使うたびに、

この漁の映像が頭に浮かびそうです。

 

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