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2012年12月

2012年12月31日 (月)

花の観察を続けたらどうなるだろう?

 

今日は12月31日。いよいよ大詰め。

 

これが3118本目の投稿。

2012年の最初が2449本目でしたので、

この1年で670本。

花に夢中になったために、花の写真をたくさん載せて本数が増えました。

 

まさか自分が花に夢中になるなんて、1年の始まりには思いませんでした。

でもよかった。身近にあっても見えなかったものが、見えるようになりました。

最近はちょっと離れていますが、きっと今から春に向けて

加速度的に花に夢中になっていくと思います。

花の写真を載せ始めたのが5月なので、

来年の5月を迎えると、季節を一周することになります。

今の目標です。

 

そして2周目。

1年目に見逃した花々をまた撮影していくと思います。

3周目、4周目・・・・と花の観察を続けていったらどうなるのだろう。

何が起こるのだろう。

将来の楽しみです。

 

 

あと10分ほどで2012年も終わりです。

今年は一度ダウンして周りの人を心配させました。

すみませんでした。

おかげさまで復活。

思ったよりいい状態で1年を終えられます。ありがたいことです。

 

来年はどんなことに夢中になるのだろう。

自分のことですが予測不能です。

 

 

読んでくれている人にとっても、来年が良い年になるといいです。

あと3分。

 

 

2012年12月30日 (日)

日めくりより・・・大吉は凶に・アイディア勝負・逸する×

 

今日は12月30日。

 

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大吉は凶に還る

もうじき正月。そして初詣。

おみくじを引くことになると思います。この言葉を思い出そう。

「小吉」や「中吉」がベストかな。ほどよく行こう。

でも「大吉」を引いて、「大吉」状態を体験してみたいとも思います。

 

実は・・・・お世話になっている占い師さんによると、

来たる2月の節分以降は、調子がよくなる1年。

いろいろ思うように行くようです。「大吉」状態かも。

しかし、その次の1年はよくない。

調子がよい1年のうちに精神を強くして、その次の良くない1年を乗り切れとのお達し。

何かコワイ。やっぱり「大吉は凶に還る」ですね。

 

 

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凝っては思案に余る

このことわざの意味を、次のように説明している辞典もありました。

わかりやすい。

 

一つのことにあまり集中すると、かえって良い考えが出ないものである。

常に気持ちにゆとりをもって、事に当たることが必要であるという教え。

 

教師は「アイディアと根気と笑顔」だと思っている私としては、

アイディアが浮かばない状態は、とんでもないこと。

行き詰ったら、「凝っては思案に余る」を思い出そう。

 

 

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遅い助けは助けにならぬ

このことわざを見て、確か、「遅きにいっする」と言った言葉があったぞと思って調べました。

遅きに失する(おそきにしっする)」でした。

意味は「遅すぎて間に合わなくなってしまう。用をなさない」

うろ覚えだった「遅きに逸する(いっする)」は、なんと間違いでした。

時期を逸するイメージから、「遅きに逸する」と思っていました。

あぶない、あぶない。

 

来年も世のため人のために頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

2012年12月29日 (土)

日めくりより・・・惣領の甚六

 

今日は12月29日。

 

またまた天気予報をよく見ていませんでした。

午前中天気が良かったので、布団まで干しました。

ところが気づいたら、空は一面に雲。

布団が干してあるのが恥ずかしいくらい。

急いで取り込みました。

国際宇宙ステーションも見える可能性なし。

前投稿を書いた時には思いもよらない事態でした。

 

さて日めくり紹介。

 

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惣領の甚六

「惣領」については、先日の投稿で書きました。

「北条政子」より・・・父が同じでも母が違えば他人も同然

昔、後継争いで、兄弟がすさまじいけんかをすることがありました。

それをふせぐために、のちの武家社会では、長男に権威をつけて惣領としました。

「惣」は「全部をまとめる」という意味があります。「領」は「領地」

すなわち領地全体の管理者とし、弟たちは絶対これに服従させることにしました。

武家社会で生まれた言葉だったわけです。

 

「甚六」は「碌(ろく)でなし」を連想させる言葉。

 

辞典には「惣領の甚六」の意味を、こう書いてありました。

  

長男や長女がだいじにされてのんびりと育てられ、

これといった才能もなく、また努力もしないで家禄を相続できたため、

他の兄弟姉妹に比べてうすぼんやりしているさまをあざけっていった。

転じて、うすぼんやりした人やお人よし、愚か者をいう。

 

兄弟のあらそいが怒らないようにした工夫が、

結果的にこの言葉を生んだと言えます。

「惣領」のいわれを知って、ちょっと知識に厚みができました。

 

日の出(最遅)日の入り(最早)時刻調べ

 

今日は12月29日。

 

昨晩は久しぶりの人たちと飲み会。

皆さん元気で何より。

気持ちよく飲んでいたら、うっかり終電に遅れてしまいました。

雨もやんでいたので、歩きだしたら、

ついつい家まで歩いてしまいました。

1時間10分。夜中の12時を過ぎていました。

歩いている人はあまりいませんでした。(当然か~)

濡れた道路に月明かりや街路灯などの光が反射して、

なかなか洒落た道を歩いてきました。

 

 

天気予報をしっかり見ていませんでした。

今日はこんなに晴れるのですね。

それなら今晩の国際宇宙ステーションの観察は可能性大。

見え始めは18時14分30秒(北西)

見え終わりは18時17分30秒(北東)

観察してみませんか。

地上から400km上空を秒速7.7kmで移動する国際宇宙ステーションをぜひ。

 

 

かねがね調べてみたいことを、年末の忙しい時に調べました。

日の入りが最も早くなるのはいつか。

日の出が最も遅くなるのはいつか。

 

 

日の入り時刻の推移を書き並べてみます。

場所は豊川市で計算しました。※日の入り日の出時刻を計算できるサイト

 

2012年

11月24日 16時39分

11月25日 16時39分

11月26日 16時38分

11月27日 16時38分

11月28日 16時38分

11月29日 16時38分

11月30日 16時37分

12月 1日 16時37分

12月 2日 16時37分

12月 3日 16時37分

12月 4日 16時37分

12月 5日 16時37分

12月 6日 16時37分

12月 7日 16時37分

12月 8日 16時37分

12月 9日 16時37分

12月10日 16時37分

12月11日 16時38分

12月12日 16時38分

12月13日 16時38分

 

日の入りは11月30日~12月10日の16時37分が最も早かったです。

この期間の中日である、12月5日が1年で最も日の入りが早いということかな

12月5日。皆さんは何をしていましたか?

私は、腕時計の電池を交換した日でした。

ちなみに今日(12月29日)の日の入りは、16時46分。

どんどん遅くなっていて、来年の1月15日には17時になります。

 

 

それでは日の出時刻の推移を書き並べます。

 

2012年

12月29日 6時57分

12月30日 6時57分

12月31日 6時57分

1013年

 1月 1日 6時57分

 1月 2日 6時58分

 1月 3日 6時58分

 1月 4日 6時58分

 1月 5日 6時58分

 1月 6日 6時58分

 1月 7日 6時58分

 1月 8日 6時58分

 1月 9日 6時58分

 1月10日 6時58分

 1月11日 6時58分

 1月12日 6時58分

 1月13日 6時57分

 1月14日 6時57分

 1月15日 6時57分

 

1月2日~1月12日の6時58分が最も遅い日の出時刻となります。

この期間の中日の1月7日が1年で最も日の出が遅い日と考えられます。

始業式の日ですね。

 

12月5日が最も日の入りが早い日。

1月7日が最も日の出が遅い日。

そしてその中間の12月21日が冬至で最も昼が短い日。

うまくできているなあ。

 

調査終了。

 

2012年12月28日 (金)

「北条政子」より・・・曾我兄弟のかたき討ち

 

今日は12月28日。

  

本「北条政子」(永井路子歴史小説全集9/中央公論社)より。

  

この本を読んで、曾我兄弟かたき討ちに関心をもちました。

日本三大かたき討ちは、次の3つ。

1193年 曾我兄弟かたき討ち

1632年 伊賀越えのかたき討ち(鍵屋の辻の決闘)

1703年 赤穂浪士のかたき討ち

  

赤穂浪士は有名です。

伊賀越えのかたき討ちは、昔、NHKで素晴らしい時代劇が作られ、じっくり見ました。

(あの時代劇をまた見たい!1990年の『荒木又右衛門 決戦・鍵屋の辻』だと思います)

しかし、曾我兄弟かたき討ちはいま一つわかっていませんでした。

  

永井さんは、曾我兄弟のかたき討ちは、単純に父親を殺した恨みを晴らすだけのものではなく、

頼朝の暗殺までを考えたクーデターだったのではと書いています。

現場は富士の裾野。

そこで起こったかたき討ちの実際はどうだったのでしょう。

調べて勉強になったサイトがここ。

秦野エイト会 曾我物語

じっくり読んでしまいました。

いろいろな説がありますが、単純なかたき討ちではなかったようです。

  

「北条政子」を読んで、このかたき討ちについてくわしく知ったのがうれしいです。

  

 

 

「北条政子」より・・・父が同じでも母が違えば他人も同然

  

今日は12月28日。

  

本「北条政子」(永井路子歴史小説全集9/中央公論社)から引用します。

 

源頼朝と義経が仲たがいしたことについて書いた文章です。

   

この有名な兄弟の仲たがい事件を、これまではとかく、

頼朝の嫉妬や猜疑心、またはまわりからの讒言(ざんげん)やら兄弟の離間を策した

朝廷側の陰謀などとみているが、それはまちがっているか、あるいはごく一部しか見ていない議論である。

第一、頼朝というこの男、女癖は悪いが政治感覚は鋭敏だ。

二十年間流人で我慢してきただけあって、自分の感情を殺すことに馴れている。

個人的な感情で大局を見失うようなことは決してしない人物である。

その彼が九郎の戦功をねたんだなどというのは、少し子供っぽすぎる。

それよりもまず第一に考えねばならないことは、

当時と今では「兄弟」という血筋のけじめがまったく違っていたということだ239p)

  

今の「兄弟」関係がどう違うのか。さらに引用します。

   

そのころ、厳密な意味で「兄弟」というのは、

母を同じくする子供たちだけで、父が同じでも母が違えば、まず他人も同然だった。

しかも、ものをいうのは母の家柄で、家柄が悪ければ、

たとえ先に生まれていても、跡継ぎにはなれない。

げんに頼朝は義朝の三男だが、母の出がよかったので、

はじめから嫡男あつかいだった。(中略)

しかも、子供たちは母の家で育つから、母が違えば顔も知らない場合が多い。

これでは兄弟の情などは起こらないのがあたりまえで、

顔をあわせてもしっくりゆかない。

それどころか、ときには他人よりもすさまじいけんかになることもある。

それをふせぐために、のちの武家社会では、

長男に権威をつけて惣領ーーーすなわち領地全体の管理者とし、

弟たちは絶対これに服従させることにした。

この「惣領」ということばはつい最近まで生きていて、

長男が家の中で絶対権力をもっていたのはご存じのとおりである。239-240p)

     

今とは違う兄弟関係に驚きました。

義経は頼朝を兄上として親しく接しようとし、弟だから許されるだろうと甘い面もあったようです。

しかし、頼朝は兄弟だから許していては、他の御家人たちにしめしがつきません。

義経が朝廷から官職をもらったことは、それを禁じていた頼朝としては、

許せなかったことだったのでしょう。

兄弟の情も薄かったこともあり、頼朝が義経を追いやった結果になったようです。

  

父が同じでも母が違えば他人も同然。

特に驚きました。

母でさえ、乳母が子どもの面倒をみるので、子どもとの交流が少ない。

昔はちゃんと理由があったと思いますが、なぜこのようにしていたのでしょう。

まだまだ知らないことあり。

(つづく)

  

 

右端が「端」・左端が「奥」

 

今日は12月28日。

   

北条義時」(安田元久著/吉川弘文館)も残すところ40ページ。

今日で読破できそうです。

  

この本の最初の「はしがき」を先日引用しました。

「北条義時」・・・半世紀前の本でした

  

ふと、その「はしがき」という言葉が引っかかりました。

「はじめに」「まえがき」とは聞くけど、「はしがき」はあまり目にしません。

調べてみました。

漢字で書くと「端書き

文書の右端を(はし)または(そで)といい、左端をというのだそうです。

したがって文書の右端に書かれた本文以外の文言を広く端書きあるいは袖書きというわけです。

なるほど~勉強になりました。調べてよかった。

ついでに「奥付け」を調べました。

辞典にはこう書いてありました。

「物の末尾に、書名・著者・発行者・印刷者・出版年月日・定価などを記した部分」

文章の左端の「奥」にはり付けるものなので「奥付け」なのでしょう。

  

すっきり。

日めくりより・・・鷹鷲・鼻つく・徒花

 

今日は12月28日。

 

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上見ぬ鷲

悠々としている意味で使いたい。

傲慢な意味は排除したい。いい意味で使いたい響きです。

 

「タカの仲間で大型のものがワシ」

このことを知ったのは昨年。思い出しました。

タカ アンド ワシ

 

 

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得手に鼻つく

「鼻つく」が難しい。

「鼻につく」は、「たび重なっていやになる。また、言葉が嫌みに感じられる」の意味。

でも「鼻つく」は「しくじること」

語源が気になりますが、少し調べた限りでは、ヒットせず。

英語でも同じ意味のものがありました。

Good swimmers are oftenest drowned.

 

 

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徒花に実は生らぬ

「徒花(あだばな)」を調べました。

「咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実(じつ)を伴わない物事。むだ花。」とか

「季節はずれに咲く花」の意味。

「いたずら」は「徒ら」の漢字を使うと、「役に立たないさま。むだ」の意味です。

「徒らに時を過ごす」のように使います。

「徒花」もこの意味でしょう。

人に迷惑をかける「いたずら」の漢字は、「悪戯」です。

日めくりより・・・烏らしく・貴の読み・御神酒

 

今日は12月28日。

 

今日が仕事納め。出勤。

まだ終わっていない仕事を少しでも年内に済ませようと思います。

数日のことですが、年内・年明けは大きな区切りです。

 

 

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鵜の真似をする烏

烏は烏で他の鳥ができない技があるので、

自分らしくやればいいということですね。

烏を応援したくなる言葉です。

 

 

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山高きが故に貴からず

樹あるを以って貴しとなす

見かけ倒しの人間にならないように、勉強・体験ですね。

「貴」の読みが難しい。

「貴(たっと)からず」「貴(たっと)し」

次に出会った時に読めるかな。

 

 

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御神酒上がらぬ神はない

教育の鉄人のメルマガを読むと、飲み会の回数が半端ではありません。

最近は特に多く、7日間に6回。

よく仕事が回るなあと驚きます。

ちゃんと仕事をしてしまう。だから鉄人?

飲み会を通して、たくさんのことを吸収しているのだろうなあ。

もちろん他の人に与えることも甚大。

 

今晩は私も飲み会あり。

一日たくさん動いて、晩は楽しみたい。

神様だって飲むんだから・・・

 



2012年12月27日 (木)

日めくりより・・・芋・知恵・尾鰭

 

今日は12月27日。

 

すっかり忘れていました。

来年の日めくりを注文するのを。

インターネットで注文しました。

届くのは、来年・・・のようです。

 

 

今年は、あまり日めくりをブログに登場させずに来てしまいました。

でも保存はしてあるんですよ。

年末押し迫ってきたけど、小出しします。

 

 

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芋の煮えたも御存じない

「江戸いろはかるた」の「ゐ」の項目だそうです。

「ゐ」はいつ出てくるんだったけなあ~。

以前ブログで書いたことがありました。

「いろは」地名その1/いろは仮名47文字

「いろは仮名47文字です。

 

いろはにほへと     色は匂へど

ちりぬるを        散りぬるを

わかよたれそ      我が世誰ぞ

つねならむ        常ならん

のおくやま         有為の奥山

けふこえて           今日越えて

あさきゆめみし       浅き夢見じ

ゑひもせず           酔ひもせず         (参考:Wikipedia)

 

思い出しました。すっかり忘れていました。

 

 

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富は一生の宝、知は万代の宝

いいこと言いますね。知恵は学び、伝えていきたいです。

 

 

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事が延びれば尾鰭が付く

なるほどね。さっさとやってしまおう。

今晩のブログもこれにて終了。おやすみなさい。

また明日。

 

P.S.「尾鰭」を「おびれ」とは読まずに「おひれ」と読むのが気になりました。

「おびれ」なら尾についているヒレを指すと思います。

「おひれ」だと、「尾」と「鰭」を指すことになり、尾だけでなく、

「胸鰭」「尾鰭」「背鰭」「胸鰭」「臀鰭」も指している可能性が出てくると思います。

それと、この言葉は魚どうしの会話にはないなと思いました。

どうでもいいことですが、書き留めたくなりました。

 

 

 

 



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