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2011年12月

2011年12月31日 (土)

青面金剛でよかった/三尸虫の面白い話

  

今日は12月31日。

11月3日に野田城址に行って、そこにあった石仏が何か疑問を持ちました。

「野田城址へ」d(11月19日投稿)

これが疑問に思った石仏の写真です。

RIMG0102

   

12月31日に、この投稿にコメントが届き、石仏が何であるか教えてもらいました。

うれしかった~。疑問を身も知らない人が教えてくれました。

これもブログのいいところかと感じました。

    

水明さんからのコメントを一部引用します。

   

庚申塔(青面金剛)を訪ね歩いています。

先日も、新城市に行きましたが、庚申塔が沢山有ることがわかりました。

それで、「新城市 青面金剛」でくぐっていたら、このブログヒットしました。

> 青面金剛?わかりません。誰か教えてください。

のお尋ねですが、間違いなく青面金剛石像です。

青面金剛の特徴はいくつかあるのですが、間違いないのは

・六臂(ろっぴ)、つまり手が左右3本ずつ6本あること。

・三猿(見ざる・言わざる・聴かざる)や二鶏(オス・メスの鶏)が描かれていることが多い。

この像は三猿が見えますね。

後、像の上に日月(太陽と月)が描かれていることも多い。

この像は向かって左に月(三日月)を捧げています。

よく見えないですが、たぶん向かって左には太陽を捧げ持っていると思われます。

この像にはありませんが、邪鬼を踏んづけているのもよく見かけます。

庚申塔にはもう一種類あり、それは「文字塔」です。

石に「庚申」とか「青面金剛」とか文字が彫られています。

古くなって字が風化して読みにくくなっているものも多いですが、

はっきり読めるものもあります。

   

わかりやすいです。青面金剛(しょうめんこうごう)が正解でよかったです。

庚申塔(こうしんとう)について調べました。

    

中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のこと。

庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多い。

塚の上に石塔を建てることから庚申塚

塔の建立に際して供養を伴ったことから庚申供養塔とも呼ばれる。

庚申講(庚申待ち)とは、人間の体内にいるという三尸虫(さんしちゅう)という虫が、

寝ている間に天帝にその人間の悪事を報告しに行くのを防ぐため、

庚申の日に夜通し眠らないで天帝や猿田彦や青面金剛を祀って宴会などをする風習である。

引用:「Wikipedia」94

   

その庚申塔に青面金剛が彫られることがあるわけです。   

私が見たのは、青面金剛の彫られた庚申塔でした。 

   

「三尸虫」も調べたら面白い。

   

三尸(さんし)とは、道教に由来するとされる人間の体内にいる虫。

上尸中尸下尸の三種類で、上尸の虫は道士の姿、中尸の虫は獣の姿、

下尸の虫は牛の頭に人の足の姿をしている。

大きさはどれも2寸で、人間が生れ落ちるときから体内にいるとされる。

60日に一度の庚申の日に眠ると三尸が体から抜け出し、

天帝にその人間の罪悪を告げ、その人間の命を縮めるとされることから、

庚申の夜は眠らずにすごすようになった。

一人では夜を過ごすことは難しいことから、地域で庚申講とよばれる集まりをつくり、

会場を決めて集団で庚申待ちが行われるようになった。

庚申待ちは平安貴族の間に始まり、近世に入っては、

近隣の庚申講の人々が集まって夜通し酒宴を行うという風習が民間にも広まった。

※引用:「Wikipedia」B8

     

この説明を読んで、上記の「3年18回」の意味がわかりました。

しかし、三尸が体から抜け出し、天帝に人間の悪事を告げること。

そうはさせじと眠らないために酒宴をする人間。

とても面白い話に出会いました。

    

今日になるまで全く知らない世界が、

水明さんのコメントをきっかけに目の前に広がりました。

2011年最終日。すごく得した気持ちです。

庚申塔探しに私も出歩こうかな。

 

 

「遅かりし半次郎」ではなくて「遅かりし由良之助」

   

今日は12月31日。

いよいよ2011年最終日。

  

今朝、日の出頃の東の空がきれいで、これを撮影しようとしました。

しかし、ちょっと手間取っていたら、好機を失いました。

その時に自分の口からふと出たのが、「遅かりし半次郎」

   

ムム、これって何だ?

気になると調べずにはおられない。

何か面白い事実にぶつかるかもしれないからです。

   

結果、語源はわかりましたが、名前が違っていました。

正確には「遅かりし由良之助(ゆらのすけ)」でした。

辞書によると、こう書いてありました。

  

歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で、大星由良之助が主君の切腹に間に合わなかったことから

時機を逃して用をなさないことにいう。

    

大星由良之助は、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)がモデル。

主君は浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)

歌舞伎では、史実と違って、由良之助が、主君の切腹に馳せ参じる話になっているそうです。

ほとんど虫の息の時に、由良之助はやってきます。

観客はそのシーンで、由良之助早く来いとジリジリしたのでしょう。

歌舞伎のセリフにはない「遅かりし由良之助」という言葉が、

観客の心理から生まれた故事成語のようです。

※参考:http://www.eonet.ne.jp/~jawa/kabuki/turedure/osokarisi.html

   

私はなぜか「由良之助」が「半次郎」になっていました。

しかし、いつもひとり言のようにつぶやいていたので、

間違った言葉を広めた心配もないし、間違いを指摘されたこともなし。

しかし、指摘されなかったので、ついつい「半次郎」のままで来てしまいました。

これからは「由良之助」でいこう。

   

    

半次郎といえば誰を思い出しますか?

幕末・明治初期に活躍した中村半次郎(後の桐野利秋)ですよね。

昨年、「半次郎」という映画がつくられたようです。

その予告編。

 

話がどんどん脱線していってしまう。ここで終了。

まだ年賀状を書ききっていない。

2011年12月30日 (金)

日めくりより・・・「申す」は謙譲語/白菜鍋

   

今日は12月30日。

   

12月30日は、奥さんの実家に行って、餅つきをするのが恒例。

今日も行ってきました。

今日は中1の息子にも初めて餅つきをさせました。

日々野球にエネルギーを注ぎ込んでいる息子。

野球の練習にも通じるものがあるのでは?

杵がバット。ボールが餅米。なんてね。

RIMG0421これをつかう 実家の雪景色

       

日めくりより。

もう今年もあとわずか。

お世話になってきた日めくりも、いよいよ明日31日を残すのみ。

30日をめくるとどんな内容の日めくりが出てくるか。明朝の楽しみです。

   

日めくりのコピーがだいぶたまっています。

少々紹介します。

  

EPSON045

「申す」は謙譲語。

だから相手の好意について使うのは間違い。

そう間違いなのですが、ついつい「申される」「申されたこと」などと

使ってしまいそう。「申す」は謙譲語!

      

EPSON047

今晩の夕食も鍋でした。

白菜(ハクサイ)がたっぷり入っていました。

鍋の白菜は大好物です。おいしい、おいしい。

やっぱり旬ですから。

白菜が主役の「白菜鍋」というのがあるのですね。

   

調べていくと、味の素「ほんだし」のCMのことを知りました。

小栗旬(旬!今日のキーワード)が出演しているCMで

「豚バラと白菜の重ね鍋」が紹介されています。

おいしそう。それでは映像を。

  

近いうちに食べてみたい。

来年はもっと活動的になりたいと思っています。

来年早々つくるかも?

 

 

   

 

 

 

 

2011年12月29日 (木)

12月27日の帰り道・・・月/グランドオープン

   

今日は12月29日。

今年の年末の怒涛の忘年会も今晩がラスト。

今晩は、少年野球チームのお父さん6人。

教師は私一人という飲み会。こういうのも楽しい。

    

27日、勤務を終えて自転車での帰り道。

前方の西の空に、新月から2日目の月。上弦の月。

そしてその横に輝く星一つ。後日金星だと判明。

山の端は、薄赤く染まっていました。

その情景が綺麗で、自転車を止めて撮影に挑戦。

三脚がないためにぶれてしまって思うように撮れませんでした。

25枚ほど撮って、1番の出来がこの写真です。

RIMG038627日の月と金星
   

こんな風景を目の前にして帰宅するなんて贅沢でしょ?

    

    

12月27日の晩に、近所にできたパチンコ店を撮影しました。

RIMG0408
  

やはりこの日が開店日でした。

   

RIMG0411

店のまわりに「グランドオープン」という幟が立っていました。

思えば「グランド オープン」とは?この意味は?

   

パチンコ業界では次のように区別しているようです。

参考:http://pachimura.com/?%A5%B0%A5%E9%A5%F3%A5%C9%A5%AA%A1%BC%A5%D7%A5%F3

グランドオープン(GRAND OPEN)=新規に営業を開始した店舗のことを指す。

店舗改装、営業内容変更に当たる「リニューアルオープン」、新台入替に当たる「新装オープン」とは、異なる。

   

今だけのグランドオープンというわけです。

    

商業施設や店舗が全館あげてオープンすることも「グランドオープン」というようです。

華々しく開店する時も「グランドオープン」

   

今回はパチンコ店なので、パチンコ業界の区別で理解したいです。

   

 

 

 

2011年12月28日 (水)

2011高崎報告10・・・かみつけ信用組合

  

今日は12月28日。

年の瀬はあわただしい。

年賀状のあて名書きは今晩から。

今回の年賀状のデザインは、昨年お世話になったデザイン書道家鈴木愛さんの書。

「2012」が竜になっています。

私から年賀状が届いた人は、確かめてください。

12623501_20111006125632(宝島社)この本から利用しました。

   

高崎報告のラストは、12月25日の朝、会場に向かう途中に見かけた看板の話。

RIMG0364

「かみつけ信用組合」

かみつけ」・・・・「咬みつけ!」と警察犬に言いたくなるような名前。

もちろん、地名だと思うのですが、漢字が思いつきません。

地元愛知県の吉良上野介(こうずけのすけ)の「こうずけ」に近いと漠然と思いました。

   

家に帰ってから、漢字を調べました。

「かみつけ」という地名はなく「かみつけの」はあって、「上毛野」と書くそうです。

上野介と無関係ではありませんでした。

辞書によると、「上毛野」は「上野(こうずけの)」の古称だそうです。

   

上野国(こうずけのくに)を調べると、今の群馬県とほぼ一致するとのこと。

   

調べるといろいろわかってきます。

下野国(しもつけのくに)というのもあって、、これがほぼ栃木県と一致。

上野国と下野国はかつては一国で、毛野国(けのくに)と呼ばれていました。

毛野国が2つの分かれて、上毛野国(かみつけのくに)、下毛野国(しもつけのくに)になり、

上野国と下野国となったわけです。

上州(じょうしゅう)は上野国の別称。

上毛(じょうもう)は、上毛野(かみつけの)の略称。

上毛新聞は当然群馬県をエリアにする新聞社。本社は前橋市。

この新聞社の記者で、1985年の日航機墜落事故を取材し、

それをもとに小説「クライマーズ・ハイ」を書いたのが横山秀夫!

  

以上、芋づる式にいろいろわかって面白かったです。

ちなみに、「かみつけ信用組合」の本店は高崎市にあるそうです。

私が撮った店が偶然にも本店だったのでしょうか。

   

   

「上野介」と「上野国」との関係はまだ調べが不足。

「上野介」はちょっと面白そう。またいずれ、ブログでまとめたい。

 

   

以上で「高崎報告」終了。

12月25日に動いたから知ったこと、体験したことをまとめました。

セミナーは、行動力をもらえた有意義な会でした。

3学期、楽しみたいと思うようになってきました。行って良かったです。感謝。

  

高崎までの往復の電車内で、1冊の本をほぼ読み切りました。

「上海敵前上陸」(三好捷三著 図書文化社)

次はこの本について書きたい。

この本まで含めると、さらに有意義な日でした。

 

2011高崎報告9・・・ヤマダ電機の本社がある街

  

今日は12月28日。

前投稿のつづき。

セミナーがすんだら、懇親会にも出るつもりでしたが、

翌日までの宿題が気になって、懇親会をキャンセルして帰ることに。

RIMG0365 高崎駅西口

RIMG0366 西口からの街並み。奥にあるのが高崎市役所。

            2009年には21階の展望階へ行っています。

           ※「高崎市散歩/高崎市役所」html(2009年8月投稿)

      

それでも夕食を食べて帰ろうと思い、

3回目にして初めて、高崎駅の東口へ行きました。

そこにはすごいビルがありました。

RIMG0368
   

ヤマダ電機の「LABI1高崎店」という建物。

本社が併設されている大型店舗。

1973年、日本ビクターを退社した宮崎県出身の山田昇さんが、

個人商店(ナショナルショップ)「ヤマダ電化センター」(群馬県前橋市)として創業。

1983年に株式会社ヤマダ電機設立。

ヤマダ電機の本社は前橋市にありましたが、

今はこの「LABI1高崎店」に本社は移っているそうです。

今をときめくヤマダ電機の本社のある店に入ってみました。

広々として、明るく、人も商品もあふれて、にぎやかでした。

5階は食堂街になっていて、いろいろな食堂がありました。

生ビールととんかつ定食を食べてきました。

 

ヤマダ電機で食事。

へんな感じでした。

創業者の山田昇さんは、どんな苦労をされて、

ヤマダ電機を巨大にしていったのか、この群馬から。

そんなことも興味を持ちました。

   

高崎報告  あと一つ。(つづく)

 

  

 

2011高崎報告8・・・高崎土産は緑のダルマ

  

今日は12月28日。

前投稿のつづき。

セミナーの内容から離れて、他の話。

   

高崎といえば「ダルマ」

以前から私はこの発想です。

したがってお土産はダルマづくし。

ダルマのストラップ、ダルマのまんじゅう、そしてこの小さなダルマ。

RIMG0004
  

高崎に初めて行った時に、いろいろな色のダルマがあるのを見てビックリしています。

「高崎といえばダルマ」html(2007年8月5日投稿)

その時は紅白のダルマを買いました。

今回は緑。

緑は「健康祈願 信頼 安心」の意味があります。

なぜこれを選んだか?

   

自宅から自動車で15分ぐらい行ったところに、占いのおばあさんがいます。

以前精神的に不安定な時に紹介されて、アドバイスをもらってきたことがあります。

良く当たります。いろいろお見通しです。

「隣との家の間に段差がありますね」

そう言われて、そうだったけなと思って、帰宅して確かめたら、段差がありました。

ビックリ。そのおばあさん、我が家には絶対に来たことがありません。

「家の敷地の角に杭が刺さっているので、そこにナンテンを」

とも言われました。

杭なんかあったけ?

帰宅してみたら、街路灯がありました。なるほど。

ナンテンを植木鉢に植えて、それ以後ずっと街路灯の傍らに置いています。

先日、自動車を駐車させようとして、その植木鉢を引っ掛け、壊してしまいました。

奥さんが、植木鉢を買ってきてくれて植えかえをしてくれました。

ナンテンは大丈夫でした。ふ~。

   

前回、そのおばあさんに話を聞きに行ったのが、2007年6月。

その時に未来の話をしてもらいました。

今までもよく当たっていました。

いよいよ来年。

2012年2月以後は、体調を崩す

そう言われていました。だから緑のダルマです。

ちなみにそのつづき。

「2013年2月以降は、いい年、思うようにいく」と言われました。

だから1年、体調を気にしたいです。

 

    

久々におばあさんに電話して、相談の予約をしました。

今は全国から相談に来ると言うおばあさん。

ずっと予約がいっぱいで、予約日は4月上旬です。

   

とにかく、すごい力をもったおばあさんです。

     

お土産を買った高崎駅のお店で、ダルマに関するチラシをもらいました。

そこにあった「ダルマ豆知識」は、ちょうど時期的に役立ちます。

EPSON061だるま豆知識
   

緑のダルマに頑張ってもらって、

最小限の?体調不良で来年を乗り切りたいと思います。

 

 

2011高崎報告7・・・叱られたらやめる

   

今日は12月28日。

(前投稿のつづき)

   

「学級づくり改革セミナー IN群馬 金大竜先生から学ぶ学級づくり」

第四講座  金 大竜先生  「金実践の展開~学級から学校へ、そして地域へ」その2

   

言葉なんて嘘だらけ。感じることが大事。

・なぜしっかりあいさつをするか?

・元気のないあいさつを5回させる。その後に姿勢をよくして大きな声であいさつ。

・どんな感じだったか体感させる。感じることが大事。

・対極を味わわせて良さを体感する。そのようにして「価値観」を共有する。

  

・教師は24時間工夫する。方法は無限にある。

・掃除だって給食だって工夫次第。

・暑い時は、階段で授業もやった。

・「踊る」を取り入れる。それはとても恥ずかしいこと。

 でもこれができたら、みんなの前で言語表現をするなんて簡単なこと。

※「工夫」をしてきたつもりですが、まだまだだと思う。

 2学期の反省にも、3学期はもっと工夫していきたいと書く。

 思い切った工夫をしていないことに気づく。守りに入っていたかな?

   

・こんな工夫もあり。

・自分たちだけではせこい!学校も地域もハッピーにする。

・町もハッピーにするぞ。ハイタッチ。・・・交通当番の人たちにハイタッチ。

 ※いいなあ、この発想。すぐにでもやってみたい。

あいさつ自動販売機。駅構内でチケットを渡し、それを段ボールに入れるとあいさつの声が!

・段ボールから子どもが出てきてあいさつのパターンもあり。(大人がやったら失敗する)

大人だけができることがたくさんあるけど、子どもだからできることもたくさんあり

※なるほど、そんなことたくさんやらせたい。

・今度金先生の教室に、吉本興業の社長が見に来る。

・吉本興業の芸人と一緒に、あいさつ自動販売機を行うそうだ。

夢がどんどん広がっていく状態だと思う。楽しそう。これも工夫次第。

  とにかく動いているのがいい。    

 

・草津温泉の出来事から・・・・教師のために動いてくれる人は多い。味方は多い

 ※共感する。私もこういう味方に良くしてもらった体験をたくさんした。

  教師は幸せな仕事。頑張りがいがある仕事。あらためてセミナーの最中に思う。

  

横着するな。近道はない。

・「そうやったらできるのか」と簡単に聞かない。

・本「棟梁」・・カンナで削った木が透けている。どうしたらこういう技が身につくか?

 聞かない。その削った木を持ち帰り、壁に貼り、それを目標にカンナがけを練習した人の話。

・今一度・・・横着するな。近道はない。

    

・東北地方の被災地。金先生は毎月行っている。

・被災地に対して・・・行動していない、実践していない。

 それは、そうすること(困っている人たちに何もしないこと)を教えてしまっている。

※ショックですね。私も何もしないことを教えてしまっている一人。

   

・もっと大きな夢がある。ちいちゃなことはどうだっていい。

  

・どんどんやってみる。叱られたらやめる。

・新しい方法を生みだすチャンスだと考える。

※賛成!学級通信を出してはだめと言われて、このブログが始まった。

   

・「知覚動考」

って、方法をえたら、まずこう。動きながらえる。動く前に深く考えない。

・「知覚動考」を「ともかくうごこう」と読む!

   

・金先生が最後に紹介してくれたのが、この詩。

   

私が先生になったとき
自分が真理から目をそむけて
本当のことが語れるか

私が先生になったとき
自分が未来から目をそむけて
子どもたちに明日のことが語れるか

私が先生になったとき
自分が理想を持たないで
子どもたちにどうして夢が語れるか

私が先生になったとき
自分に誇りを持たないで
子どもたちに胸をはれと言えるか

私が先生になったとき
自分がスクラムの外にいて
子どもたちに仲良くしろと言えるか

私が先生になったとき
自分の闘いから目をそむけて
どうして子どもたちに勇気を持てと言えるか

   

※宮澤賢治の詩だと言われるが、その真偽ははっきりしていないようです。

 ※参考:http://www5b.biglobe.ne.jp/~kurosan/Life/Art/WatashiSensei.htm

   

  

※金先生の雰囲気は、かつて一緒に勤め、今はD中学校で頑張っているS先生とダブります。

姿勢がよく、語りに説得力があります。少し丸っこい人です。

当たり前のように、被災地に出向いています。

私よりうんと年下です。でもたくさん学べました。今回も金先生から学べました。

同じ後味です。(つづく)



 

 

 

   

  

 

2011年12月27日 (火)

2011高崎報告6・・・立腰、身心相即、物心相即

   

今日は12月27日。

(前投稿のつづき)

   

「学級づくり改革セミナー IN群馬 金大竜先生から学ぶ学級づくり」

第四講座  金 大竜先生  「金実践の展開~学級から学校へ、そして地域へ

   

・再び金大竜先生登場。名前の読み方は「キムテヨン」先生。

・「怖れと理屈で動く自分」いろいろなことにおびえ、それを原動力にしている。

・そうではなくて、子どもに伸びてほしいという愛を原動力にしたい。

・「愛と汗で動ける人」になりたい。

・「汗」はチャレンジ精神に基づく、やって見せること。

・子どもに話していることは、自らも実践する。

   

・人間、良いも悪いも半分半分。子どもの良さに目を向ける。

・全ての子はできるはず。今の教師は妥協点が低いと思う。

   

・やる気などの心は、体や環境でつくるもの。

・森信三先生の教え

立腰(りつよう) 

※やり方を調べた。引用。

 1.お尻を思いっきり後ろに突き出す  2.反対に腰骨をウンと前へ突き出す

 3.下腹部に力を入れ、肩の力を抜く 

 http://toryukan.co.jp/education/manner.html

  

※さらに、森信三先生の言葉を引用。

  

 つねに腰骨をシャンと立てること

 これ人間の根性の入る極秘伝なり。

 人間は身心相即的存在ゆえ、

 性根を確かなものにしようと思えば、

 まず躰から押さえてかからねばならぬ。

 それゆえ二六時中、「腰骨を立てる」以外に、

 真に主体的な人間になるキメ手はない。

 「腰骨を立てる」ことは、

 エネルギーの不尽の源泉を貯えることである。

 この一事をわが子にしつけ得たら、

 親としてわが子への最大の贈り物といってよい。

一、腰骨を立て
二、アゴを引き
三、つねに下腹の力を抜かぬこと

同時にこの第三が守れたら、ある意味では達人の境といえよう。

http://www.jissenjin.or.jp/rituyo.html

  

身心相即(しんしんそうそく)

 ※相即の意味を調べた。

 1.仏語。事物の働きが自在に助け合い融け合っていること。

  二つの物事が密接に関わり合っていること。 

・体の状態と心は似てくる。

・姿勢をよくして、しっかり返事をすると、力が出てくる。

・正直だと力が出るが、嘘をつくと力が出ない。

 人差し指と親指の腹を合わせて、力を入れる。(Oリング)

 それを隣の人が両手を使って離そうとする。

 その時隣の人が「1たす1は?」と尋ね、わざと正解じゃない答を言う。(嘘をつく)

 そうすると、力が入らずに人差し指と親指が離れる。正解を言った時は離れない。

物心相即(ぶっしんそうそく)

・イライラする子がいる。周りの子の机の中とかがガチャガチャしていてそれが影響している時がある。

物を整理整頓すると、心の整理整頓ができる。

・心は体や身のまわりのものに左右される。

※立腰、身心相即、物心相即・・・インターネットで調べると、たくさんヒットする。

 本当はもっと早く勉強して実践しなくてはならなかったことだと思う。

(つづく) 

   

※金先生は、12月はじめに奈良でもお話をされているんだ。

 次のサイトを見て気づきました。

 ※http://blog.livedoor.jp/happy_smile_surprise/archives/52133579.html

 ブログ名「笑顔の教室」

 だれのブログだろう。鉄人倶楽部に関係があり。興味あり。

 

2011高崎報告5・・・目指す子どもの姿 ①自らを磨く ②他を思いやる

   

今日は12月27日。

RIMG0378

これも今朝の写真。

三明寺の前のお花畑。今は菜の花が成長中。

    

    

それでは前投稿に続いて、セミナー報告。

「学級づくり改革セミナー IN群馬 金大竜先生から学ぶ学級づくり」

第参講座  土作 彰先生   「子どもを伸ばす担任が持つべき教育哲学」

    

「鬱」の書き方がすぐにわかる方法。

 「リンカーンは、アメリカンコーヒーを、3杯飲んでいた」

・「リンカーン」で、林と缶を書く。

 「は」で大きくワを書く。

 「アメリカン」で、アメリカを表す「米」から連想して※を書いて、

 「コーヒー」で、コを上向きに書く。ヒを書く。

 「3杯飲んだ」でななめ3本線を書く。

・「陶」は「たまる」という意味の漢字。

・「鬱」「陶」が合体すると、「鬱」がたまった状態だから「鬱陶しい」(うっとうしい)になる。

   

・ずっとミニネタを探してきた。

・気がつく。子どもと子どもの関係がうまくいかないことがある。

・ミニネタで、友だち同士をつないでいくのが大事になってくる。

縦糸(教師ー子どもの関係づくり)で惹きつける→横糸(子どもー子どもの関係づくり)で繫ぐ。

・良き人間関係づくりという過程を経ない知識獲得などない方が良い。

 

  

4月と1年後の3月で同じでいいのか

・4月「教師はほめること中心」→3月「教師は厳しいことを言う」

・ほめて、クラスの状況を良くしていく。→クラスの状況はよくなっているので、できていない子を注意する。

・4月「自己中心」→3月「他の人を思いやれる」

   

聞かれたら、誠心誠意答えるべき

・「わかった?」と聞かれたら、「ハイ」か「いいえ。質問です」のどちらかの答えしかない。

・黙っていてはだめ。

・黙ったままにするのは、教師が「返事しなくて黙っていてもいい」と教えていることになる。

   

・ハヤシカレーは林さんが作った。

※調べたら、諸説ある起源の一つでちゃんと書いてあった。

  洋食屋の店長の林がビーフシチュー(ハッシュドビーフ)とご飯を混ぜたまかない料理が起源。

  客による口渡りから全国区になったWikipedia)

  

・修学旅行の最初の集合がうまくいかない時に、土作先生がどんな話をしたか実演。

修学旅行で普通に歩いていても周りからは邪魔だと思われる。

 それがいいか、今日はイマイチ嫌な気分だったけど、修学旅行の子たちのきびきびした動きを見たら、

 よ~しやるぞと思えてきた・・・と思ってもらうこととどっちがいいか。※いい視点だなあと思う。

 修学旅行は学を修める。勉強するための旅行。遊びなら、家族で連れていってもらえ。

 2万5千円のお金はすごい金額。用意してくれた親に感謝して無駄にしないように。

 ※正確には書いていません。こんなことを土作先生は言っていました。

  私は修学旅行でうまく伝えられなかった反省がある。でもまだ粘る。

  3学期で機会があったら同じ趣旨のことを言う。 

   

・口に二画でどんな漢字ができるか、まず一人で考えさせる。

・その後に、友だちを情報交換させて、漢字を増やさせる。

・なぜ漢字の数が増えたか考えさせ、それは他の子と一緒に学習したからだと気づかせる。

・協力してみんなで力をつけたことを、こうやって可視化させる。

※これは以前の土作先生の講義でも聞いたこと。ぶれていないですね。

※参考:http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/04/post-1178.html

  2008年3月に聴いた講座の内容はここに書いてある。

  読み直してみて、土作先生が3性について言っていたことに気づく。

  すでに3年9か月前に聴いていたのだ。今回金先生から聴いた時に、そのことを思い出せなかったのが残念。

  でも思い出せた。  

   

・リード式暗唱法・・うすら覚えの時に、友だちに少し出だしを言ってもらいながら思い出して覚えるやり方。

           つながりを持てる指導法。

  

・何でもいきなりはできない。繰り返し・強化。 

 

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