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2011年9月27日 (火)

池上彰のエネルギーを考えるSPその2・・・すぐにできるわけではない

  

今日は9月27日。

池上彰さんがエネルギーについては短期的に長期的に考えることを教えてくれました。

なぜなら、いろいろな発電方法があるけど、

必ずしもすぐに実現可能とは限らないからです。

    

8月11日に放映された番組で、特に感じました。

「世界のドキュメンタリー シリーズエネルギー革命 地上の太陽 核融合発電は実現するのか」(2009年 BBCの番組)

核融合発電の研究は、かなり以前から世界各国で行われていました。

研究者たちは、研究が大詰めであり、間もなく実現可能だと言っていました。

なんだ、エネルギー問題が今浮上しているけど、

核融合発電が実現可能になれば、もう大丈夫。

エネルギーについて人類は悩まなくてもいい。

番組を見ていてそんな楽観的な気分になりました。

そんな内容でした。

   

しかし、番組の最後にどんでん返しをくらいました。

研究者たちが再び、次々に登場して、

核融合発電がいつ実現するか発表していました。

その年数を書きならべます。

   

2040年

2035年

2027年

2036年

2022年

2027年

2030年

2050年

20年後に成功する確率は50%

    

すぐにできるわけではないのです。

1~2年のうちにできると思っていました。

研究者にとっての「すぐ」は、1~2年のことではなく、

10年以上の長いスパンなのでしょう。    

    

エネルギーの番組はたくさんあります。

魅力的な発電方法がいろいろ紹介されます。

しかし、必ずしもすぐに実現するとは限らないのです。

いつ実現可能なのかをちゃんと知って、今できる発電方法を、

長く効率よく利用するか考えなくてはなりません。

いろいろな発電方法をつないでつないでいくのです。

この視点を持つべきだと思いました。

池上さんの番組でよくわかりました。

   

火力発電は大事なつなぎの発電方法です。

次の新しい発電方法が確立するまで頑張ってもらわなくてはなりません。

次はその火力発電の話。

    

「池上彰のエネルギーを考えるSPその3」html

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