« 犯人はアメリカシロヒトリの幼虫 | メイン | エノラゲイ/なぜ戦争へと向ったのか »

2011年8月21日 (日)

淀殿は池上季実子/今日から「淀殿」で

 

昨晩は前任校に同じ頃に勤務した懐かしいメンバーでの飲み会。

いろいろな話題で盛り上がりました。

時代劇のドラマの話。

織田信長なら誰が思い浮かぶか?

豊臣秀吉なら?

とか話していました。

信長なら・・・・高橋英樹さんでしょうか。昔の大河ドラマ「国盗り物語」(1973年)で演じていました。

テレビドラマで見た初めての「織田信長」だったからでしょうか。印象に残ります。

秀吉は、同じ理由?で火野正平さん。この人も「国盗り物語」で好演しました。

「淀殿なら誰が浮かぶ?」

と聞かれて、すぐに浮かびませんでした。

しかし、相手の人が「池上季実子がよかった」と言ったのを聞いて、「自分も!」と思いました。

そうだよ、淀殿は池上季実子さんです。

いつ演じたのか忘れたので、調べました。

大河ドラマ「おんな太閤記」(1981年)でした。30年前か~。

20110510210029 
http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20110510/p4

   

調べていて、一つ賢くなりました。

「淀殿」を「淀君」とも言うことがあります。

でもこれは間違いのようです。

「歴史ドラマから興味を持って日本史を楽しく学ぶ方法」/

このサイトから引用します。

     

豊臣秀吉が亡くなった後、豊臣家と徳川家は対立関係が露になり、

最終的には徳川が天下を取って長く江戸幕府に君臨します。

その豊臣家最後の頭首・秀頼の生母である淀殿は、

豊臣家を牛耳り滅亡に追いやった悪女のように描かれている事が多いのです。

これには原因があります。

・豊臣を滅ぼした徳川が、後ろめたさから「淀殿」という悪人を仕立てて「仕方なかった」という言い訳に使った。

・秀吉の正室「ねね」(おね、寧々)を人格者として描く作家は多く、

 正室対側室の意味で淀殿を悪女に仕立てている。

(注意)「淀君」(よどぎみ)と書かれた物も見かけますが、これは間違いです。
「君(きみ)」とは遊女に付く呼び名であり、
このような呼ばれ方も徳川方から流されたと言われています。

    

残っている歴史は、勝者の歴史であることが多し。気をつけよう。

これからは「淀殿」で。

   

今の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」は、

敵の秀吉と茶々(淀殿)がどう結ばれていくか、時間をかけて表現してくれました。

そこが新鮮でした。

しかし、江は主役なのに、主役になりきっていない感じがします。

徳川家に嫁いだ今からが本領発揮でしょうか。

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/603251/31073279

淀殿は池上季実子/今日から「淀殿」でを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_5308
  • Img_5307
  • Img_5306
  • Img_5305
  • Img_5304
  • Img_5303
  • Img_5302
  • Img_5301
  • Img_5300
  • Img_5299
  • Img_5298
  • Img_5297

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉