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2010年6月

2010年6月30日 (水)

アオイラガを発見

6月24日の朝、職員玄関から校舎に入ろうとして、

ふと気がつきました。

何かいる。

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わかりますか?

部分的にアップにしてみます。

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もっとアップで。

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アオイラガです。触角の形からメスだと思います。

イラガの成虫が孵化する時期です。

ということは、葉っぱに卵がうみつけられ、

たくさんのオコゼ(イラガの幼虫)が発生する時期です。

季節はちゃんと巡ってきました。

      

1年前の投稿です。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/07/post-53cc.html

1年前はオコゼ退治に燃えていましたが、

他のことに忙しくて手が回っていません。残念。

     

2010年6月27日 (日)

火天の城4/版築/墨壺/墨さし

(前日の投稿のつづき)

映画「火天の城」(2009年)より。

     

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これは「版築(はんちく)」の場面。

安土城の土台を固める作業と思われます。

つき固める道具のことを「たこ」と言います。

先月初めて知った「版築」

※参考:http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/05/post-f3a9.html

知ることで、このような場面も楽しめます。

映画のラストでは、こんなに版築したにもかかわらず、

礎石が沈んでしまったことで城崩壊の危機を迎えてしまいます。

どうなったかは内緒。映画を見てください。

   

     

墨壺(すみつぼ)も登場しました。

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墨壺=糸車に巻いた糸が墨をひたした綿(池)のなかをくぐって出るようになっています。

その糸を張り、はじいて部材に線を引く時に使う道具です。

    

口にくわえているのは、墨さしでしょうか。

墨さし=竹の先を割ってつくった筆。

墨をつけて部材に印をつけるのに使います。

    

    

次のサイトが参考になりました。

※「大工・亀ちゃんのこだわり造家計画」http://www.zouka.net/page/keikaku/04.html

このサイトに、「墨壺」「墨つけ」についてのコメントがありました。

    

「墨壺」 

墨壺は家を建てるのに一番最初に使う道具で、

この道具から家が建ち始めるといっても過言ではないと思います。

そんな大事な道具だから昔は皆、自分で彫って使っていたんですよ。

私も、2つ3つ作って使っていますけど、なかなか使いやすいものは作れなくて・・・。

墨壺で大事なのは真っすぐな線を引く墨糸だと思います。

これは細ければ細いほどいいんだけど、

細ければ切れやすいし、太ければ芯がどこだか分からない。

この糸一本で家が真っすぐに建つかが決まってしまうほど、

神経を注いでもよいもので、

糸のくせを抜いて使いやすいようにするには手間がかかかります。

     

「墨さし」 

墨刺し(すみさし)は線と字を書く道具で、

竹を12ミリくらいに割りそれを48枚に細かく割って線を書く。

そして反対側は先をつぶして筆のようにして符ちょうをつける道具。

理想の墨刺しは線を引くのに、

1回墨をつけて2間(3.6メートル)ぐらいは書き続けられるものがよいとされているそうですが、

細かく割って長く書くのはどちらにしてもなかなか出来ないことなんですよ。

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専門の人の話はやっぱり勉強になります。

墨さしは48枚!も細かく割っているのですね。    

その様子を見てみたい。

探しました。

あった!

※「目指せ大工道」http://mezasedaikusan.hamazo.tv/d2009-06.html

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こうして長い線が引けるのですね。

朝から驚き。  

    

2010年6月26日 (土)

大河ドラマ「義経」/平知盛(とももり)/耳なし芳一

(前投稿のつづき)

2005年の「義経」を授業で見せました。

壇ノ浦の戦いの映像は、6年生の目を奪い続けました。

     

5年前に見て今も覚えていたのが、

平知盛の最期のシーンです。

もはやこれまでと悟った知盛(俳優:阿部寛)は、

碇(いかり)のついた縄を体に巻き、名文句を言います。

「見るべきほどのことはすべて見た、今はこれまで」

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そして碇とともに海中に没します。

素晴らしい演技でした。     

下関市のみもすそ川公園には、

碇をかついだ平知盛像があるそうです。

いつか生で見たい像です。

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充分に壇ノ浦の戦いにひたらせた後に、

子どもたちに「耳なし芳一」を紹介しました。

次のサイトがお薦め。

最近、「耳なし芳一」に触れていない方はどうぞ。

朗読も聴けます。

※「福娘童話集」http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/07/13.htm

     

次の映像もお薦め。


YouTube: まんが日本昔ばなし 「耳なし芳一」

       

     

     

「壇ノ浦の戦い」と「耳なし芳一」はセットで教えるのがいいなと今回で思いました。     

     

大河ドラマ「義経」/守貞親王

NHK大河ドラマ「義経」は何年の放映だったかな?

    

2005年でした。

その時に録画しておいたものを、授業で使うことができました。

一の谷の戦いと壇ノ浦の戦いの場面です。

安徳天皇の入水シーンなども見せました。

平家の人たちが次々入水するのに、

入水せずに残った男の子がいました。

「あの子はだれ?」

と子どもたちから質問されましたが、答えられませんでした。

この子です。

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休日の今日、調べてみました。

番組冒頭の出演者紹介でチェック。

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「守貞(もりさだ)親王」のようです。

調べてみました。

    

[1179~1223]鎌倉時代の皇子。

高倉天皇の子、安徳天皇の異母弟。

平家に育てられたが、平家滅亡後は出家し、持明院宮と称した。

承久の乱の後、子の茂仁(ゆたひと)が後堀河天皇として即位したため、

自らは天皇として即位しなかったが、太上法皇として院政を行った。
     

引用元:

http://kotobank.jp/word/%E5%AE%88%E8%B2%9E%E8%A6%AA%E7%8E%8B

   

   

安徳天皇の弟だったのですね。

その後の人生はこのような人だったんだ。

壇ノ浦での壮絶な戦いの中にいた体験は、

守貞親王の人生にどんな影響を与えたのでしょう。

     

    

このドラマでは、安徳天皇の命を救うために、

安徳天皇と親王が入れ替わるという策をとっていました。

もちろん入水したのは、本物の安徳天皇です。

    

    

    

壇ノ浦の戦いで、平家で活躍したのが平知盛。

この人については後日。

火天の城3/ちょうな

(前投稿のつづき)

なかなかあわただしい日々。

毎日投稿できないのが残念。

      

映画「火天の城」(2009年)から学ぶこと多し。

映画の中の「ちょうな」を使う場面。

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「ちょうな」を漢字で書く「釿」と書くようです。

法隆寺を建てる時にちょうなを使ったことは知っていましたが、

次のサイトによると、

http://www.takenaka.co.jp/daiku/chona/index.html

このように書いてありました。

  

釿は大工道具の生きた化石ともいわれ、

古墳時代の鉄製の出土物にも見られる道具です。

西暦紀元頃の登呂の遺跡の木製遺物にも釿で加工したような痕が残っています。

中世では、大木を打ち割ったあとの用材の仕上げに使われています。

      

弥生時代から室町時代、

あるいは安土城をつくった戦国時代まで使われた息の長い道具だったようです。

前回、鋸の勉強をしていた時に、

昔は材木を鋸で切るのが主流ではなく、

くさびなどを使って裂いて、ちょうななどで削って加工していたことを知りました。

大事な道具だったわけです。

「大工道具の生きた化石」ということは、

今も残っているということかな。

    

「はつる」という言葉があります。

以前聞いた言葉だと思っていましたが、

今日調べていて、「ちょうな」とつながりました。

ちょうなで木の表面を削ることを「はつる」と言うそうです。

漢字で書くと「削る」「斫る」と書きます。

2010年6月22日 (火)

火天の城2/大鋸(おが)

映画「火天の城」(2009年)では、

当然ながら、建築現場が映像としてよく出てきます。

これが魅力的です。

    

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2人がかりで大きな鋸(のこぎり)を使って、木を切っています。

この鋸について調べてみました。

   

ちゃんとわかるものです。

たとえば次のサイトが参考になりました。

※参考:「竹中大工道具館/鋸の発達史」

http://60.43.139.71/modules/tinyd8/index.php?id=25

ここに同じ鋸と思われる写真が載っています。

名前は「2人挽きの製材用縦挽鋸『大鋸(おが)』」です。

大きな鋸と書いて「おが」と読みます。

室町時代に中国から伝わってきたそうです。

大鋸で切断した時にでる木くずのことを「大鋸屑(おがくず)」というわけです。

       

2人で挽く「大鋸」は短命で、

1人用の「前挽大鋸」にとって代わられるそうです。

前挽大鋸の写真も上記サイトに載っています。

この鋸が描かれた有名な絵が、

「富嶽三十六景 遠江山中」(葛飾北斎)です。

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鋸ももっと調べたら面白そうだけど、

仕事が進まず。ここまで。    

2010年6月21日 (月)

3秒ルールは生き残りそう

先の日曜日の番組「所さんの目がテン」で、

3秒ルールの検証を行っていました。

※参考「日曜日のお薦め番組」

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/06/post-8d79.html

結局3秒であろうと、床に落ちたものにはばい菌がつくという結論。

しかし、次のような場面では3秒ルールは活躍しそう。

   

どうしても食べたかった食べ物が落ちてしまった時。

自分に言い聞かせます。

「3秒で拾った。大丈夫。食べよう」

   

相手が私に食べ物を渡そうとして落としてしまった時。

渡しそこなった相手に一言。

「落ちてから3秒以内。セーフ。ありがとう」

やさしさのある言葉です。     

  

ばい菌はつくかもしれませんが、

3秒ルールは生き残るでしょう。

いや、積極的に残すべきだと思います。

2010年6月19日 (土)

火天の城/杣人(そまびと)

やっと映画「火天の城」(2009年)をレンタルで借りることができ、

今日見ました。

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映画の中で「杣人(そまびと)」なる人たちが重要な役目を果たします。

(そのリーダーを、緒形直人が演じていました。良かった)

   

「杣人」とは?

国語辞典で調べたら、「杣木を切ったり運び出したりする人。きこり。そま」とありました。

きこりのことなのかと思いつつ、「杣木(そまぎ)」とは?

「杣山に生えている木。また、杣山から切り出した木材。そま」とありました。

おいおい、また「杣」のつく言葉が出てきた。

「杣山(そまやま)」とは?

「木材を切り出す山。また、木材にするための木を植えた山。そま」とありました。

   

ふ~、やっと「杣」の入っていない説明に行きつきました。

「杣」は国字とのこと。

木へんに「山」

”いかにも日本”という字です。

トマト選果施設その5/匠

(前投稿のつづき)

見学は、市内のいろいろな学校から集まった先生たちでした。

今回は私が世話役でした。

年度始めに、見学する可能性のある場所にみんなで行くことは意義があると思います。

ばらばらで行くと、受け入れ側の対応時間が増えてしまいます。

先生たちも、こんな場所があるのだと知って、進んで見学計画を立てることになるでしょう。

今回は5月28日でした。

     

トマト選果施設に、豊川市のブランドトマト「匠(たくみ)」がありました。

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水をギリギリまで与えないことで、甘みを増したトマトです。

残念ながら、地元ではあまり食べられないようです。

多くが東京に出荷されてしまいます。食べたいものです。

次のサイトが、「匠」について詳しいです。

※参考:http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0806/spe2_02.html

「農林水産省」のサイトです。

    

平成14年に「匠」はスタートしました。

最初は市場では不人気だったのですが、4年目から認められるようになりました。

「トマトらしい、濃厚でコクのある味にファンが付き始めたのだ。」(上記のサイトより)

     

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この写真は興味ある写真です。上記のサイトにありました。

「匠」トマトの葉です。説明はこうです。

与える水を減らすと、空気中の水分を少しでも逃さないようトマトの茎から細かい毛がたくさん出る。
また、葉は天に向かってくるんと丸くなり、雨水を逃さないようにする。
    
     
植物って面白い。
    
ああ、一度食べて体験してみたい、「匠」


 

      

トマト選果施設その4/ロボットによるパレットへの積みつけ

(前投稿のつづき)

箱詰めされ、梱包されたトマトは、いよいよ出荷されます。

70パーセントは東京の大田市場へ出荷されるそうです。

日本一の青果市場に出荷されるわけです。

※参考:「24時間見学OK「大田市場」に行こう!」

http://allabout.co.jp/travel/traveltokyo/closeup/CU20051005A/

      

梱包された箱はパレットに積まれますが、

このトマト選果施設では、ロボットのお仕事。

置きミスなく、上手に積んでくれます。

これまた映像で。

パレットの上にトマトの箱を移す   

    

    

      

こんなトマト選果施設を見学に行ってきました。

最近の写真

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