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2010年1月27日 (水)

星空観望会8(最終回)/シリウス/アンドロメダ大銀河/カノープス

シリウスを見させてもらいました。

Siriusz   

   

   

この写真は、「space」http://yumis.net/space/star/k_image/sirius-z.htmより。

  

きれいでした。

青白い光でした。

1万度の高温なのでこのような色になるそうです。

シリウスは地球に近いため、この光は2001年夏の光だそうです。

2001年と言えば、4月に小泉首相が誕生し、

9月にはアメリカ同時多発テロがあった年。

その頃の光が今届きました。

    

この晩望遠鏡で見た最も遠い星々は「アンドロメダ大銀河」でした。

その距離は、230万光年。

他の観察した星々の距離に比較して、桁違いに遠いです。

望遠鏡の中央にうっすらと見えました。

こんなに離れているのに、星々がうっすらでも見られるということは、

かなりの数の星があるためだと教えてくれました。

230万光年!星がたくさんある!・・・・気の遠くなるような話です。

銀河鉄道999の終着駅。

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空想の世界なら、230万光年もへっちゃら。

   

   

講師の先生に最近興味を持ち始めたカノープスのことを尋ねました。

シリウスの下の方にあって、地平すれすれに見られる星。

まだ一度も見ていない星。

東北地方以北では見ることができない星。

本当はシリウスの次に明るい星ですが、

地平線すれすれのため、空気の層にじゃまされ暗く見えるそうです。

カノープスを見るためには、どうやって見たらいいのか。

どのように見えるのか。そんなことを尋ねました。

講師の先生が、和歌山県の山で撮ったカノープスの写真を見せてくれました。

赤く、ちょうどベテルギウスのように見えたそうです。

シリウスが南中した頃に、シリウスから右斜め下付近にあるとのこと。

地平すれすれに明かりが少ない場所を選ぶこと。

案外山の上からの方が、空気の層のじゃまを減らせると思うと教えてくれました。

この冬、カノープスの観察に挑戦してみたいです。

   

以上、星空観察会の報告でした。

2時間。寒かったけど、だから星がきれいに見えました。

50人はいたお客さんは、2時間後には数人になっていました。

    

    

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