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2008年4月

2008年4月29日 (火)

車で踏んづけていたタンポポ

P4280018_2 28日は振替休日。でも間に合わないことがあって学校へ。

いつもは停めない駐車場に車を止めました。

車から降りてみて驚き。前輪がタンポポを踏んづけていました。

こんな所に咲くの?と尋ねたくなる所に咲いていました。

しかし、タンポポにとって、こういう場所の方が結果的にいいわけです。

他の草がいる場所だと、タンポポは背丈で負ける可能性が大きいです。

周りを囲まれてしまっては、日光がさえぎられて光合成ができません。

そこで、車に踏まれてしまうような場所に育つわけです。

他の草花は踏まれて朽ちても、タンポポはたくましく生き残るわけです。

    

22日に鍬でスコンを刈り取ってしまったグランドのバクネット前のタンポポ。

なんと28日に新しい葉っぱが出てきていました。P4280017

明日学校に来た子どもたちは大騒ぎするだろうな。楽しみ。

    

「踏んける」?「踏んける」?どっちでしょう。

「踏みつける」から来た言葉なら、「踏んける」でしょう。

「~つける」は興味ある日本語です。

「たたきつける」「しかりつける」といった具合に動詞の連用形に付いて、

「相手に対してなされる行為の勢いが激しい意を表す」のだそうです。

辞書で調べてしまいました。

「タンポポを踏む」→「タンポポを踏みつける」→「タンポポを踏んづける」

だんだんタンポポがひどい目にあっている様に思えます。

走り高跳び「起こし回転」理論は良かった

27日晩のNHKスペシャル「ミラクルボディー 3 ハイジャンプ 翼なき天才」は面白かった。

走り高跳びのトップ選手の話でした。

一人はアテネ五輪金メダリストのステファン・ホルム(スウェーデン)。

もう一人は、2007年の世界陸上でホルムを破ったドナルド・トーマス。

    

トーマスは天才型。陸上を始めてわずか1年半でホルムを破った。080427_b

アキレス腱が人より長く、それをばねにして、跳び方は常識破りであるが、ホルムに勝利する。

   

ホルムは努力型。

6歳から高跳びを始めて今は31歳。080427_a

高跳び選手では決して高くない身長181㎝。

しかし、練習をして強じんな体を作り、助走の力を有効に使う跳び方で2m40㎝の記録をもつ。(世界記録は2m45㎝)

跳ぶ瞬間に、体が棒のようになることで「起こし回転」の作用で高く跳ぶのです。

   

「起こし回転」の理論はとても興味深かったです。

棒を斜めに地面に投げつけると、水平方向のエネルギーが上昇方向の力に変換されて、棒が回転しながら跳ね上がる現象のこと。

助走を速くし、体を棒状態にして踏み切ると、この「起こし回転」で高く跳べるのです。

しかし、足首や足に強い負荷がかかり、ホルムの場合は650kg(体重の10倍)の力がかかるそうです。

ホルムは、練習によって、その負荷に耐えられる強い足を作り上げたのです。

彼のアキレス腱は、普通の人の4倍の堅さとのこと。

      

番組はトーマスとホルムの跳び方の比較、体の比較をしていきます。

天才型と努力型に途中までは分けていました。

しかし、最近のトーマスは、跳び方が常識破りだったものを改良し始めました。

ホルムのような「起こし回転」を使った跳び方に変えようとしてきました。

「努力」が始まりました。

彼は「ホルムに勝つため」とは言いません。

「世界記録を出すため」と言いました。(これも天才型であるが故かな?)

ただ、足は「起こし回転」のためには鍛えられていませんでした。

トーマスは故障して、しばらく跳べなくなってしまいます。

このあたり、神様は公平です。そう簡単にはホルムの真似はさせません。

    

オリンピックは夏。

この2人の戦いは注目です。

努力型のホルムと、天才型で少し努力を始めたトーマス。どうなるか。

   

テレビはやっぱり面白い。

今晩深夜、再放送あり。録画しよう。

500本目の投稿・・・4月28日の桜/花芽から出た花の数/ついに毛虫発見

P4280013428 4月28日の桜です。

3月はじめから定点観察をしてきましたが、これをもって終了にしたいです。

花芽3つ、葉芽1つだった桜から花が咲き、若葉が茂りました。

それらのことがリアルタイムに目撃できたのは収穫でした。

          

28日の読売新聞ニュースで次のようなのがありました。

桜の健康度、東高西低 花芽ごとの花数調査

日本の桜は東高西低-。1つのつぼみからたくさん咲くほど健康とされるソメイヨシノの花の数を、気象情報会社「ウェザーニューズ」が全国で調査したところ、平均は一般的な健康状態の指標とされる4個を下回る3・80個で、特に西日本の桜に元気がない傾向が明らかになった。(中略)

調査に協力した「日本花の会」主任研究員(樹木医)の和田博幸さんによると、桜の花の数は土壌や木の健康状態などに影響される。ソメイヨシノは一般的に、1個のつぼみから6個咲くと「とても健康」、4~5個で「健康」、3個以下が「元気なし」とされるという。(中略)

調査の結果、関東地方では東京と茨城が平均4・00個で「健康」の基準に達したが、残る5県は3・60~3・96個で、いずれも下回った。3・50個未満となったのは滋賀、広島、島根、香川、宮崎、鹿児島、佐賀の7県で、西日本に集中している。一方、4個以上は東北の4県を含む9都県で、最高は宮城県の4・22だった。(後略)

    

今ならこの話題についていけます。

私が定点観察した桜は、花芽から4つの花が咲きました。

記事の中の基準によれば「健康」です。

花芽から出てくる花の数に関心を持つなんて面白いなと思いました。世の中にはいろいろな人がいる。

    

ついに!28日に、学校の、それも私が定点観察していた桜の木で、毛虫を発見。

P4280016 近所の公園で見かけたのと同じで、オビカレハの幼虫と思われます。

まだまだ小型。

集団生活をする天幕があるはずと思って探しました。

見つからず。あ~悔しい。目を皿にして探したのに。

明日出勤したら、また探してみたい。

2008年4月28日 (月)

昔、どなたの「中屋敷」があったのでしょうか

昨日から読み始めたのが下の本。

刺客―用心棒日月抄(じつげつしょう) (新潮文庫) 刺客―用心棒日月抄(じつげつしょう) (新潮文庫)
藤沢 周平

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テレビドラマ「腕におぼえあり」の原作。

青江又八郎の用心棒日月抄シリーズ第3作目で、これで終わり。

面白いシリーズだけに、読みたいけど、読み終えるのが惜しいと思いつつ読んでいます。

この話の中に、中屋敷や下屋敷という言葉がよく出てきて、

それらの屋敷で主人公たちが用心棒をしています。

ちなみに「中屋敷」とは?

「江戸時代、大名などが上屋敷のの控えとして設けた屋敷。一般に下屋敷よりは都心に近く、規模が小さいことが多い」(地名用語語源辞典/東京堂出版)

「中屋敷」「下屋敷」という屋敷は、今はほとんど存在しないと思いますが、

地名ではちょくちょく見かけます。

隣町の豊川市にも「中屋敷」という地名があり、通勤でその地名の場所も通ることがあります。(ちょっと前に撮った写真)P4240041_2

どなたの中屋敷があったのだろうと思いながら、通過しています。

少々調べたら、岩瀬嘉竹という戦国時代の武将にゆかりのある場所ではあるようですが・・・・

2008年4月27日 (日)

桜にオビカレハの幼虫が1匹いた

P4260015 学校の桜の木にいつ毛虫があらわれるか観察中。

今のところまだ見つけていません。

昨日(26日)、自宅の近所の公園の桜の木をふと眺めたら、

たった一匹、毛虫を発見!写真を撮りました。

これはオビカレハという蛾の幼虫と思われます。

1匹見つければ、大量にいると思いきや、他には見つかりませんでした。

     

オビカレハの幼虫は若い時は枝に張られた糸の天幕内で、

一緒に生まれた兄弟とともに共同生活をします。

この毛虫を退治するなら、この時だと聞いたことがあります。

学校でもそういう天幕を探していますが、それも見つかりません。

まあ、このまま毛虫が発生せずにすめば、それはそれでいいのですが・・・・。   

    

オビカレハの幼虫の写真が紹介されているHPはいくつかありました。

下記のHPはお薦めですが、見る時には覚悟をして見てください。

”毛虫”のアップ写真です。それなりにグロテスクです。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/501-0136_img.html

この毛虫は刺さないし、毛に触れても無毒とのこと。信じられない。

無毒なのに、群がっていることが多いため、嫌われている虫です。

豊川産キャベツの日               

4月24日の給食は「豊川産キャベツの日」でした。P4240047

左のような給食でした。

ABCスープの中に、キャベツが入っていました。

時期的に春(新)キャベツですよね。

ちなみに愛知県はキャベツ生産全国一!

    

4月30日の給食は「若竹汁」が出ます。

”たけのこ”の汁です。春の味ですねえ。

5月2日は「かしわもち」が登場。

献立表をじっくり見ると、メニューを作っている人の工夫が見えてきます。

2008年4月26日 (土)

明日の朝は「山崎製パン」ではなくて、「神戸屋」の食パン

本「ヤマザキパンはなぜカビないか」(渡辺雄二著/緑風出版)を読みました。

食品添加物のことが書いてあった本です。

この本を読むと、山崎製パンのパンに限らず、

コンビニ弁当、ペットボトル茶、ハムやウィンナーの原材料表示が気になります。

添加物は必ず安全とは言えないようです。

           P4240037 

    

    

     

    

これは山崎製パンの食パン「超芳醇(ちょうほうじゅん)」のパッケージの表示。

「乳化剤」「イーストフード」「V.C.」がカビを減らしていると思われる添加物。「V.C.」は「ビタミンC」のこと。カビが生えにくいということは、人体には影響はないのかと疑われます。

臭素酸カリウムは発がん性物質です。反面、柔らかく、ふかふかした、ボリューム感のあるパンを作るためには良い物質と考えられています。だから山崎製パンはこの薬剤を使っています。

   

今日買ってきた食パンのメーカー「神戸屋」のことを調べてみたところ・・・・

http://www.kobeya.co.jp/index.html「神戸屋」HPの表紙

http://www.kobeya.co.jp/corporate/index.html「神戸屋」のHPの沿革ページ

神戸屋は臭素酸カリウムは1980年に自主全面使用中止をしています。

1997年には「乳化剤」「イーストフード」を使わない食パンを開発し、販売を始めています。

人間の体には良くないと疑われるものは使わない方針のようです。

神戸屋と山崎製パンの比較すると、山崎製パンのやっていることはいいのかな?と思います。

とりあえず明日は、神戸屋の食パンを食べます。

4月中の「所さんの目がテン」も勉強になった「城」「笑い」「タンポポ」

日曜日朝7時からの「所さんの目がテン」はお薦め番組。

「所さんの目がテン」のHPはここhttp://www.ntv.co.jp/megaten/

4月6日のテーマは「城」

天守閣が黒い城は豊臣方、白い城は徳川方の武将とのこと。ほ~。

城内にはたくさんの門があり、なかなか天守閣にたどり着けないような工夫がしてあった。ほ~。

松が城内にたくさん植えられていたのは、籠城の際に燃料や食料になるため。ほ~。

   

4月13日のテーマは「笑い」

笑い顔があるのは、チンパンジーのような進化した霊長類と人間のみ。馬の笑っているような顔は、笑顔ではない。ほ~。

笑顔を見ると、笑顔になる。笑顔は伝染する。これは確かにそうだ。

    

4月20日のテーマは「タンポポ」

タンポポはたくましく、痛めつけられても再生する。根っこだけ切り取っても、水分があれば再生する。ほ~。

これはさっそく、理科の時間にやりました。

下の写真は、学校のグランドのバクネット前。P4230008

写真の中央あたりには、りっぱなタンポポが咲いていました。

子どもたちの前で、鍬でスコンを刈り取ってしまいました。22日のこと。

とても簡単に、あっけなくタンポポは刈り取れました。

残るは土の中の根っこのみ。これでも再生する?

番組では再生していましたが、実際にこの眼で見たいと思いました。

シャーレに綿を敷いて、切り取った根っこを置いた実験も実施。

この連休は子どもたちが家に持ち帰り、観察中。

     

明日のテーマは「たこ」

2008年4月25日 (金)

Bの木がナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)でした

P40800454月9日の投稿で、左の写真を載せました。

ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)は、葉っぱのない左の木(Aの木)か、

右の木(Bの木)か?問うていました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/04/post-a262.html

結論は出ました。ナンジャモンジャはBの木でした。

Bの木の変化を追ってみます。

P4110020 4月11日のBの木。

     

 

           

P4140059 4月14日のBの木。ついにつぼみらしきものを発見。P4140061

     

                                                

                  

P4160028 P41600294月16日のBの木。つぼみはどんどん大きくなってきました。

もうこの木がナンジャモンジャだと確信しました。

         

P41900224月19日のBの木。

     

 

        

P4230012 P42300134月23日のBの木。ついに木の上の方のつぼみが開花。

白い花が顔を出しました。

          

P4240042 P4240045 4月24日のBの木。雨の中、花の開花は促進されました。

「穀雨」(4月20日)という言葉が思い出されます。

もうBの木ではないですね。ナンジャモンジャです。

ナンジャモンジャの木が雪のような花を咲かせ、本領を発揮しつつあります。

しばらくこの木を観賞しようと思います。楽しみが増えました。 

      

2008年4月24日 (木)

「開花順 四季の野の花図鑑」/レンゲソウ畑を発見

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いがり まさし

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理科の授業で雑草にかかわることが多くなり、こんな本を買いました。

以前にも雑草に興味をもってせっせと調べたことがあります。再燃してきました。

数ある野草の本の中でこの本を選びました。

作者のいがりまさしさんが、1歳だけ自分より年上で、豊橋生まれであることを知って買う気になりました。

※いがりさんのHPもなかなか素晴らしい。

「植物図鑑 とれたてドットコム」http://www.plantsindex.com/

しばらくはこの本は携帯して、いつでも調べれるようにしたいです。

    

この本を買った4月23日。

広大なレンゲソウ畑を発見!しばしたたずんで見ていました。

P4230027_2 P4230029 さっそく買ったばかりの本でレンゲソウを調べました。

レンゲソウは「ゲンゲ」と呼ばれます。

レンゲソウ畑は、かつては「緑肥」として水田に種がまかれてつくられていました。今は化学肥料にとって代わられましたが、こうやってつくられているところもあるんですね。

肥料の窒素を土に提供します。

この後の、この場所の使われ方が気になります。

見事な水田になるのでしょうか。    

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