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2008年2月27日 (水)

「岳⑥」・・・登山者の無事だけを祈っている

岳 6 (6) (ビッグコミックス) 岳 6 (6) (ビッグコミックス)
石塚 真一

小学館 2008-01-30
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昨日、同僚の先生が貸してくれた漫画本。

いつの間にか6巻目。今回も期待通りの素晴らしい内容。

主人公の島崎三歩は、「こんな人間になりたい」という雰囲気があります。

  

ある青年が道に迷って遭難。

救助を要請して、三歩たち救助隊が探す。

捜索は夜に入り、ついに三歩はテントでシュラフにくるまっていた青年を発見する。

青年はたくさんの救助隊員に迎えられ、恐縮し、

「すみません!!もうしわけありませんでした!!」と土下座して彼らに謝ります。

しかし、三歩が言います。

三歩「所さん。良く頑張った。」

「イエ・・・全然・・・・頑張って何か・・・・」

三歩「テントをはった。体温を下げず、食事もちゃんと摂って、じっと待っていた。」

三歩「ここにいる全員、登山者の無事だけを祈っている。ケガ人や亡くなった人を見たいと思うヤツは一人もいない。」

三歩「所さんは、全員の期待に応えてくれたじゃんかあ!!」

   

いいこと言うよなあ。

大川入山で怖い体験をした後だけに、三歩さんの言葉がありがたかった。

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