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2007年10月

2007年10月31日 (水)

朝のニュースで「自転車図書館」を知る

今朝の朝のニュースで、「自転車図書館」というのを初めて知りました。

またまた愛知県の人でした。

土居一洋さんは、「百年の愚行」という本に出会い、環境問題について動かねばと思い立ちます。

やり始めたことがすごい。仕事をやめて、自転車で旅に出ます。

自転車に、水車!を取り付けて、その水車には貸し出す本が30冊以上。

(是非写真を・・・この方のサイトにありました。http://yusukeishida.jugem.jp/?day=20070407 水車が面白い)

その本を旅先でどんどん貸し出すのです。

本は環境関係の本。

貸出期間は無期限。また貸しを積極的に勧めています。

その本を読んだ人は、本に土居さんがかいた木の絵に、葉っぱを一枚ずつかいていくのが課題。

本代を稼ぐために、時々アルバイトをしながら旅を続けているそうです。

その旅も2年9か月。

いろいろな人がいます。行動している人は強し。土居さんのサイトは次のアドレス。

http://asobook.nomaki.jp/

「百年の愚行」も見てみたいです。注文しよっと。

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お年寄りとの交流・・・「がばい」「おばあちゃんの家」

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「がばい」は面白いマンガです。

島田洋七さんの話をもとに書かれたものです。

突然おばあさんのもとにあずけられた男の子と祖母との交流。

洋七さんはこのおばあさんからたくさんのことを学ぶことができたんだと思います。

ありがたいことに、11月23日の晩には映画「佐賀のがばいばあちゃん」のテレビ放映あり。

同じく突然祖母にあずけられた話で、

注目したい映画が今晩放映されます。

NHKの衛星第2で放映される映画「おばあちゃんの家」(2002年韓国)

お年寄りとの交流を道徳でやりたいと思っている時にタイムリーな映画です。

忙しいけど、見るぞう!

おばあちゃんの家 おばあちゃんの家
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自転車も肉ばなれ

28日の帰りに、久々に自転車の後輪のスポークが切断。

この自転車に乗るようになって2年余り。半年に1回くらいのペースで折れます。

自転車屋さんはそのたんびに、修理して慎重に調整してくれるのですが、

また折れてしまいました。

微妙にバランスが悪いのでしょう。

バキッと音がして折れました。

肉ばなれを連想してしまいました。

昨晩、重傷のタイヤを自転車屋に届けました。今、入院中です。

人間も自転車も肉ばなれ。

2007年10月30日 (火)

「漢字さがし」を始めようと思います

Pa290084 Pa290085 教室の写真です。昨晩、「漢字さがし」ように、漢字1字ずつの台紙を80枚掲示しました。

昨年度やった「漢字さがし」を今年度も挑戦したいと思います。

今日、次のような手紙を出す予定です。

    

1年2組 保護者の方へ
                                                              平成19年10月30日

 「漢字さがし」への御協力を

 今日は「秋晴れ」との朝の予報。1日はりきって頑張ろうと思わせてくれます。
  今回、「漢字さがし」を始めます。それに伴い、保護者の方にはお手数をおかけすると思います。なにとぞ御協力をよろしくお願いします。

○  漢字さがし
  2学期になって漢字の学習が始まりました。子どもたちは、初めての漢字に興味津津です。
 子どもたちの漢字への関心をさらに高めたいと思い、「漢字さがし」を行います。身近にある漢字をさがし、写真で撮影し、それを教室に掲示していきます。これによって次のことが期待できます。

 ・習った漢字これから習う漢字が実際に身近にあることを知り、生活の中にちゃんと  漢字があることに気づく。
 ・漢字のいろいろな読み、使われ方があることに気づく。
 ・これは1年生で習う漢字かどうか調べる時に、漢字の画数を意識するようになる。
  画数を意識することで、正しい漢字を書くことにもつながると考える。
  ・漢字学習の復習、予習になる。

○ 具体的な方法
  ・期間 2学期いっぱい
 ・方法 戸外の看板にある1年生の漢字を見つけ、カメラで撮影。サービス版程度の写真にしていただき届けていただく。あるいは、写真を次のメールアドレスのところへ送っていただく。写真には撮影した月日と撮影場所(市町村)を明記。
       (アドレス) 携帯電話で撮影した写真を転送していただいてもかまいません。
    届いた写真は教室に随時掲示していく。

○ 1年生で習う漢字 80字

 1かく 一
 2かく 九 七 十 人 二 入 八 力
 3かく 下 口 三 山 子 女 小 上 夕 千 川 大 土
 4かく 円 王 火 月 犬 五 手 水 中 天 日 文 木 六
 5かく 右 玉 左 四 出 正 生 石 田 白 本 目 立
 6かく 気 休 糸 字 耳 先 早 竹 虫 年 百 名 
 7かく 花 貝 見 車 赤 足 村 男 町
 8かく 雨 学 金 空 青 林
 9かく 音 草
10かく 校
12かく 森

○ 最初は「戸外の看板」という限定でスタートします。しだいに範囲を広げていきたいと考えています。偶然にも昨日、次のような日記が届きました。
 「きょう、くるまにのっていろんなかんばんをみました。川、大、出口、日、本。ならったかんじがたくさんありました。いろいろさがして、目がつかれました。」もう、やっている子がいました。

他の子に厳しく支配したがる子についての親野先生の答え

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親野 智可等

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教えていただく同業者(教師)はたくさんいますが、

(本を読んだり、2回講演を聞いただけではありますが、)

きっとタイプ的に同じだろうなと勝手に思っているのが親野智可等先生。

親野先生の新しい本が出たので、さっそく注文。昨日届きました。

きっと、教師としても小学生の親としても参考になると”信じています”。

    

ベネッセの「教えて!親野先生」というコーナーで、親野先生は保護者からの相談に答えています。

第86回は、言葉がきつく他人の行動に厳しい娘についての相談。

http://benesse.jp/blog/20071024/p2.html(すべて見るには会員登録の必要あり)

言葉がきつく、他の子に厳しく、さらに他の子を支配しようという態度をとる娘。相談した母親は、「私が何かにつけ自業自得と言ったり、悪いことは悪い!と決め付けて言ったりしてきたせいかな」と反省しています。

それに対して親野先生が答えていることが、特に参考になりました。

長いけど引用します。

      

      

「子どもに『それは自業自得でしょ』と言ってきた点を反省していらっしゃいます。

こういう反省はとても大事です。

反省を一歩進めて、『これからは、子どもに対してこういう言い方はもう決してしない』と一大決心をしてください。

もちろん、そう言いたい気持ちはよくわかります。

そして、確かにほとんどの場合は自業自得なのです。

でも、親がそれを言っても何一つ効果はありませんし、そればかりか、まったくの逆効果になることがほとんどなのです。

言われたほうは必ず『冷たいな』と思いますし、『わかってもらえないな』とも思います。

そして、『言っても無駄だ』『言うだけ損だ』という気持ちにもなります。

さらに、『親に受け入れられていないな』『愛されていないな』『私はいなくてもいいのかも』『自分で自分を守らなくては』というように進んでいくのです。

『そこまで?』と思うかもしれませんが、そこまでいくのです。

子ども自身も意識しないところで、だんだんそういう気持ちが芽生えていくのです。

『親に受け入れられていないな』『愛されていないな』『私はいなくてもいいのかも』という意識は、自分の存在に対する自信の欠如につながります。

『自分で自分を守らなくては』という意識は、親をはじめとした自分を取り巻く周囲への、基本的な信頼感の欠如につながります。

当然、親子の信頼関係にも深刻な影響を及ぼします。

また、こういう状態だと、学校で友達とちょっと肩がぶつかったりしてもけんか腰になります。

友達のちょっとしたからかいの言葉にキレてしまうということにもなります。

一種の被害妄想的な状態です。

自分の存在に対する自信があって、周囲への信頼感もある子は、いつも安らいでいて友達にも優しくなれます。

その反対の子は、そうはいきません。

いつも不安感があるので、友達を自分に引きつけようという気持ちがとても強くなります。

ちょっとでも自分がないがしろにされたり無視されたりしたと感じると、過度に反応してしまいます。

また、友達に対して、いつも自分のほうを見ていてもらいたい、自分を一番の友達と認めてほしいという気持ちも強くなります。

それが、結果的に友達の支配につながるのです。」

     

    

引用は以上です。自分を守りたいがゆえの、他人への攻撃性。そうだと思います。

親野先生は、それじゃあどうしたらいいかまで言及しています。よかったらこのサイトを見てみてください。

2007年10月28日 (日)

道の端にある不思議なもの

自転車通勤をしていると、道の端の方を走るためか、

自動車では目につきにくいものが、目に入ってきます。

その中には、いったいこれは何だ?と思えるものがあります。

その一つは、踏切の遮断機の棹の根元にぶらっと下がっている器具。

いったいこれは何だ?(その様子を映像で載せてみました。)

10月28日 踏切遮断機の不思議な器具

    

名古屋鉄道の踏切だけでなく、東海道本線、そして飯田線の踏切にもこの器具はありました。

踏切に止められると、私の目の前にはいつもこの器具がぶらっとしています。何だろうと思っていました。

何なのか、インターネットでいろいろ調べてみました。

「鉄道の部屋」というサイトにヒントがありました。

http://www.isok.jp/rail/system/rlcross.htm

「遮断機にはセンサが取り付けられていて,棹〈さお〉が正常に降りないときには異常信号を発生する。」とありました。

どうも、そのセンサーのようです。

試しに、ガムで貼り付けたら・・・・もちろん、そんなことはしません。

   

もう一つは、「止まれ」の交通標識の支柱についているもの。

写真を載せます。Pa140010 Pa140011

いったいこれは何だ?

これも何かのセンサーなのでしょうか。

こちらはまだ調べていません。暇みて、調べてみたいです。

雨あがりの虹、そして不気味な茜雲

Pa270085  Pa270086_2 27日の夕方、一日降っていた雨がやみました。西の空が明るくなり、日差しもさしてきました。

そして東の空に大きな虹。

     

しばらくして日が沈み、虹が消えましたが、西の空には夕日を浴びた雲。Pa270090

不気味な茜雲でした。

      

印象に残る夕方でした。

     

     

2007年10月26日 (金)

また愛知県に関係のある人・・阿部夏丸さん

教育評論家等の長田百合子さんが愛知県で活躍されていて、

小説家の酒見賢一さんも愛知大学出身で名古屋に勤めています。

最近、この人も愛知県に関係ある人なんだと知りました。

「オタマジャクシのうんどうかい」(講談社)の作者の阿部夏丸さんです。

1960年豊田市生まれ。「少年時代の愛読書は魚類図鑑だけで、学校から帰れば毎日魚採りばかりしていた。」とのこと。(こういう子、いるよなあ)

最初の作品「泣けない魚たち」は矢作川が舞台だそうです。

最近、阿部さんの本を2冊読みました。

講談社の「ザリガニさいばん」「ライギョのきゅうしょく」です。

少年時代に魚に夢中だった阿部さんらしい童話です。

特に「ライギョのきゅうしょく」はおすすめ。

ライギョとタナゴの子どもはともに1年生。仲良く小学校に入学します。

ライギョの教室では月火水金と時間割表は「きゅうしょくのたべかた」

タナゴの教室では月火水金と時間割表は「かくれんぼのやりかた」

ライギョとタナゴはともに喜びます。

そしてある日、ライギョは、タナゴを食べること。タナゴは、ライギョに食べられることを教わります。

ライギョとタナゴはともにショックを受けます。さてどうなる?

そんな話です。今日、時間があったら読み聞かせをしたいと思っています。

ライギョのきゅうしょく (どうわがいっぱい) ライギョのきゅうしょく (どうわがいっぱい)
阿部 夏丸

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間引きとぬき菜という言葉

4種類のカブのタネをまいたのは、10月4日。

そのうちの一つ「二十日大根」(カブ扱いしてます)は20日間ではできませんでした。

あと1週間ほどしたら、間引きをする予定です。

間引きした葉は「ぬき菜」「間引き菜」「おろぬき菜」と呼ばれるそうで、

それはそれでおいしく、重宝されるとのこと。

こんな名前で呼ばれていることも、今回初めて知りました。

畑で野菜を作っている人に与えられる特権みたいな食べ物だなあと思いました。

子どもたちに「間引き」「ぬき菜」といった言葉を教えつつ、一緒に味を楽しめれたらと思っています。

「間引き」という言葉も、子どもには縁が少ない言葉では。

   

2007年10月25日 (木)

週予定をめぐる2つの失敗

毎週木曜日の夕方は、次週の週予定をつくる仕事をしています。

今週の授業の進み具合から、来週はどのように進めるかを考え、作っていきます。

できあがったら、学年だよりの裏面に印刷します。ささやかに季節の話題を書きくわえます。

そして金曜日に子どもたちに配付します。

   

先週の金曜日は失敗しました。

子どもたちを帰した後に、週予定を配布し忘れたことに気がつきました。

教室の机の上に置いたままでした。失敗!これが今年度3回目の配布忘れ。(2学期初)

しかし、今の自分の調子の良さは、「どう切り抜けるか」を楽しんで考えれること。

まだ学校に残っている上学年の兄姉に依頼したり、

雨の中を自動車で走りまわり、家に届けました。

「そろそろ先生が来る頃だね」と子どもとうわさしていたとお母さんに言われたのが3軒。

3回目だと、行動が読まれてしまいます。

今回は1時間15分くらいで解決。次回は1時間で切り抜けよう!(それより失敗しないようにしよう)

恥ずかしい失敗ではあるけど、ミニ家庭訪問ができ、兄姉が快く届けるのを引き受けてくれたりして、後味のいい出来事でした。

   

この週案をめぐる失敗が昨日またひとつ露呈。

2時間目、国語だと思いこんでいたら、子どもたちが「先生、体育でしょ」と言ってきました。

時間割だと国語。何で体育?

子どもたちが言うには、週予定では体育になっていたとのこと。

あわてて週予定を見たところ、確かに体育!

それも内容にへんなことが書いてありました。

「ビールなげうんどう」

大笑い。ビールを投げてどうするんだよう。火炎瓶投げを体育で教えちゃったら大変です。

これはビールではなくボールです。そもそも体育ではなく国語。

「先生、ビール投げやろう」という声も。ああ、頭には子どもたちとビール投げをする姿を想像してしまいます。やらないよ。国語。

   

すったもんだの週予定。保護者のかた、ご迷惑、ご心配ををおかけしました。すみませんでした。

今日も木曜日。週予定をつくる日。

最近の写真

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