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2007年8月14日 (火)

駒大苫小牧VS広陵・・気になった苗字「櫟浦」「土生」

11日と12日の2晩、家内の在所で泊まり、ゆっくりしました。

いつも以上にテレビも見ます。11日の晩は高校野球テレビ観戦。

第4試合の駒大苫小牧と広陵の試合は、好ゲーム。

最後は駒大苫小牧がミスで失点をしてしまい、広陵の逆転勝ちでした。

大人になって、なかなか高校野球をじっくり見る機会は少ないけど、

こうやってじっくり見ると、一生懸命のプレーに引き込まれ、見てしまいます。

  

少し気になったのが、広島の広陵の1番打者「櫟浦(とちうら)」君、4番打者の「土生(はぶ)」君の苗字。

「櫟」を「とち」と読むの?「とち」の木と言えば「栃」が浮かびますが、「櫟」も「とち」と読むのかな?

漢字辞典で調べてみたところ、「櫟」は「くぬぎ」と読みます。

「櫟」で検索すると、櫟(くぬぎ)のついたホテル、工務店、美術館などが出てきます。しかし、「とち」はありません。(これらの人は、きっと「櫟浦」を「くぬぎうら」と読んでしまうのではないでしょうか)

「くぬぎ」なのに、「櫟浦」では、なぜ「とち」なのか?疑問に残りました。

   

「はぶ」を漢字で「土生」と書くのは初めて?見たと思います。羽生善治(羽生名人)でおなじみの「羽生」をよく目にします。

地名と苗字は密接なつながりがあります。地名用語語源辞典(東京堂出版)によると、「はぶ」の漢字表記は次のようなものあり。

「羽生」「土生」の他に、「羽布」「吐生」「波浮」「埴生」「波分」「垣生」「半分」がありました。本当にこんな地名あるのか調べてみたところ、「半分」以外はちゃんと検索でヒットしました。住んでいる愛知県には、「羽布ダム」があります。

先ほどの辞典によると、「はぶ」は崖のようになった場所につきやすい地名です。広く「はぶ」という地名は存在し、さまざまな漢字があてられ、そしてそれが苗字にもなっていったのではないでしょうか。

  

「櫟浦」も「土生」も、私にとってはおなじみではありませんでしたが、これから広陵が勝ち進んだり、2人の選手が活躍したりしたら、この苗字は私の中に定着していくと思います。2人がプロ野球で活躍したら、なおさらです。(可能性が無きにしも非ずの2人のようなので、楽しみ)

  

  

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